一年振りでCyber-shot Tシリーズに旗艦が還って来た!!【SONY･Cyber-shot DSC-TX300V 発表編】

今、実は私、首から両肩に掛けて激痛が奔っております。
そんな訳で極々、簡単なレビューになります事をお許し下さいませ。
　
2012年1月最後の週始めに“SONY”よりCyber-shotの顔とも言うべきTシリーズに新参者が登場しましたね。
今宵はその事について軽くレビュー致します。


いつもなら昨年の9月に代替わりをする筈が昨年の度重なる天災のためか、Cyber-shot Tシリーズは旗艦交代をしないまま我が家でも使ってる【DSC-TX100V】がディスコンしてしまったのは記憶に新しい事かと思います。

実の処、私の【DSC-TX100V】も目下すったもんだがあり修理中な訳で、ここ数年、出る度に買い換えてたCyber-shot Tシリーズの旗艦モデルに対する信頼にも翳りが生じており自分の中でも果たして今後、新型が出た時にどうすべきか悩みどころではあったのです。
そんな心の乱れから【GXR】に手を出して周りに波紋を呼んでしまい小石を投げた本人が一番驚いてたりするのです。


そんな胸中の折、発表された【DSC-TX300V】は漆黒の衣纏いし多機能モデルでした。
しかも、久しぶりにスライドシャッタースイッチを廃したモデルです。
これ、今日からソニービルで展示開始との事ですが、電源が落ちてる時の佇まいがどうなるんですかねぇ。某ニュースサイトに間抜けな絵面が乗っててちょっとギョッとしたのですが、実際にそう見えるのだとするとちょっと自分の目で確かめないとなりません。
要は上の写真のレンズ部、フラッシュ部、AF補助光などを司るランプ部が全部強化ガラスで囲われた前面パネル内側でシャッターが上がるような構造らしいのです。
ゴリラガラスかどうか不明な強化ガラスで覆われてるからてっきり電源入れても落としても上の写真のような表情のままだと思ってたのでかなり意表を突かれました。
そのシャッターの開閉のロスは起動が【DSC-TX100V】譲りのもっさり感を隠すためのモノだとしたら許しませんけどね(笑)
まぁ、どちらかというと試作機レベルでも中々の動作をしていた【DSC-TX55】をブラッシュアップして完成したモデルだと思ってるので多分、その辺りはクリアしてくれてると信じたいです。


今回、Tシリーズの旗艦として初の防水対応になったので恐らく外装の接合面から中の基盤が見えるなどと言う事もないでしょうし、【DSC-TX100V】より幅で1.5mm、奥行で1.8mm、高さ0.2mm小さく、重さもバッテリーの重さ分、軽くなってるので取り回しも楽そうですし、口酸っぱく言っていた意味のない独立した再生ボタンも消え、ついにズームレバーとシャッターボタンと電源ボタンだけのシンプルになったのがとても良いです。
問題は電源が’落ちてる状態から再生モードという概念はなくなったのでそこのUIを含めて【DSC-TX100V】のUIにどう変化を付けてきてるのか興味津々ではあります。
　
さて、ついにCyber-shot Tシリーズは旗艦までメモステDUOをばっさり諦めてＭ２とMICRO SDに乗り換えてきましたけど、まさかTransferJet(TM)内蔵でメモリーカードを選ばなくなったと豪語されるとは思いもしませんでした。
TransferJet(TM)メモステを買わされてその機能を享受しないまま終息させられた私の気持ちはどうなるのだとちょっとだけ言いたいですわ。
全く良く分からないロードマップに引っかき回された感が拭えません。
　
なので今回から防水モデルと言う事もあって非接触充電対応のマルチステーション(但し、「Qi(チー)」には非対応)が附属されデータのやり取りもWiFi経由で行うのでバッテリカバーの無用な開閉が避けられるのは喜ばしい事ですが、Macとのやり取りってこの附属マルチステーションにTransferJet(TM)マークがあるようなので繋げば出来るのかどうか是非、ショールームで確認したい箇所です。
恐らくTransferJet(TM)が立ち上がった際に売り出されたステーション【TJS-1】と同等性能なら出来る筈なんですけどね。
この辺りの新しい試みが今後、永続されるのかとても気になるんですよね、数多の試みをばっさりと切り捨てるSONYの性根をよく知る者として。
なぜなら永続性がないのがAppleとSONYの最も大きな違いですからね。(Appleだって実はよくばっさり切り捨てるけど、SONYほどじゃないので)
さすがにモルモットになるのも限界な歳が近づいてきてますから、お願いしますよSONYさん!!

※関連リンク

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