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繊細で地味な事を大胆に!!・・・副題『子は鎹カメラ』登場・・【CASIO・EX-Z400セミナー編】 [Mono Fellows レビュー]

えーと、もう去年の12月10日にエントリーしてから、3ヶ月と11日も、エントリーがなかったんです。(^_^;;

えっ?唐突に何の事かって?

「モノフェローズ」としてのエントリーですよ、旦那(^_^;;;;
なので、元々大した事も書けてないのに、「モノフェローズ」を名乗るのも烏滸がましい私目ですが、また暫くお付き合い下さいませ。m(__)m
 
さて、本日のお題は、“CASIO”が誇る〈EXILIM〉の中核Zシリーズ最上位機種【EX-Z400】のお話しです。本来Zシリーズって、一番上に位置していたのに最近ではすっかり〈HIGH SPEED EXILIM〉なる後輩に後塵を拝す形になって陰が薄くなってましたよね。
 
実際、去年、自分も・・・
時代に逆行する大艦巨砲主義?!〈みんぽすレビュー〉【EX-F1開梱・外観編】 
 
意外と使えるもんですねぇ。解答編・・・(^^ゞ【EX-F1メニュー・作例編】
   
やっぱ、能動的セミナーはいいですね。【CASIO・EX-FH20セミナー/本体編】 
 
とレビューしたのは、〈HIGH SPEED EXILIM〉というカテゴリーを形作るのに、尽力した1号機、2号機ですものねぇ。
さて、そんな押され気味のZシリーズが蘇る秘策ってなんなんでしょうね、o(^-^)o
セミナー楽しみだ。
 
 
 
でも、その前に、いつもの決め台詞を。(^_^)/

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みんぽす
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えーーと、私みたいな締め切り破りのとんでもさんのレビューじゃなくて、既にコチラに優秀な「モノフェローズ」軍団の皆様のエントリーがずずずーーーいと紹介されてます。
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こちらで堪能頂けるはずですので、よろしくお願い申し上げます。
 
 
さてさて、時は遡る事2週間ほど前の土曜日。

初台の“CASIO”さんの本社まで伺うと、定刻通りなのに、参加者ほぼ全員集合という優秀さ。
ほぼどんべの私は、もう恐縮するやら何やら・・・(*^^*)
だ・か・ら。
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入館手続きを済ませてセミナー会場に通されると、セミナーに臨む準備を完了する前には、セミナーが始まっちゃいました。(爆)
まぁ、始まったと言っても、セミナーの注意事項確認と、恒例の主催者側・参加者側の自己紹介という禊ぎがまずありますから、慌てる必要はなかったんですけど、あの日は寝不足で頭がシャッキリしてませんでしたから。
こんな写真しか撮れなかったんですねぇ、冒頭は。
 
 
EX_Z400_seminar_002.jpg まずは今回、このZ400の復権の鍵を握る機能を説明して下さる今村さんの登壇です。
 
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毎度の事ながら、講師の方ご自身の略歴説明があり。
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“CASIO”に入社するともっとも刻みつけられるという理念。『創造と貢献』の登場。
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そして、“CASIO”のデジカメの歴史、そしていつ(2002年)から〈EXILIM〉というブランドに変遷し、今回〈EXILIM〉と〈HIGH SPEED EXILIM〉というブランドに株別れした事が語られました。
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これって、確か【EX-FH20セミナー】の時に、ご期待下さいっておっしゃってた事のひとつですよね。 あれから、半年でもう世に出てきてしまったんだ。
いやはや、すごいなぁ。
でも、噛み砕いてよーく聞いてるとデジカメ1号機【QV-10】の頃からつたないながらも実現出来ていたコミュニケーションツールとしての性能を今の時代にブラッシュアップしたのが【EX-Z400】のコンセプトって事のようですね。
じゃあ、そのブラッシュアップに欠かせないモノって?

