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ヒグラシの鳴く頃に、じゃなくて、ヒグラシが羽化する頃に・・・・ [色んな事]
それは二日前の会社帰りの事です。
職場を出て駅までいつものルートを実家の母と電話しながら(ウチの両親は結構、高齢なのでこう暑いと安否確認の電話したくなるんですよねぇ、最近)歩いておりました。
ふと、足元を見ると、そこにはアスファルトとコンクリートには不似合いな蝉の幼体が踞ってるじゃないですか!!
えっ、と思い周りを見回しても一体、どこの地面から出て来たのってくらいな場所な訳です。土が見えなくはない場所だったのですが、羽化する為にかきつく樹木らしい樹木がない様なのでちょっとしたミステリーでした。
電話してる最中だったので取りあえず、近くの低木と言うか下草にかきつかせてみるも、やけに脚に力がないのかかきつけずにコロコロと地面まで落ちてきてしまう始末。
こりゃ、いかんなと思い道すがらにある神社の境内ならしっかりとかきつける樹木もあるだろうと手首にかきつかせて移動しました。どうやら人の手の方がしっかりと掴まれる様で手首からもそもそと登り始めたので少々、こそばかったですけどね(笑)
取りあえず、神社に移動してる最中も、この幼体はどの蝉のコなんだろうと思いながらかなりの小型だったので、ツクツクボウシかなぁとFBには書いてしまいましたがどうやらヒグラシのコみたいですね。
ヒグラシってあまり目にする事が出来ない蝉なので失念してましたが、ヒグラシは樹木じゃなくて本来、下草の裏、地面から30cm程度の処で羽化する性質ですから見つけた場所はさもありなんだったんです(爆)
※こんなに明るく映ってますが結構、暗くてせわしなく動くのでブレちゃいました(^_^;;)
すっかりツクツクボウシだと思って境内の手近な大木にかきつかせたら、まぁ、カメラが追いかけきれないほどせわしなくされど、遅々とした歩みで登っていきました。そう、ちゃんと樹木だと脚の先が引っ掛かるみたいでちゃんと登れてましたから、一先ず無事に羽化出来ればなぁと思いつつ神社を後にしたのでした。
翌朝、出社前に時間もありませんでしたが羽化したか気になってしまったので境内まで登ってみると、かきつかせた大木の割と太い枝の裏側、クライミングで言う処のオーバーハングになるんですかねぇ、脚の力もない癖に妙に頑張った場所に抜け殻を発見しました。
六肢を目一杯伸ばして張り付いてる様は脚の力がないのを心配されたのを跳ね返す様にも思えてちょっと感動しましたよ。
ちなみに下から見上げるとこんな感じです。
まぁ、普通はそこで羽化した事を知らなければ気付かないですよね。
多分、その日の帰りに神社の前で聴いた声は間違いなくヒグラシだった(そもそもヒグラシの声はあまり聴かない場所です。)ので、その辺りにまだ居たのかもしれませんが、とにかく成虫になるとすばしっこいし、暮れてしまってたので視認する事が出来ませんでした。
蝉の成虫としての時間は昆虫としてはかなり短命な方なので精一杯、羽根を拡げて大空を駆けて欲しいものです。
職場を出て駅までいつものルートを実家の母と電話しながら(ウチの両親は結構、高齢なのでこう暑いと安否確認の電話したくなるんですよねぇ、最近)歩いておりました。
ふと、足元を見ると、そこにはアスファルトとコンクリートには不似合いな蝉の幼体が踞ってるじゃないですか!!
えっ、と思い周りを見回しても一体、どこの地面から出て来たのってくらいな場所な訳です。土が見えなくはない場所だったのですが、羽化する為にかきつく樹木らしい樹木がない様なのでちょっとしたミステリーでした。
電話してる最中だったので取りあえず、近くの低木と言うか下草にかきつかせてみるも、やけに脚に力がないのかかきつけずにコロコロと地面まで落ちてきてしまう始末。
こりゃ、いかんなと思い道すがらにある神社の境内ならしっかりとかきつける樹木もあるだろうと手首にかきつかせて移動しました。どうやら人の手の方がしっかりと掴まれる様で手首からもそもそと登り始めたので少々、こそばかったですけどね(笑)
取りあえず、神社に移動してる最中も、この幼体はどの蝉のコなんだろうと思いながらかなりの小型だったので、ツクツクボウシかなぁとFBには書いてしまいましたがどうやらヒグラシのコみたいですね。
ヒグラシってあまり目にする事が出来ない蝉なので失念してましたが、ヒグラシは樹木じゃなくて本来、下草の裏、地面から30cm程度の処で羽化する性質ですから見つけた場所はさもありなんだったんです(爆)
※こんなに明るく映ってますが結構、暗くてせわしなく動くのでブレちゃいました(^_^;;)
すっかりツクツクボウシだと思って境内の手近な大木にかきつかせたら、まぁ、カメラが追いかけきれないほどせわしなくされど、遅々とした歩みで登っていきました。そう、ちゃんと樹木だと脚の先が引っ掛かるみたいでちゃんと登れてましたから、一先ず無事に羽化出来ればなぁと思いつつ神社を後にしたのでした。
翌朝、出社前に時間もありませんでしたが羽化したか気になってしまったので境内まで登ってみると、かきつかせた大木の割と太い枝の裏側、クライミングで言う処のオーバーハングになるんですかねぇ、脚の力もない癖に妙に頑張った場所に抜け殻を発見しました。
六肢を目一杯伸ばして張り付いてる様は脚の力がないのを心配されたのを跳ね返す様にも思えてちょっと感動しましたよ。
ちなみに下から見上げるとこんな感じです。
まぁ、普通はそこで羽化した事を知らなければ気付かないですよね。
多分、その日の帰りに神社の前で聴いた声は間違いなくヒグラシだった(そもそもヒグラシの声はあまり聴かない場所です。)ので、その辺りにまだ居たのかもしれませんが、とにかく成虫になるとすばしっこいし、暮れてしまってたので視認する事が出来ませんでした。
蝉の成虫としての時間は昆虫としてはかなり短命な方なので精一杯、羽根を拡げて大空を駆けて欲しいものです。
タグ:ヒグラシ
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