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こいつはBDレコーダーというよりホームレコーダーなんだなぁ。【DMR-BW800・外観編】 [Mono Fellows レビュー]

さて、この年末年始にビッグな貸し出しをモノフェローズとして“みんぽす”さん経由・“Panasonic”さんからして頂いておりました。

その第一弾と申しますか、メインデイッシュの“プロジェクター”編は、この間、2本に分けてお送りしましたよね。
こんな感じに・・・・

“年越し、初夢!実家に100inchがやってきた!!【TH-AE2000・開梱編】 ”
“年越し、初夢!実家に100inchがやってきた!!【TH-AE2000・映写編】”

で、今回は、サイドディッシュと呼ぶととても失礼なんですが、DVD・BD再生機としてお借りした【DMR-BW800】のお話しです。

さすがにあの6日間では、使い込む事も出来ず、実家から自宅に宅配をして1ヶ月ほど使用してのレポートです。

写真が自宅、実家が入り交じってます事はご容赦下さい。

では、時間を1ヶ月強巻き戻してスタートです。

年末押し迫って届いた箱を開梱すると中から出てきたのは

“Panasonic”と言いますか松下特有の半身がクッション材、半身がリップストップ系のナイロン材に包まれて“DIGA”が顔を出しました。

やや、オーディオアンプなんかと同じで発泡スチロールのがっしりとした緩衝材で固定されてます。

環境の事を考えるとNGなのかもしれませんが、個人的には安心できます。

深ーく考えると“SONY”のBDZ系はオールダンボールの緩衝材でしたが、もしかしてこの“DIGA”は筐体のねじれ強度がないので、発泡スチロールで固定したとも取れるんですよね。

ちなみにこの外箱は貸し出し品のため、量産のそれとは違うことをご承知おき下さいね。
なので、説明書の類が入ってる体裁も若干違うはずですので、割愛します。

で、附属品なんですが、あっさりとしてますねぇ。

上から、同軸のアンテナケーブル、おそらくテレビとの接続用のRCAピンの映像・音声コード、そして電源コードです。

この附属品で特筆すべきは、電源コードの先が曲がらないようにこんなナイロン66?製のキャップがはめてあることと、アンテナケーブルに妙な折り癖をつけないように、ビニールの結束バンドを2本使いしてます。

こういう処理をするメーカーがコストダウンの名目で減りましたが、10数年ぶりに松下のデッキをみてまだそのやり方を放棄してないのは、偉いですね。

さーて、さっきの特殊ビニール袋からそーーっと取り出しますよ。

えいっ!!(OO)

なんてこったい!!!

これ、我が家にある【BDZ-X90】より、酷いです。

だって、両者とも、市場価格、約200,000円もするものですよ。
しかも、振動を嫌うHDDともっとも高価なBDドライブを実装してる筐体とは思えませんわ。

赤丸の4箇所のなんだか安っぽいゴムだけで、この筐体を支えてるんですもん。

確かに約5.1kgとかなり軽量な部類のレコーダーだとは思うんですが・・・
しかも、この上の【DMR-BW900】もきっと同じでしょうね。重さが100gしか違いませんからね。

後、なぜか評判の悪いファン(青く囲った処)ですが、私的には、特にそうは思わなかったりするんです。
だって、このモデルの奥行き332mmですよ。ファン部を入れてね。ファン部はたかだか20mmです。

普通のラックには充分入りますし、出っ張ったファンだと、その埃のまとわりつきが、そのファン部だけに集中するので、有り難かったりします。
端子部にまとわりつかれると掃除が大変なもので。(^^;;)

もうね、ビデオデッキやLDプレーヤーの時代から知ってると、この程度のファンや電源部のための出っ張りは、もう慣れっこなんですよ。

昔のSONY製のEDβや松下のS_VHS機なんて、もう勘弁して欲しいくらいに出っ張ってましたから。

この程度なら可愛いもんです、それより、もうこの貧弱な脚周りをどうにかして欲しいもんです。って思って側面をみたら

この側面の大きなビスが左右に2本ずつ、計4本で、このボディを固定してるようです。
ここもかなり巷では言われてますが、ただ巷で言われてるような理由ではなく、どうにかして欲しいと感じた部分です。

