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待ちに待った実写化!!【映画・図書館戦争 -LIBRARY WARS-】 [映像・音楽]

いやぁ、GWに入った最初の週末は両日とも良く晴れて気持ち良かったですね。
私も土曜日は早朝から久しぶりに映画をハシゴしてその脚で散策したので陽射しの恩恵を目一杯受けてきました。
 
今宵はそんなハシゴした映画の二本目から紹介したいと思います。なんで普通に一本目からじゃないのかよってツッコミはナシでお願いします(笑)

LIBRARY_WARS_001.jpg
↑カーソルを合わせると(iPhone/iPadの場合はタップすると)背表紙の画像に切り替わります。
さて、その二本目の映画とは今や出す小説が続々と映像化されまくり感のある“有川浩”さんの代表作『図書館戦争』です。

既にコミカライズもTVアニメに劇場アニメ化もされており、実写化はどうなんだろうなぁと思っていた処に舞い降りたので、劇場で予告編を観たときから期待感1000%でお待ち申し上げておりました。
“有川浩”さんと言えば処女作『塩の街 wish on my precious』を読んだときから女性ながらやけに自衛隊の描き方がツボででも、ラノベっぽくないなぁと思ってたんですよね。そしたらそれから続く自衛隊シリーズは普通にハードカバーで出版されてえらい出費になったのは今となっては良い思い出です。
ちなみに今回、エンドロールに撮影に協力してる航空自衛隊・航空幕僚監部広報室のテロップが入ってるのですがその右に『空飛ぶ広報室』って入れてるお茶目なセンスがとても好きだし、それを了承してくれてる航空幕僚監部広報室も中々なものです。
TBS提供の映画だし原作者も同じなので当然、今テレビドラマ化されてる『空飛ぶ広報室』とのリンクって事もあるんでしょうけど、ここはちゃんとエンドロールを読みながら余韻に浸る私としては( ̄ー ̄)としちゃいました。
 
随分、脱線してしまいましたがこの『図書館戦争』って日本が昭和から平成ではなく正化と呼ばれる年号に歴史を重ねた架空の設定で進行します。この正化の日本では「メディア良化法」なる現実の日本でも昨今取り沙汰される公序良俗を乱す表現、つまり悪書と勝手にレッテルを貼ってそれを規制する法律があるのが前提なのです。しかもこの「メディア良化法」を代執行する良化特務機関(メディア良化隊)が検閲と称して巷にある本屋さんに出向いて悪書を全部没収して焼いてしまうなどと現実にあったら本好きとしてはもう悪夢でしかない訳ですが、このメディア良化隊に唯一抵抗できる図書館法とそれに則って組織された図書隊も同時に存在すると言う現実にはありえない矛盾する二つの組織の確執が本作の根幹にあるのですが、そこにある図書隊員(堂上篤、演じるは岡田准一師範(笑))に憧れて入隊してしまう女性図書隊員(笠原郁、演じるは榮倉奈々ちゃん)の恋愛模様も重ねて描かれる事でエンターテイメントとして成立してるんですよね。
 
岡田君が堂上を演じるとなった時に皆、原作にはそんなシーンはないけど【SP】のあの格闘術を再び大スクリーンで観られるんだろうかと言う不安感と期待感があったと思うのですがクライマックスで繰り広げられる格闘戦はまさにその期待を裏切らない見応えたっぷりのものでした。しかも、脚本には銃撃戦で終わる予定が急遽、佐藤信介監督と岡田君の話し合いにより格闘戦に変更になったとパンフに書いてあるのを見つけた時は涙が出ちゃいましたよ。
 
一方の榮倉奈々ちゃんも女優さんとは思えない程の格闘シーンなどをこなされてて正に皆が選んだ笠原郁そのもので、だからこそ物語にリアリティが加味される訳で、出来る事ならこの二人で続編を観たいと思いました。もちろん、他のキャストの方々も実に嵌まってましたから誰一人欠ける事なくの続編って意味ですからね(^-^)b



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