SSブログ

漸は漸く(ようやく)とも読むんだよ(笑)【劇場版 SPEC 結(close) 漸ノ篇 警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿】 [映像・音楽]

世間的にこの三連休は土曜日が一番、天気が良いって事でしたが蓋を開けたらなんかはっきりしない天気の上に肌寒く午後には雨までちらついてしまいましたね。
私はレイトショーの流れから今週末も朝まで起きてたので、早朝、ご近所のニャンズ達と戯れてました。
その反動でまたまたお昼寝全開でしたけどね(爆)
 
そんな訳で今日のお題は映画の日に封切られた【劇場版 SPEC 結(close) 漸ノ篇 警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿】をレイトショーで愉しんで来たのでそのお話しです。

SPEC_CLOSE_ZEN_001.jpg
長かったSPECシリーズも漸く完結するのかと思って劇場に駆け付けたのですが、いやぁ、映画の日と言う事もあっていつものシネコンは久しぶりにカオスでした。
それにしても劇場に掛けられてるポスターってば漸爻篇共通なのかよと軽くツッコミを入れてしまいました。


そもそもこのSPECシリーズは各話を十干に準えて始まり、10話(TV版最終話)を癸(起)と読み替えた処から翔(承)、天(転)と展開しこの結(close)で幕を閉じる運びとなる足掛け三年にも及ぶ作品群な訳ですよ。
そもそもこの起承転結と言う物語の構成を表す四字熟語に微妙に違う漢字をあてたりするのって「ヱヴァ」のパクリとも取れるニュアンスもありその行きつく先はどうするのかと思ってたら素直に結で結ぶのかと思いきや結(close)だし、尺が長いからって漸(前)・爻(後)ノ篇に分けるって何処まで外連味たっぷりなんでしょうかねぇ。
漸爻とは訓読みで続けると『ようやくまじわる』ですから果たしてその意味する処は今月末の爻ノ篇を待つ事にします。


SPEC_CLOSE_ZEN_002.jpg
↑カーソルを合わせると(iPhone/iPadの場合はタップすると)背表紙(瀬文)側に切り替わります。
まぁ、今回もシリアスと言いながら戸田恵梨香さん演じる当麻と加瀬亮クン演じる瀬文の丁々発止の絡みは健在過ぎてトークショーやインタビューから受ける素の顔とのギャップが魅力になってるのは確かなのでちゃんとした落着を望みたいものです。
 
まぁ今回の漸ノ篇の主役は我々世代にとっては永遠のゴリさんである竜雷太さん演じる野々村光太郎“警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係”係長のお話しだった様に思うのですが観に来ていた観客の反応はそこをスルーしてこれって刑事ドラマじゃなかったの?って表層をなぞっただけの発言が終劇後、多く聞かれて残念でしたねぇ。
確かにSPECホルダーとかシンプルプランとか人種間戦争とかガイアにファティマ第三の予言とかキーワードは「ヱヴァ」的だったり、『イデオン』とか『サイコガン』に『寺沢武一先生』とかってフレーズをしゃべらせておちゃらけたりはありますがどこか心の根っこには刑事魂があって成立してると思うんですよね。
 
今作はそんな愚直なまでに刑事であった野々村光太郎係長演じた竜雷太氏に敬意を表したいと思います。
しかし、エンドロールもないって、まさか漸と爻を合体した完璧版なんか、後日上映したりしないだろねぇ(爆)


※関連リンク

やはり天じゃなくて転だったか!!!【劇場版 SPEC 天 警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿】

nice!(11)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

nice! 11

コメント 0

Facebook コメント

トラックバック 0