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ミニシアターともシネコンとも違うよね?!【劇場版 とある魔術の禁書目録 -エンデュミオンの奇蹟-】 [映像・音楽]

もう今年も二ヶ月が過ぎてしまいました。
年々、月日が経つのが加速度的に早くなりあっと言う間に齢を重ねていくなんて子供の頃は誰が想像出来たでしょう。
 
同様に子供の頃のアニメと言ったら数える程しかなかったのに今や深夜枠まで含めると大変な数のアニメが毎日放送されてる今日この頃。
ただ昨今は放送が多元化する中でコンテンツ不足の為に巻数を重ねて成熟する前の小説や漫画なども即アニメ化してる様にも思えてちょっと残念な事も多々あります。
そんなコンテンツが氾濫するせいかTVアニメシリーズの人気に肖った劇場版のアニメも昔に比べたら大変な勢いで制作されています。


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中には未だにTVアニメの素材流用が中心の総集編的なものもあれば昨年の『まどマギ』の様にTVシリーズをなぞりながらも、カット自体なども作り直すと言うデジタル時代ならではの劇場作品、そしてTVシリーズを踏まえてちゃんとオリジナル脚本で一から総てを制作される真の劇場版まで群雄割拠状態な訳ですよ。
今回はそんな劇場アニメの中で、原作者の蒲池和馬氏自らの原案を個人的に好きな吉野弘幸氏が脚本にすると言うのを劇場公開直前に知り、なんとか暇を見つけて【劇場版 とある魔術の禁書目録 -エンデュミオンの奇蹟-】に行って参りました。


尺としては90分とやや短めですが原作を知ってる事を前提で要素を突っ込んでるのでかなり濃密な構成になっています。
逆を言えば一見さんでは愉しむのはかなり厳しいと言わざるを得ないのが何とももどかしいものがあります(^_^;;)


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そう言う理由からか掛かってる劇場も大手シネコンではないのでわざわざ池袋まで赴いたのですが、作品内容は良いのにシアター自体の設備が都内でまだこんな設備でやってる処があったんだと言うレベルだったのが至極残念でした。

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↑カーソルを合わせると(iPhone/iPadの場合はタップすると)背表紙の画像に切り替わります。ちなみに背表紙に描かれてるブローチは物語のオチに繋がる大事なキーアイテムなので要注目です(^_^)b
この作品には派生作品として『とある科学の超電磁砲』が存在してるのでそちらで掘り下げられたキャラクター達もいて、やたら登場人物が多いのです。
だから気を抜いてると人間関係が把握出来なくなりそうになるのですが、パンフがちゃんとムック形式になっていてその辺りも拾ってくれてるので観終わってから見返すと結構補完出来ますので出来ればこのパンフは買っておいても損はないですね。
 
今作のゲストヒロインが歌姫として登場してかなりの劇中歌を謳うは、舞台が軌道エレベーターなので『おいおい、マ○ロ○かガ○○○かよ』と思わず突っ込みそうになりましたがなかなか【とある】シリーズらしい展開とキャラクター総出演のクライマックスで予定調和な大団円に帰結するのでTVアニメシリーズさえ良く知っていれば確実に愉しめる劇場作品でした。
欲を言えば黒子をもっと出して欲しかったですけどねww
 
それはまぁ、春から【とある科学の超電磁砲S】が始まるのでそっちに任せるとして、早々にBlu-ray化希望です(笑)



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