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それこそが、今回のセミナーのキモ、〈Dynamic Photo〉って事なんですね。
伺いましょう♪伺いましょう♪
 
まずは、機能説明から。
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要はね、本来ならSF映画のmaking映像なんかでよく目にする“blueback”合成。
その特殊なフィールドなしで静止画、動画問わずに、被写体を切り抜けるって事なんです。
おいおい、ありえないだろう、それ(笑)
後述しますが、背景がなんでもいいって訳ではないのはご理解下さい。
 
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とは言っても、最初からこの合成写真を作れたのかというと、御覧のように、ひどい有様です。
“Photoshop”などのレタッチソフトを使ってる方なら、自動で被写体を切り抜いたり、色域指定が簡単に出来てる訳ではないので、お判り頂けるかと。
 
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まして、動画となると、本当ならグラススキーをしてるヒトだけを切り出したかったのに、その他動いてるモブまで、切り抜いてますよね。
当たり前です。
いくら被写体がいる絵と被写体がいない絵を同アングルで二重撮影したとしても、そう簡単に差分演算で抜き出すなん芸当、出来る訳がありません。
映画やアニメをかじってれば・・・・凄い事にチャレンジしてるなぁと驚くやら呆れるやら。(^_^;;
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まぁ、ほとんど物理学の世界ですよね、こうなると。
言うなれば、大ヒットしたドラマ・映画「ガリレオ」の世界です。
だって、実験を繰り返し、条件を都度都度変えるという地道な作業は、もう結論が導き出されるまで試行錯誤の連続なんですから。
なんだか、「水戸黄門の」主題歌を頭の中で歌ってたのは私だけかなぁ。(笑)
 
EX_Z400_seminar_020.jpgEX_Z400_seminar_021.jpg
 
そして、背景がなんでもいいって訳ではないという証拠写真がこちらなんだろうなと思います。
要は被写体の中の色目と背景の色目が比較的合致してる部分があると、差分で持って行かれて幽霊のような被写体が切り出される事になる訳です。
そして、影が出ると今度はそれが被写体にひっついてきてしまうと。
なので、うまく被写体を撮影するコツは、影が出ないようする事と、被写体と背景に差があり、出来れば平坦な背景の方が成功する確率があがるって事ですね。
 
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で、ようやく革新的なプログラムが完成して上の写真のような合成が出来るようになったって事らしいです。
 
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さてさて、ここまでだと、折角の努力も確かに変わった動画の撮れるカメラでおしまいな気もするのですよ。だって、その場にいるヒトにしか完成した動画は見せられない訳でから。(^_^;;;

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でも、今のネットワーク社会、ガラパゴスながらも普及率の高い携帯やPCなどなど、使わない手はないと編み出されたがこちら。
〈DynamicStudio〉なるサービス。
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出来上がったおもしろ映像(実際にはぱらぱら漫画のような一コマ、一コマの集合体)をこのサイトを通じてアップロードさえすれば、後は、相手の環境に応じてフォーマット変換をしてくれるこのサービス。
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相当根気がいりますが、パラパラ漫画を撮影してこのサイト上でつなぎ合わせて貰って、知り合いに公開する事だって、自分のブログに面白動画をアップしたりも簡単に出来ます。
 
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タッチスクリーンパネルで撮った写真に文字や絵を描き込んで楽しむというデジカメなんてのはそれこそ、ポラロイドカメラで流行ったあの芸当から一歩も進んでなかった訳ですけど、この切り抜かれた動画と背景をそれぞれストックして思いつきで合成するという発想。
撮った写真の後を考えられる能動的なカメラなんだとつくづく感じました。
 
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ただ、やはり私のような独身者より、小さなお子さんを持つ親御さん向きなんでしょう。
実際、それを裏付けるこんなエピソードがあったそうです。
 
ある量販店で、このカメラの〈Dynamic Photo〉機能を説明してあるご婦人に奨めたところ、気に入って買っていったそうなんです。
ところが、翌日、旦那さんを伴って再度ご来店。
 
まぁ、普通はクレームのシチューションです、この状況。
その店員さん、身構えて応対すると、実は・・・・
前日、帰宅した旦那さんにこのカメラを買ったよと報告をしていて、試しに撮った我が子がお茶碗の中にしゃがみ込む動画を見せていたところ。
お子さんも見たがるので見せると、考えこんだ末、入る筈もないお茶碗の中に必至に入ろうという仕草をしたんだとか。
それを見たご夫婦は、大爆笑となり、久しぶりに和んだと。
で、少しぎくしゃくしていた夫婦間も良くなったと。
で、そのお礼方々、撮った映像を見て欲しくてのご来店だったんだとか。
 
いやぁ、今日日あまり聞きませんよね、こんなええ話。
とまぁ、こういうシチュエーションにこそ持ってこいであり、平板な家庭ムービーに陥りがちな昨今。宴会ネタにもホームパーティにも、果ては折り合いの付かない親子関係を修復するネタ?には最高のカメラなのかもしれません。
 
ここで講義は終わり、続いて実際に〈Dynamic Photo〉体験のための講習が始まりました。
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まずは、講義中もずーーっと、目の前に置かれて「お預けをくらった犬」状態から開放されたので、そそくさと内容物確認をしてセットアップ。
別の機会で開梱編はやりますので、それまでお預けって事で(^_^)

