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新しいフジTV映画の顔になるといいねぇ。【劇場版・謎解きはディナーのあとで】 [映像・音楽]

いやぁ、休み明けの火曜日は朝からゲリラ豪雨に遭遇してしまい、湿気と雨でグショグショの濡れねずみ状態での仕事再開となりました。
ゲリラ豪雨が来るのが分かっていながら自宅を出るのが5分ほど遅れてしまうなど全く以って自分の判断ミスとはいえ折角のリフレッシュ感が損なわれてしまって残念無念です。

さて、そんな前置きとは何の脈絡もなくお届けするのは、8月3日に封切られたばかりの【劇場版・謎解きはディナーのあとで】レビューです。

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テレビシリーズのスペシャルなどを見ると果たして121分もの尺に耐えられるミステリーが展開出来るのか正直、不安でしたがそこはそれ、一躍番組の顔となったとも言える“椎名 桔平”さん演じる「風祭京一郎」警部のあのとんちんかんぶりに拍車が掛かっており、〔KK609〕と言う最大のキラーパスを“翔”君演じる「影山」に送る事で今回のお話の最大の謎であった世界一の怪盗『ファントム・ソロス』の正体に辿り着くのですから(笑)

今作はかなり濃い配役がちりばめられており、一体誰が犯人なのかが分かり難い様にしたつもりなんでしょうが、細かい推理はさておき、最初から良く観てれば何となく犯人が誰なのか分かるのでむしろ、相変わらずの毒舌執事・影山と麗子お嬢様演じる“北川 景子”ちゃんの丁々発止のやり取りを観るのが正しい【NAZO-D】の鑑賞方法だと悟る事になります。

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ちなみに配役でグループ分けすると舞台となるアジア最大の豪華客船〔スーパースター・ヴァーゴ号(別名「プリンセスレイコ号」)〕の客室支配人・藤堂を演じる“中村 雅俊”さんとその娘役を演じる“桜庭 ななみ”ちゃんにその恋人役の石川に“要 潤”さん、これが第一のグループ。
次に風祭警部が警護している〔K・ライオン〕を盗もうとするこそ泥兄弟を演じる“竹中 直人”さんと“大倉 孝二”さんに謎のファントム・ソロスにこれまた謎の国際的窃盗犯の第二グループ。
物語のクライマックス手前の大一番のギャンブルに関わる事になる醤油屋のボンボンとそのお付の方にそれぞれ“生瀬 勝久”さんと“志賀廣太郎”さん。そして商店会の福引が当って乗船したとされるギャンブル好きの主婦役に“宮沢 りえ”さんが第三のグループ。
最後に〔スーパースター・ヴァーゴ号〕の乗務員トリオに(〔K・ライオン〕を警護する船内警備員役として)“甲本 雅裕”さんに(船内コックチーフ役として)“六角 精児”さんと(船内機関員チーフ役として)“田中要次”さんの第四グループ。
これに実はおいおい、そう来たかって事になる第五グループがあるのですがそれはエピローグでのお楽しみに秘密にしておきます(笑)。
このグループごとにエピソードが展開する訳ではありませんが、なんとなくこのグループ分けで見てれば誰が殺人犯で誰が『ファントム・ソロス』なのか自ずと分かると思います。 そもそも、映画公開日の前日にテレビ放送された【風祭スペシャル】こそがこの映画をミスリードしていく訳ですけど、何気にテレビシリーズの中では一番好きかもしれないお話だったので映画を観る前に見て行くべき作品だと思います。
 
今作は実際のアジア最大の豪華客船〔スーパースター・ヴァーゴ号〕を舞台に繰り広げられる訳ですが、こんな閉鎖空間だと定番のディナーと毒舌と謎が解けた後、麗子お嬢様の『影山、車を用意して』 と言う論法が成り立たないと思ってましたが、まさかそこにヘリコプターを噛ますとは流石、予算のある映画じゃないかと膝を打ってしまいました。どうして謎解きのディナーとヘリコプターが結びつくのかはもう既に予告でピンと来る予告が流れてますのでここでは語りませんけどね。
それにしても何度も私のハンドルネームである『Virgo』が船体の脇に描かれてるので観てて何だかテレちゃいましたよ。まぁ船名ですから仕方ないんですけどね。
若干、エピローグに色んな要素が詰め込み過ぎで間延びしてしまってますけど、まぁそんあ緩さも含めて【NAZO-D】だと思えば許せる作品に仕上がっていると思います。
蛇足ですが来週の火曜日に満員御礼の舞台挨拶をまたやるそうですから、土曜日の晩はまたシネコンのチケット予約サーバーが一時的に止まるかもですねぇ(爆)



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