SSブログ

だって、パーツが多かったんだもん。【SE-CLX9/開梱編】 [購入日記]

えーと、今年と言いますか、ブログを初めてもう2年になろうかというこの師走前。

お前の耳は1組だけでしょ!!という声は|(-_-)|キコエナーイ振りをして、いざ。

今年、最後?のヘッドホン購入記の始まり始まり〜!!


で、一体何をまた買ったんだと思われるでしょう。
表題の通り、去る10月5日にプレスリリースが発表されました“Pioneer”製のカナル型ヘッドホン【SE-CLX9】であります。(^^)

ヘッドホンのパッケージにしてはやけに細長い筒状なのには理由があります。
何の変哲もない開け口から中身を引っ張り出していきましょう。
パッケージ裏面の上下二箇所に直径3cmほどのシールが貼ってありますが、決して剥がしませんように。
パッケージが崩壊してしまいます。
まっ、お捨てになる方は逆にそのシールを剥がしてくださいね。m(__)m

えーと、ごめんなさい、右側の写真、撮影の関係で上下が逆転してます。

その上で、これね、この細長いパッケージ全体が、保管庫になってまして、展示の為に上蓋(画面上の白っぽいパーツ)が一番下に隠されて入ってました。
判りづらいですよね。(*^^;)

では、判りやすくなるように取り出します。

なんだか、額に入ってるように見せたかったんでしょうね。
一番上に、緩衝材代わりに、ゴムウレタンの額が入ってます。

で、下から順番にパーツを並べると、アルミ製の上蓋、緩衝材(白)、保管庫本体、額縁状の緩衝材となってます。

で、このアルミの上蓋の中には、説明書とアンケートハガキが隠れてました。



アルミの上蓋には、今の“Pioneer”ロゴが植字されてます。
だいぶ見慣れてきましたが、相変わらず丸いロゴです。
昔の音叉マーク付きのイタリック調のロゴの方が堅いオーディオ屋さんっぽくて私は好きなんですけどね。

上蓋を被せると、ツートンケースの出来上がりです。
ちなみに黒いプラケースは、ハーフスモークになってました。
なにやら、パーツが隠れてますね、ドレドレ。

中から出てきたのは、左から、キャリングポーチと謎の部品(後述しますね)、延長ケーブルです。

これで、隠れていた部品は全部ですね。
では、本体各部を見ていきましょう。

まずは、プラグ部分なんですが・・・・これね、【MDR-EX700SL】とは言いませんがかなり高額の部類に入る製品なんですよね。

なのに、この一昔前の高級プラグの造りとそれに続くケーブルの質。
ややもすると、【MDR-EX90SL】他、我が家のHP達に負けてます、トホホ。

追い打ちをかけるように、謎なのがこの部分。

ここね、ネックチューン型をお使いの方なら、ご理解いただけると思うのですが、左右の分岐のブッシュの部分がね、何故か、金属製のロゴ入り遊環になってまして、動くんですよ。

ネックチューン型で初めて見ましたよ、こんなの。
左右均一型のY字分岐型なら判るんです、このパーツ。絡み防止のスライダーってありますから。

なんだか、この間、【MDR-EX700SL】のエントリーでも、書きましたが、ネックストラップ型ケーブルなのに、バランスド・アーマチュアユニット型で流行の耳たぶに引っかける方法を提示してみたり、今回のようにネックストラップ型ケーブルなのに、Y字分岐型ケーブルにのみ必要なスライダーをつけてみたりと。

モノの本質を危ぶむようなデザイン止めて欲しいですわ。
モノにとって意味のない装飾なぞ、その本質に自信のない三流がやればいい事で、少なくとも“SONY”や“Pionner”といった国産オーディオの雄がやることではないですので。

実際、このとってつけたスライダーが、危ないんですよね、金属製ゆえ無理に動かすとケーブルの被覆を削ってしまいそうで。
なので、これから購入される方は気をつけましょう。(^^)/

では、気を取り直して、と思ったら(-.-#)