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で、BS機能内にある最上段、右から二番目を選択。
これで準備完了です。
 
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私が受けたのは初心者向けセミナーでしたので、くどいようですけど〈Dynamic Photo〉の撮り方説明がありました。
その後、静止画モードで各自試し撮りを行い、場所を1階に移しての撮影会でした。
 
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時間もないので、あらかじめ貸し出し商品に添付頂いたSDカードの中に入ってる背景10枚に対して各々モデルさんに動作を伝えての撮影でした。
 
ちなみに今回の撮影でお世話になったモデルさんはこの方々でした。
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松本瑞生さんと、KIRRICOさんのお二方。

若干、緊張してるのかなかなか笑顔になってくれない瑞生クン。
却って初々しくもあり、場を和ませて頂きました。
それにしても、この2枚、どちらも【EX-Z400】での撮影ですが、背景が特殊な事もあってオートだと甘めに撮影されちゃいますねぇ。(^_^;;
この辺りはまた別の機会に。
EX_Z400_seminar_040.jpg

さて、ここから続くフィルムロールのような状態はいずれも素材としての被写体とその後の合成写真をMacの“iPhoto”に取り込んだ様子です。
EX_Z400_seminar_042.jpg EX_Z400_seminar_043.jpg EX_Z400_seminar_044.jpg
もの凄く被写体が暗く映ってますが、これ何も弄ってない状態ですので、悪しからず。
さて、結局、拡張子がjpeなので静止画状態。このままでは動画として再生も出来ないので、先程の〈Dynamic Studio〉が必要になってきます。
なので、その話はまた改めてと言う事にしておきます。
 
最後に蛇足ですが、この機能、手振れ補正があるなしに関わらず、差分を間引く関係上、ブレ厳禁です。
なので、出来うる限り、三脚などで固定しての撮影がよろしいようです。
うっかり撮影会場の雰囲気写真を取り忘れてしまったので、あれですが、現場にはそれはそれは大きな三脚と照明機材がありました。
 
 
なかなかライティングした中での撮影というのも経験する事が出来ないので大変面白かったです。事前にこちらで用意した背景にモデルさんにポーズをつけて頂くなんて事も出来たら面白かったと思うのですが、背景は基本的にこの【EX-Z400】で撮影したものしか使えない という縛りがあるようなのと時間足らずで残念無念でした。
まぁ、今回の特別に用意された背景と同じ処理が〈Dynamic Studio〉上か添付ソフト上で出来ると更に面白い事が出来そうなんですけどねぇ。
その辺りも含めて次回作に期待したいと思います。
最後に、毎度の事ながら遅筆で「 みんぽす」並びに“CASIO”の関係者の皆様、申し訳ございませんでした。
どうしてもセミナーと言うものを文にしろと言うのが苦手なようでしてご迷惑をお掛けします。
製品レビューだけならこうはならないんですけどねぇ。(^_^;;;;
 
では〜。
 

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Succhi

え、そんなこと言ったら私なんて8月以来、書いてないです。
なんだかね、2・3回抽選に漏れちゃうとね。手を挙げる気力が...(笑)
夏までには1回くらい手を挙げてみるかなぁ?

by Succhi (2009-03-23 01:38) 

Virgo

>くまにぃさん、nice!ありがとうございます。
by Virgo (2009-03-24 00:16) 

Virgo

>Succhiさん、どうもです。

>え、そんなこと言ったら私なんて8月以来、書いてないです。

いや、その、ここでは書けませんが意味が違うんですわ・・・(^_^;;

>なんだかね、2・3回抽選に漏れちゃうとね。手を挙げる気力が...(笑)


私なんて、15回は落ちてますね、確実に(爆)/
by Virgo (2009-03-24 00:19) 

Virgo

>るるさん、初めまして。

nice!ありがとうございました。
by Virgo (2009-03-24 00:20) 

Virgo

>ピテカントロプスさん、nice!ありがとうございます。

>蔵三(ぞうさん)、nice!ありがとうございます。

>Kさん、nice!ありがとうございます。

>響希さん、nice!ありがとうございます。

>ガッツさん、nice!ありがとうございます。

by Virgo (2009-03-24 00:22) 

Virgo

>かつぽんさん、nice!ありがとうございます。
by Virgo (2009-03-25 16:17) 

Virgo

>kozyさん、nice!ありがとうございます。
by Virgo (2009-03-29 00:23) 

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