SSブログ

TINTINはタンタン!?【THE ADVENTURES OF TINTIN:THE SECRET OF THE UNICORN】 [映像・音楽]

 
さ・む・い・で・す・ね・!・!
 
今宵はようやく年末進行の山場を越えたのでこの師走、毎週二本ずつみないと見切れない月間に突入とあっていそいそとまずは一本目、『タンタンの冒険-ユニコーン号の秘密-』に行って参りました。
こなせる時にこなさないと映画だけでなく物欲道も大詰めだし、忘年会も三回確定してるので無茶と言われようともやりきるのみです(^_^;;)


THE_ADVENTURES_OF_TINTIN-THE_SECRET_OF_THE_UNICORN_001.jpg
まずはこの映画の主人公の名前ですがTwitterでも「TINTIN」だから“タンタン”ってどうよと言うツッコミも御座いましたが、劇中でも冒頭からしっかり「TINTIN(ティンティン)」 と“タンタン”ってキャラによって発音が様々でしたので、私としてはぶっちゃけどっちでもいいのよ、話が面白ければと言う事でお話しに集中する事が出来ました。
 
まずは見終わっての感想ですが、全編息つく間もない展開で正直、謎解きに重きを置いてる訳ではなく正に冒険映画を撮りたかったんだなぁと言うスピルバーグ監督と制作のピーター・ジャクソンの意図はしかと伝わってきました。
ただ私達が日本人で普段から漫画がテレビアニメ化される事に抵抗がなく、かつ、この手のミステリータッチな冒険アニメーションと言えば宮崎駿監督の『ルパン三世 カリオストロの城』や『未来少年コナン』が頭の中に刷り込まれてるので随所に出てくるアクションシーンはどうしても被ってしょうがなかったです(^_^;;)


THE_ADVENTURES_OF_TINTIN-THE_SECRET_OF_THE_UNICORN_002.jpg ↑カーソルを合わせると(iPhone/iPadの場合はタップすると)ハードボイルド風な背表紙にスイッチです。
百歩譲って、スピルバーグ監督ご自身の作品だとインディ・ジョーンズシリーズに強烈にダブる印象なんですよね。ただインディ・ジョーンズシリーズは実写なので、今回のようなカメラアングルは生身の役者さんではまず無理ですから全編CGと言うのは手法として頷けます。
今回、3D版を観たので字幕でしたがもし3Dの吹き替え版が存在するならそちらを見た方が感情移入はしやすいでしょうね。半端に字幕で見るとどうしてもCGの細かい芝居がルパンやコナンにダブッてしょうがなかったので。
まぁ、日本のCGレベルだとまず出来ない凄い演技をさせてるのはただただ見取れるばかりなのですがこっちにだってありえないカメラアングルを手で描いてた猛者の作品を見てきた越えた目からすると予告で誇張されるほどではなかった印象です。それでもちょっとネタばれですが海賊との海戦の長廻し部分は見応えがありました。
 
惜しむらくは幕間にたまに訪れる笑いのツボ的な部分がインディシリーズより上手く伝わって来ないのが残念です。笑いって難しいですからね、そう考えると実はまだこの手のフルCG作品はようやく入り口に立っただけなのかもしれません。
それでも日本の実写CGレベルと比べるとそりゃもう比べちゃいけない差はひしひしと感じますけど、殊、日本のトップレベルのアニメーションが相手ならコンテプランで負けてる感じはしないです。まぁあの精緻な画面がオールCGでかつ嘘っぽくないレベルに達していて実写と遜色ない演出になってるのは真似出来ない事だと充分認識した上での対論ですけどね。
 
最後に今年、スピルバーグ監督はこうして自身の作品に加え制作者としても、もの凄い数の作品を世に送り出してますが、一体どこにそんなパワーと時間があるのか質問出来るものなら質問してみたいですね。
そんな多忙な中での監督作品としてはもう誰もがほどほどに愉しめる映画なので見てもいいんじゃないかと思います。
 
P.S.
今、公開中の映画で幸せになるなら『ステキな金縛り』一択だと思います(`・ω・´)キリッ
さぁ、目覚めたら頭を切り換えて『けいおん!』だーーー(爆)



nice!(11)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

nice! 11

コメント 0

Facebook コメント

トラックバック 0