えーと、本体なんですけど、この写真の金属加工(素材はアルミです)、“SONY”ファンなら、見覚えあるでしょう。

そう、ちょうど一年前の【MDR-EX85SL】に似てるんですよ、仕上げが。

この写真では判りにくいでしょうが、塗膜の表皮が剥げてます。
だから、写真では判らなくても肉眼ではまだらに見えてしまうんです。(T_T)
なので、贔屓目なしに【MDR-EX85SL】の方が仕上げが上です、この部分。

もし、貴方はハズレを引いたんですなどと“Pioneer”の担当者の方がおっしゃるのなら、もうね、月産500台でどういう管理してるのかと問いたいです。

これね、期待値が大きかったのと、その価格によると思います。
だって、かたや5000円、かたやその4倍ですからねぇ。

これから紹介するこの商品の肝の部分のせいで、各部の仕上げが疎かになってるのだとしたら、
嘆かわしいことです。
今からでも遅くない、ブラッシュUPしましょう!!!


いちおう、側面なんかは、幾重にも面取りと磨きがほどこされてそこそこの高級感はあるんですねぇ。
イヤーチップ(“Pionner”ではイヤホンチップ)と本体の間に、見慣れないシリコンパーツがあるでしょ、そこにLRの表記が入ってます、見づらいでしょうけど判りますか。


なので、イヤーチップ側から見ると、ほら、二重にシリコンパーツが折り重なる変わった形状になってます。

さて、ではここで、この商品の肝であるカスタムパーツを変えていきましょう。

一応、デフォルトでは、イヤーチップ(イヤホンチップ)とイヤーホルダー(このパーツが耳の耳甲介腔部でホールドする)がそれぞれMサイズとなってます。

で、イヤーチップを取り外すと、出てくるこの白いノズル部分、ここが実はチューニング出来るように左右各々、5種類付属しております。

なので、冒頭でも触れたように保管庫が細長く大きなものが付属してるわけです。

こんな風に

上の写真では、右用のものが写ってますので、要はこの倍のパーツが付属する訳です。

しかも、デフォルとは別にちゃんとデフォルトのサイズのものが何故か、別で付属してるので、デフォルトで大丈夫という方は、お得ですね。

では、イヤーホルダーを外していきます。

イヤーホルダーを外すとなにやら、白っぽいアルミのキャップのようなものが出てきました。
で、イヤーホルダーの本体との接合部分も、ただの円形ではなく、凸部があります。
(写真が暗くて見づらいですよねm(__)m)

で、そのアルミのキャップを反時計回りに廻すと緩みますので、外します。
なかなか、精度の良さそうなキャップです。
さすがに肝の部分のことはあります。

で、取り外したサウンドチューニング用のノズルをよーく見ると、本体との接合部分に凹部がありますね。丁度90度の位置に2箇所あります。

これが、左用だという証です、実は。
これは憶えておかないといざ、組み上げるときに左右のパーツを取り違えることになります。
そのまま、無理にアルミキャップを締め込むと本体破損に繋がるので要注意です。(^^)/

ほら、本体側にも呼応するように凸部がありますから。

では、同様に、今度は右側のパーツを変えるところを。

あれ、なんだかノズルが空色だよというそこの貴方、突っ込まないように(^^;)
撮影し忘れて、再撮したことは内緒です。
そんな事より、このイヤーチップ、“SONY”製のそれより、とても薄い素材なので、必ず、左の写真のように、スカートのようにしてから、外すことをお奨めします。
要は【MDR-EX700SL】のイヤーチップと同じ外し方ということです。


さーて、先程、左側は90度に凸部がありましたが、右は120度になってるのが判るでしょうか。
小さいパーツでも、こうやって区別つけてくれてるので、間違わなくて済みます。

しかし、この商品のレビューでやたら、このノズルを無くしそうだとか、組み立て辛いというプロの方のレビューを拝見しました・・・・その方達を悪く言うつもりはありませんが、全然楽勝で組み立て出来るんですけど、コレ(^^;;)

