こいつはBDレコーダーというよりホームレコーダーなんだなぁ。【DMR-BW800・その立ち位置の検証とまとめ編】 [Mono Fellows レビュー]
“こいつはBDレコーダーというよりホームレコーダーなんだなぁ。【DMR-BW800・外観編】 ”
“こいつはBDレコーダーというよりホームレコーダーなんだなぁ。【DMR-BW800・リモコンとそのレコーダーとしての立ち位置編】 ”
とすでに2回お送りしてる“みんぽす”・モノフェローズレビュー【DMR-BW800】編もこれが最終回になるはずでした。
なぜ、“最終回になるはず”になってしまったかは、最後に判ります。m(__)m前回、【DMR-BW800】が含まれる“Blu-ray DIGA”シリーズは、あまりディスクに残さない層に対してアピールするモデルなんじゃないかと結論づけたその理由に迫っていくことになります。
まずは、2回目のレビューを書いたその日に、なんとダブルチューナーじゃない【DMR-BR500】とブルーレイ非搭載ながらAVCRECに対応した【DMR-XW】シリーズが発表になってるじゃないですか(OO)
やっぱ、方向性を見定めたようですね、“Panasonic”は。
ただ、既存の【DMR-BW】シリーズも、値段をもっと下げてアピールして欲しいですよね。
まだまだ、高いですもん。
【DMR-BW900】は別格扱いにしてもね。
さぁ、前置きが長くなってしまいました。
この1ヶ月で使っていての雑感などをbad/goodという風にアイコンをつけてTips風に纏めていきたいと思います。
bad.01リモコン、感度が変だねぇ
まずは、この1ヶ月どこに置いて視聴していたかと申しますと、こんな感じに普段、仕事に食事に撮影にと大活躍の我が家のテーブルの隅、1/6ほどを占拠してました。
まっ、上に色んなモノが乗ってるのは、目をどうか瞑ってくださいね。(^^;)
さあぁ、どんな環境だったかなんとなく雑然とした写真でご理解いただけたんじゃないかと思います。
ここでリモコンの登場です。なんだかとても感度が変なんです、付属のリモコン。
どう変かというと左の写真の位置だと、全くどのボタンを押しても無反応です。
でも、右の写真の位置まで赤外線受光部よりにリモコンを置くと反応開始です。
今回、お借りしてる事もあってこの“Blu-ray DIGA”と正対して使える位置に置いてこの始末では、本設置した場合、とてもじゃないですが手首に負担がきそうです。
一瞬で済むことが、倍の時間、このリモコンを握りしめてなければいけなさそうですから(^^;)
ちなみに既に1ヶ月も前にakoustamさんもこちらで言及なさってますが
こんなに赤外線発光部がありながら・・・ちょっと感度が悪すぎますね。
こんなリモコンなので、チャプター編集なんかにより向くはずもないという訳です。
bad.02 いくらなんでも眩しすぎる
そうなんです、この〈録画してますよーー〉ってインジケーター、これでもかっていうぐらい明るいのです。
写真でこの感じ、現実に目の前にいられたら(-.-#)です。
しかも、その明るさのままで
録画開始1,2分前から、こんな点滅を繰り返して録画開始と同時に煌煌と光るので、有機ELテレビに集中できない事,出来ないこと。
折角、“SONY”と違って、ダブル録画中でも“Blu-rayソフト”や“DVD”ソフトが再生出来るのに、もったいない(^^;)
ちなみに、我が家ではテレビに対して総ての機器が左側面に集中させてるので、もし本設置してたら気にならなかったので、デメリットと言ってもテレビの下に置く方々にとってという意味合いが強いです、あしからず。
こういうところもやはり我々映像・編集大好き人間用ではなく、あくまで誤動作や今このブラックボックス的なレコーダーが何を行ってるか把握しかねる層に対しての配慮の範疇なのかもしれません。
さて、ここらで攻守交代で“good”なところもあるよって事のご紹介です。
maybe good.01 この予約・再生ナビでもいいかなぁ
※この件は
goodTipsにいれたんですが、もし全国をまたにかけて引っ越しをされる方は要注意事項があります。
この機体には女性の声でナビゲートしてくれるリモコンの操作一覧ボタンから入るメニューがあります。
このガイダンスや初めて買った時に画面に登場する初期設定で設定するには何の問題もありません。
ただし、お引っ越しして視聴地域が変わった場合は全部、手動で行う必要がありました。
今回、実家の四国から東京への疑似引っ越し体験をしたこの“Blu-ray DIGA”ですが、見事にどつぼに填って面倒でした、設定のやり直しが。
この辺りは、もう少し他のメーカーのそれを見習って欲しいです。