私はビスは出てても構いません。それで的確に強度を保てるのであれば。
だって、ほとんどのオーディオ機器で側板にビスが出てない機体の方が珍しいんですから。

ただビスを出す、出さないは、その時の設計により左右されるものですから、いいんです。
問題は選んだ方法でちゃんとボディの強度を保ってくれてさえいれば。

この【DIGA】シリーズ、薄さを追求する余り、強度がないので、天板の上にモノを置かない方がいいです。

説明書にも、重いものを置かないでくださいと有りますし。

今回、実家では“プロジェクター”との接続だったので、上には載せませんでした。
でも、自宅では、有機ELテレビ【XEL-1】と接続しないと折角のHDMI接続が試せないので、やむなく上に有機ELテレビ【XEL-1】を載せたのですが、【XEL-1】の電源を押す度に天板がフニャフニャしてしまいました。(^^;)
たった2kgのものを支えられないなんて。

おかげで、1枚、補強の板を噛まして圧力を分散させてなんとか凌ぐことにしました。

まっ、きっとこういう強度だからこそ、脚もあーゆう高さのないゴムにしてあるのかもしれません。
そういう意味では、考え抜かれた結果なんでしょう。

そして、鎬に鎬を削って得たのが、この薄さなんですから、ね。

高さ59mmは伊達じゃあないという事です。

世間一般、こういう機器が厚くて黒々しいとそれだけで、女性陣からは、なんでそんなにごついのと言われる事を考えれば、受け入れやすい薄さは実現したんでしょう。

ただ、この薄さなら、ボディバリエーションとして白や赤なんて方が受けが良かったように思われます。

その方が、日本語表記とマッチしそうです。(^^)b

では、次に接続端子群が待ちかまえる裏面を見ていきます。

やはり中堅機ですね。
ちゃんと同軸のデジタルオーディオ出力も装備されてますし、各RCAピンやD端子なんかも金メッキされてます。
ただ、面白いのは、“SONY”や“東芝”と違って、コンポーネント端子がありません。
世界的にはD端子こそが日本ローカルなのであって、海外流通させた場合はまだまだコンポーネント端子が必要なような気もするのですが、ここにも薄さ59mmにかける情熱が、搭載を見送らせたんでしょうね。

ただね、これは総てのメーカーに言えるのですが、せっかくHDMIを規格したのであれば、この価格帯を購入する層を鑑みても、要らないんじゃないですか?
S端子やRCAの映像端子なんて、ましてやアナログのチューナー部なんて。
HDMIとコンポーネントとD端子、後、デジタルの同軸・光を1系統ずつ用意して貰えれば、後、繋ぎませんよ。

これを買う層が、必要な端子とは到底思えません。
実際、埃カバーつけてますから、我が家のデジタルレコーダー群は。

その分、値段がこなれてくれた方が良いと思います。

まっ、その説明をちゃんと出来る販売店がないから、誰に向かって売ってもいい八方美人なモデルになるんですよね。

最後に製品の顔である面構えを拝見しましょう。

なんか、最近はどうしてもこのアクリルパネル仕様から逃れられないようですね。
ちょっと前のミラーアクリルよりはいいんですが。(爆)


ここで、もうどうしても馴染めないことがあります。
左側に電源ボタンがあるのは、普通ですが、何故、ディスクトレイの開閉ボタンが、ディスクトレイと遠く離れた位置に配置されてるのか?

