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DSC-RX1の相棒を求めて・・その2【FUJIFILM・FINEPIX HS50EXR 外観編】 [Mono Fellows レビュー]

あの饗宴の如き満開桜は何処へやら。
すっかり冬に戻ったかの様に推移していく今週ですね。
当初の予報と違って雨が降る確率が高くて最後に散る前の桜を撮りたいと仄かに思っても詮無き所作で御座います。
 
と言う訳ではありませんが、昨日に引き続き“みんぽす”経由でお借りしてる“FUJIFILM”のロングズームFINEPIX【HS50EXR】の外観編をお送りしたいと思います。

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私にとって「FINEPIX」って2001年発売の【4800Z】まで遡らないと接点がない訳で当時の「FINEPIX」に感じていた思いは先入観として邪魔になるばかりなので極力真っ新な気持ちで臨みます。

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さてビニール袋から取り出してまず感じる事は、この外観だと知らない人が見ればこういうサイズの交換式レンズを付けた一眼カメラと見られても差し支えない風貌じゃないでしょうか。

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だってフィルタ径が58mmなんて通常の一眼レンズのフィルタ径としては十分ミドルレンジサイズとのそれとして通用するモノですし、このレンズ正面からの面構えはとてもコンデジのそれとは一線を画したものだと思いませんか!!

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↑カーソルを合わせると(iPhone/iPadの場合はタップすると)背中を見せてる液晶モニターが左方向に展開します。

先ずは操作系が集中する背面から見ていきましょう。
このモデルに搭載してる可動式液晶モニターは“SONY”などとは違いハイアングルやローアングル撮影の際にレンズとの中心と一致しないタイプのものです。好き嫌いが別れるこの可動式液晶ですが月などの天体を狙う時はこっちの方が便利かもしれませんよね。この辺りは実際に三脚も手に入れてる事ですし、別途試してみる事にします。


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↑カーソルを合わせると(iPhone/iPadの場合はタップすると)液晶モニターを捻って今度は液晶面が見れるように本体内に収納されます。

この方式の液晶モニターの利点は液晶保護シートを貼らなくても液晶モニターそのものを反転させてモニターそのものを保護出来る訳でこういう貸し出しの際は保護シートを貼る一手間が省けますし何より物理的な保護になるのでそれだけは素直に良いと思います。
この【HS50EXR】はボディ全体をプロティン塗装で覆ってるので手触りがしっとりとして中々高級感があるのですが塗装そのものの質が上質と呼ぶにはちょっとだけ落ちるので少し何かと擦れると傷になる可能性があります。この辺りは値段との兼ね合いなんでしょうが、出来れば自己修復系のプロティン塗装にしてくれると思わず購入しても良いかなぁと言う気になりますが無理でしょうかねぇ(^_^;;)


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ボディ上面グリップ側の上には各種撮影モードを切り替えるモードダイアルとコマンドダイアルと呼ばれる各種調整項目の入力を行う大きなダイアルが犇きあっており、このアングルから見ても一眼そのものの操作系なのでかなり直感的に操作出来そうです。
その二連のダイアル前には撮影時には露出補正とドライブモードを切り替えるボタンがあります。
このボタンは撮影画像の再生時には拡大縮小を担います。
拡大縮小機能ってコンデジだとズームレバーでその機能を兼ねたりタッチパネル機ではタッチ操作だったりしますがこういう処も実に一眼ライクで良いです。だってグリップ握りっ放しで各ボタンで操れるんですから、その方が圧倒的に便利なのは一眼カメラを使ってるから分かる事ですが(^_^;;)


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液晶右脇にある操作系はコンデジでも御馴染みの十字キーですがその上下に「AE/AF LOCK」ボタンと「DISP/BACK」ボタンが配置されてるのがちょっと違う所です。
特に「DISP/BACK」ボタンは長押しする事でマナーモードに移行できる機能を有する様で態々メニューから潜らなくても一発で出来るのはサイレントモードが必須な方にはとても重宝される機能なのではないでしょうか。
一方の「AE/AF LOCK」ボタンも常時マニュアルフォーカスモード運用で一瞬AFに頼りたくなった時に押せばAFが効くのでこれまた覚えておくと重宝しそうです。
ちなみにボディのプロティン塗装に反してこの液晶の周りに配置されたボタンのテカテカしたボタンの質感がもう少しどうにかならなかったかと思うのは私だけでしょうか(笑)


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EVFは一眼で良く見るそれと違って接眼部にアイピースカップが用意されてないので使い難く見えますが実際に覗いて使うとほとんど気にならないばかりかライバル機の【DSC-HX300】では端折られてるアイスタート機能が良く働く為にこんなEVFにしたのではないかと思えるほどです。
そのEVFの左下脇にある「Q」ボタンと「EVF/LCD」ボタンがあります。
「EVF/LCD」ボタンも通常機能とは別に長押しによって「モニター晴天モード」が発動します。通常状態に戻すにはもう一度長押しすればよいのは他の長押し機能と同じです。
ちなみに「Q」ボタンと言うのは『ヱヴァQ』発動ボタン(笑)ではなく各種設定を液晶画面に一気に表示させて変更出来るようにする為の「QuickAccess」ボタンの事です。


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ボディ左側面には各種ケーブル類の接続口が集約されておりそれぞれゴムカバーで覆われてます。
その脇に「フォーカスモード切替」レバーと「フォーカスアシスト」ボタンが配置されておりここを切り替えることで被写体の種類によってフォーカスモードを切り替えられます。こう言った配置も実に一眼ライクで実に取っ付き易いですね。一昔前の高倍率ズーム機ってもっとコンデジ寄りのデザインだったので隔世の感ありですね。


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↑カーソルを合わせると(iPhone/iPadの場合はタップすると)スロットカバーが展開します。
 
右側側面にはスロットカバーがありこの辺りの感じも実に一眼カメラそのものの所作ですよね。大抵、コンデジと言うモノはバッテリーと同じ場所にメモリーカードも挿入するのが圧倒的に主流ですからね。
事実、【DSC-RX1】ですらバッテリーとメモリーカードの挿入口は同じですから(爆)


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最後に58mm径のフィルターを有するレンズ鏡筒周りのズームリングとフォーカスリングの意匠もどう見たって一眼ですものね。
こうして外装を見る限りコンデジとは一線を画した存在としてこの【HS50EXR】は期待を背負って登場した感が漂うのが実証出来たのではないでしょうか。
後はこの威張りの利いた意匠に負けない操作フィーリングが備わっていれば【DSC-RX1】の相棒として時間が掛かっても購入してみたいと思うのですがその辺りは次回以降、随時撮影して試していこうと思います。


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↑カーソルを合わせると(iPhone/iPadの場合はタップすると)別アングルになります。
 
余談ですが【HS50EXR】のバッテリーって折角、メモリーカードと気室を分けてるのにさほど巨大ではないのがスタミナ的に気になる処なのでそちらも別途確認していきたいと思います。
それではまた(^_^)/


※関連リンク

DSC-RX1の相棒を求めて・・その1【FUJIFILM・FINEPIX HS50EXR 開梱編】


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