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【TOM CRUISE -OBLIVION-】〜内容は場合によって忘却の彼方に、でも映像美は記憶に刻もう〜 [映像・音楽]

昨夜に引き続き映画のレビューです。
今宵は先週の金曜日に初日レイトショーで観てきた【TOM CRUISE -OBLIVION-】です。
 
今年に入って“トム・クルーズ”主演作は既に2作目でしかも、苗字こそ違えど名前は同じ「ジャック」役なんですよね。もう少しスパンが短かったら混乱してしまうレベルです(爆)

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さて、毎年60本近く映画を観てると常に公開予定の予告を劇場で目にする訳ですがこの作品は予告を観た時から是非、行かねばと心に決めてたんですよね。

劇中に登場してくる「BUBBLESHIP」の造形美もさる事ながら戦闘シーンでのユニークな動きを是非、全編通しで観たいと思ったからなんです。もちろん、メガホンを取る“ジョセフ・コシンスキー”監督の前作【TRON:Legacy】の映像美は見事だったのでそれが今度は64年後の地球を舞台にする事でどう映像化されるのかも気になってましたからね。
実際、「ジャック」とパートナーの「ヴィカ」が居住している「SKYTOWER」の周りの景色はCGではなく実際の風景を高精細プロジェクターで投影したものと合わせて撮影してるそうで実に壮大な自然美になっていました。
余談ですが「BUBBLESHIP」に搭載されている組み立て型の「MOTO BIKE」は欲しいです(笑)
ベース車両はホンダのCRF450Xらしいですけど。


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全く予備知識なく観に行ったのですが、まさか主人公である「ジャック」が置かれてる立場が実は人類が本当に闘うべき相手(TETと呼ばれる地球の衛星軌道上を周回する逆さピラミッド状の箱船)側が用意したものであると言うのは薄々、予告のナレーションと“モーガン・フリーマン”の登場で分かっていましたがまさかSF短編の王道であるクローンやこの間、リメイクされた【トータル・リコール】の要素が含まれてるとはちょっと意外でした。
この辺りはSF短編慣れしてるとまぁ受け入れるのにさほど時間は掛からないでしょうがそれを陳腐と取るかどうかはSFオタ心次第ではないでしょうか(爆)


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個人的には映画に出て来るカップルが取り巻く過酷な状況で悲恋に終わるのはあまり好きではないので、「TET」との最終決戦であーーーーやっぱり犠牲は付きものなのかぁ、残念だよと思ったんです。でもエピローグがしっかり描かれるタイプの作品だったので最後に「あっ」ってなっちゃいました。いや、ハッピーエンドが嫌いじゃないけど、SFとしてそこはどうなのよって少しだけ訝しがってしまいました。
 
ちなみに本作品も例によって戸田のおば様の翻訳だったんですが一箇所だけ意味不明でずっと悩んでしまいました(爆)
そーゆー意味と「BUBBLESHIP」見たさにBlu-ray買ってしまうかもです(`・ω・´)キリッ



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