これ、実際、父がまごつきました。
“どこを押せば、ディスクの交換が出来るのか。”と

私がリモコンを使って、ディスクの入れ替えをしたところしか見てなくて、本体のどのボタンで開閉するのか、ピンと来なかったようです。

右端の“開閉”ボタンは、この操作系の扉の開閉だと思って触らなかったんです。 
まっ普通の機体は、ディスクトレイ周辺もしくは、トレイ自体にボタンつけてますからねぇ。(爆) 

恐らくその元凶となってるのが、この天板とフェイス面との境に鎮座してるSDHCインジケーターのせいでしょう。

そもそも、【Blu-ray DIGA】なのに、どうしてこうも“SDHC”に拘るのかと。

もうね、この真ん中についてるインジケーター、“SONY”と同じで“Blu-ray”インジケータかと思いきや、SDHC用なんですもんね。(OO)です。

その割に、このインジケーターと、SDスロットの位置がずれてます(爆)
普通、インジケーターと揃えますよね。i-Linkの位置と交換しても問題なさそうなんですが・・・

なんかSDの呪縛に囚われすぎてる“松下”とメモステに対して醒めてる“SONY”の対極を見た思いです。

余談ですが、【TH-AE2000】プロジェクターと接続した際、【TH-AE2000】【Blu-ray DIGA】を地続きの二部屋に置かざるを得なかったんです。
電源の取り回し上。

当然、光の漏れを防ぐ為に襖を閉めます。
そうすると伝送自体はHDMIケーブルが一手に担ってくれるんですが、なんと【TH-AE2000】プロジェクターは“VIERAリンク”じゃないために、【Blu-ray DIGA】を全くコントロール出来なかったんです。

なので、操作する度に、襖を開けてリモコンを使うというずっこけた使い方になってしまいました。

まっ、リンク系、決して万能ではないというオチでした。

さぁーー、このレビュー、後編はここまで辛口に言っておいて、実際1ヶ月経つとどう変わるかのお話しです。

ではでは。


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コメント 13

かつぽん

o(^o^)oワクワク


・・・いや、悪い意味で(爆)
by かつぽん (2008-02-11 19:31) 

Virgo

>納豆(710)な奇人さん、初めまして。

nice!ありがとうございました。
by Virgo (2008-02-11 20:06) 

Virgo

>くまにぃさん、nice!ありがとうございます。
by Virgo (2008-02-11 20:06) 

Virgo

>かつぽんさん、どうもです。

>o(^o^)oワクワク


・・・いや、悪い意味で(爆)

いや、そこまではならないと思いますよ(爆)
by Virgo (2008-02-11 20:07) 

蔵三

o(^o^)oワクワク
by 蔵三 (2008-02-11 21:03) 

Virgo

>蔵三(ぞうさん)、どうもです。

>o(^o^)oワクワク

えっ、何に期待・し・て・る・ん・で・す・か!(^^;)
by Virgo (2008-02-14 01:06) 

Virgo

>店員佐藤さん、ガッツさん、Kさん、Succhiさん、Drilliantさん、beaverさん、nice!ありがとうございます。
by Virgo (2008-02-14 01:07) 

kozy

みなさん、どれだけ借りてるんでしょうか...びっくりします(笑)
by kozy (2008-02-14 15:08) 

Virgo

>hidexさん、nice!ありがとうございます。
by Virgo (2008-02-14 21:18) 

Virgo

>kozyさん、どうもです。

>みなさん、どれだけ借りてるんでしょうか...びっくりします(笑)

私のは、プロジェクターの余波なので、あまり気にしないで下さい (^^;;;
by Virgo (2008-02-14 21:19) 

足が「安っぽいゴム」ってのは私もよく感じますね~。
高価な製品なら、なおさらそこら辺も気を使ってほしいですね。
電源コードのキャップは良いですね。
by (2008-02-15 09:03) 

Virgo

>Mitsurugiさん、どうもです。

>足が「安っぽいゴム」ってのは私もよく感じますね~。
高価な製品なら、なおさらそこら辺も気を使ってほしいですね。

もうちょっと、いい脚にしてくれないと。

何年もしないうちに、接着剤が剥がれそうに見えます。(^^;)
by Virgo (2008-02-15 22:58) 

Virgo

>ふろすさん、たっくんさん、nice!ありがとうございます。
by Virgo (2008-03-04 16:13) 

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