もしかすると折り紙や模型造りが出来ない人達だったのかなぁ・・・・・(爆)

で、完成の右側です。

にしても、左右の表記が総て、シリコン部分に刻印されてるので、判りづらいです。
出来れば、本体に判りやすく格好いいレーザー刻印でもしてくれたほうが更にいいのですがねぇ。

で、取りあえずの装着例です。

このイヤーホルダーって、ありといえばありの部品です。
欲を言えばここの形って人によって千差万別なので、もうすこし柔軟な形にするか、ここだけ、型どり式の受注方式ってのも面白い気がします。

さーて、後はさっきのポーチとかを紹介しますね。

謎のパーツとは、このクリーニングブラシでした。
これは、今までどのメーカーさんも付属してくれなかったのが不思議なくらいなパーツです。
だって、耳垢の掃除をしていても、使用後には、こびりつく時ありますからねぇ。
なので、とても有り難いパーツです。

それにこのポーチもいつも見慣れた“SONY”のポーチより表面がベルベットみたいで良いです。

その分、内側の素材は“SONY”のポーチの方が、目が細かくて良くみえますけどね(^^;)
悪くはないんですが、ちょい目が粗いなぁと。

でも、このストッパー付きのドローコードは是非、“SONY”も見習って欲しいですね。
あった方がいいですから、絶対!!

で、このヘッドホンの落ち着き先はというと今のところ

こうなりました。
ちなみに、バランスド・アーマチュアユニット型って私自身、初体験だったんですが、なかなか面白い事になってます。その辺りも踏まえて・・・・・・

次回は、今週末になるかもしれませんが、この商品の肝であるチューニングノズルの選択編をお伝えするつもりです。

出来れば、また家中の[ヘッドホン対決2007ヴァージョン]を年内に出来ればいいなぁって事で。

では。


nice!(15)  コメント(9)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 15

コメント 9

かつぽん

ここでShuffleですか(爆)
それにしても・・・一度どっかで音を聞いてみたいモンですな。
by かつぽん (2007-11-27 02:36) 

くまにぃ

こんばんは
本当に、細かい部品がいっぱいですぅ
by くまにぃ (2007-11-27 02:40) 

OceanSnow

はじめまして、Virgoさん。
いつも楽しみに読ませてもらっています。
イヤホンもこりだすとキリないけどおもろいですね~。
VirgoさんはMDR-EX700SLと比べてどちらが
好みの音が出ますか?
by OceanSnow (2007-11-28 22:41) 

Virgo

>かつぽんさん、どうもです。

>ここでShuffleですか(爆)

別に狙ってませんよ(^^;)
by Virgo (2007-11-29 00:40) 

Virgo

>くまにぃさん、どうもです。

もうね、小さいお子さんの前には決して出せないヘッドホンです(^^;)
by Virgo (2007-11-29 00:42) 

Virgo

>sonyandvaiofanさん、蔵三(ぞうさん)、kozyさん、マイミドリー!さん、コジコジさん、Drilliantさん、Kさん、ふろすさん、hidexさん、penguinさん、nice!ありがとうございます。
by Virgo (2007-11-29 00:43) 

Virgo

>OceanSnowさん、どうもです。

>VirgoさんはMDR-EX700SLと比べてどちらが
好みの音が出ますか?

また手持ちのヘッドホンかき集めて対決してみたいと思います。
結果はそちらに書きますね。(^^)
by Virgo (2007-11-29 00:46) 

spin

遅ばせながら…。

買われたのですねw
私はCLX7を購入します。ある方みたいに、両方購入は無理なので。。。
そして、、、私もShuffleで使用予定ですw
by spin (2007-12-01 02:38) 

Virgo

>spinさん、どうもです。

>私はCLX7を購入します。

おおぉお、デザインはCLX7の方がいいように思います。

チューニングがどのぐらいの案配なのか気になります。(^^)
by Virgo (2007-12-01 14:58) 

Facebook コメント

トラックバック 0