例えば、コンセントからの電源供給が一定時間なければ、再度コンセント投入時に、ユーザにガイダンスを促すとか、映像・編集大好き人間用のアドバンス設定ガイダンスとかつけてくれるともっと魅力的な機体に生まれ変わりそうです。
(そぅデフォルトで殆どのデジタル音声出力関係の設定がoffなのはどうなのかと(-.-#))
だって、MACLORD時代はかなりそういう面、良くできてましたよ。
maybe good.01-01 この予約ナビでもいいかなぁ
で、その設定を四国から東京に変更したばかりの画面が上の写真です。
まだ、EPGを取得出来ないchに合わせてリモコンの〈決定〉を押せばEPGを受信してくれるのですが、これが恐らく最高に速いです。
意外と繋いで電源を入れたばかりだと、うまく取り込めない機体の方が多い中にあってこれは有り難いです。
そして、番組を選んで、やはりリモコンの〈決定〉を押すと上の画面になるのですが、普通の人にとっては、この“予約ナビ”は意外とバランスがいいと思います。
おまかせ機能だと毎週予約って概念ではなくて、番組名で追っかけてくれたりするのが便利な訳ですが、それがとっつきにくくて、今までのビデオ感覚の予約をするんだけど、裏ではそういう機能が走ってくれてるってことの方が、機械オンチの方のはいいんだと思います。
この“Blu-ray DIGA”も録画モードは、最初に設定したモードを基本的にずっと引き継いでいこうとしますが、この画面からなら変更も比較的容易に自力で行えるでしょう。
こんな風に
ねっ、録画モード変更されてるでしょ。
ちなみに録画モードはこんなにあります。
出来れば、赤枠で囲った部分に、消費容量を表示してくれると有り難いけど、普通の人は要らないのかなぁ。
まっ、頂けないのは、このジャンルごとに表示を暗転させる機能かなぁ。
ちょっとおふざけで深夜枠でアニメを選択させたら見事に全滅に近い反応が・・・・(^^;)
maybe good.01-02 この再生ナビでもいいかなぁ
そして予約だけして2週間ほどほったらかすとこんなに番組が貯まってました。
この“再生ナビ”、他と圧倒的に違うのは、画面左上の赤枠の中に、選択してるコンテンツの音声付き動画で再生してくれるんですよ。
こんな風に
そして、この貯まったコンテンツに対しての操作は、黄色の帯で選択したら、後は
“サブメニュー”ボタンを押すだけ
そうするとこんな“ポップアップメニュー”が開くので後はお好きにどうぞ。
ちなみに毎週予約をしてくれた番組は勝手に〈まとめ表示〉としてフォルダを作ってまとめてくれてます。
最初、この各コンテンツの左にでてる〈まとめ〉アイコンの意味を理解するのに躊躇しましたけどね。(^^;;)
更に便利なのが、この〈まとめ〉フォルダごと一発消去出来るんですよ。
こういうHDDレコーダー系は、ちまちま消すより、たまにまとめて消す方がいいとされてますので、便利ですよ、これは。
しかもこんな風に高速で
maybe good.01-03 録画の停止がビデオちっく
さて、先程からずーーと似たような画面で、退屈ですよねぇ。
もう暫くこんな感じです、どうかご容赦を。
この画面の一番下の番組が今、録画してるモノなので赤い●で表示されてると思います。
この番組、録画したいものと違うから、録画中止したいって時に、昔ながらのビデオなら停止ボタンを押せば簡単に止められましたよね。
ところが昨今のHDDレコーダーには、実は従来の録画にあたる概念がありませんので、録画中にメイン電源を落としても裏では、録画を実行してたりダビングしてる機体の方が大勢を占めてます。
なので、うっかり間違ったという番組を消したい時は、非常に面倒なステップを踏まないと消せないようになってます。
でも、やっぱりビデオっぽく録画を中止したいって時がありますよね。
そんなとき、この“Blu-ray DIGA”なら、該当の番組を選んでリモコンの“停止”ボタンを押すと、上のメッセージが出るので、簡単に録画停止出来ます。
しかも、動きが俊敏です。
待たされません。(^^)b
ちなみに予約した番組の閲覧も同じ画面から潜れます。
まっ、こっちは昔ながら過ぎてどうかと思いますがね(^^;;)
先程のコンテンツはまとめて消した方がHDDには優しいってお話しをしましたが、
“Blu-ray DIGA”がまとめてくれるのは、あくまで予約に従った番組ごとになります。
なので、違う番組をまとめて消去する際は、こうやって、番組を選択したらリモコンの“ポーズ”ボタンで選択していくことになります。
一番左に黄色のチェックマークが入るので分かり易いです。
maybe good.02 録画しててもなんでも出来るね
ご覧のように、二番組録画中でも、再生も“トリックプレイ”も可能です。
この場合の“トリックプレイ”とは音声付き倍速再生の事です。
この“トリックプレイ”がねぇ、“SONY”は出来ないんですよ、録画中は。
ちなみに、“Blu-ray DIGA”は再生から“サーチ/スロー”を一回押しでも、再生ボタンの長押しでも、“音声付き倍速再生”になりますが、画面表示上は、違います。
再生アイコンと1.3倍速と出ているのが、本当の“音声付き倍速再生”です。
再生ボタン長押しでそのモードに移行します。
このモードになると、チャプタースキップしても30秒スキップしても、解除される事はありません。
でも、さすがに出来ないのは2番組録画中の3番組目の視聴。バキッ!!☆/(x_x)
ダブルチューナー搭載してても、1番組目を録画してると1番組目の追っかけ再生かHDD に貯まったコンテンツの再生しか出来ない“SONY”を使ってるが故の悪戯です。平にご容赦をm(__)m
だって、このようにこの“Blu-ray DIGA”だと本当に2番組録画中に、この快適な“トリックプレイ”が出来てるんですから。
とまぁ、1ヶ月使ってみて、こんな感じの感想なんですが、いかがだったでしょうか?
えっ、なんかあっさりし過ぎてないかって?
実は、So-netブロガーにとっては、悪夢の3日間を挟んで、下書きをしたこのエントリー、実はまだ1エピソードほど残ってるんです。
ただ、ここまでと同等の写真量がありますので1エントリーで纏めるのも忍びないと判断しました。
なので、ここは泣きの1回と参ります。
to be Continued(^^)/
おじゃまします
いやあ、読み応えがありました^^v。こういうハードディスクレコーダーもそろそろ欲しいな、と思っているので参考になります。次が楽しみです^^/。
by K (2008-03-01 16:08)
録画ランプの妙な派手さは気になりますね。
なにかトラブルが出てるような点滅具合で…(^_^;)
by はまちゃん (2008-03-01 19:50)
レコーダーの上にキンゲのリボルテックを発見!!
いいですよねキングゲイナーヽ( ´ー`)ノ
記事とは関係ないコメントです(爆
by en (2008-03-01 21:56)
>Kさん、どうもです。
>こういうハードディスクレコーダーもそろそろ欲しいな、と思っているので参考になります。
いやぁ、そう言って頂けると、とても書いていた時の苦労が報われます。
有り難いことです。
次回でDIGAは終わりですけどよろしくお願いいたします。
by Virgo (2008-03-04 02:49)
>oyazzyさん、nice!ありがとうございます。
by Virgo (2008-03-04 02:49)
>はまちゃんさん、どうもでです。
>録画ランプの妙な派手さは気になりますね。
なにかトラブルが出てるような点滅具合で…(^_^;)
いや、まさにその通りで、初めて見た時は何が起きたかかと・・・(^^;;;
by Virgo (2008-03-04 02:50)
>店員佐藤さん、nice!ありがとうございます。
by Virgo (2008-03-04 02:51)
>enさん、どうもです。
>レコーダーの上にキンゲのリボルテックを発見!!
いいですよねキングゲイナーヽ( ´ー`)ノ
はい、DVDも全部持ってます。(^o^)
やっと反応してくれる人が現れました(^^;;)
by Virgo (2008-03-04 02:53)
>蔵三(ぞうさん)、くまにぃさん、ガッツさん、hidexさん、sonyandvaiofanさん、Drilliantさん、nice!ありがとうございます。
by Virgo (2008-03-04 02:54)
>hidexさん、sonyandvaiofanさん,Drilliantさん、ふろすさん、たっくんさん、かつぽんさん、nice!ありがとうございます。
by Virgo (2008-03-04 22:08)
TVとブルーレイレコーダーにそれぞれアンテナケーブルを直刺ししてるので、2番組同時録画してようと、TVのほうでチャンネルは変えられるので、このような問題は起きませんね。
と、ちょっとソニーのフォローを(笑)
by kozy (2008-03-06 11:34)
>kozyさん,どうもです。
SONYに限らず、TVがデジタルチューナーを装備してれば、問題ないのでしょうが、心情的にやはり・・・・・
ダブルチューナー積んでるのに、1が録画に入ると、2でTVも見られないってのは、ちょっと排他的すぎるとは思います。(^^;)
まさに、もったいない。
by Virgo (2008-03-10 23:56)