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ビデオデッキ花盛りし頃のリモコン・その1【SONY・RMT-A9000】 [Sony]
先日、我が家は新しいレコーダー達を迎え入れて万全のコンテンツ録画体制になった訳ですがその影で人知れず引退して行く機材もある訳です。だってもうビデオデッキを初めて購入してから三十年が経とうとしています。既にビデオデッキって何?って言われかねない時代じゃないかと思うので現時点でまだ手元にある機材を備忘録的に綴ろうと思います。
時を遡る事1993年の11月、当時S端子を装備した「S-VHS」や「ED-β」に「Hi-8」と言った高画質路線のビデオデッキが群雄割拠しておりました。その中にあって満を持して登場したのが“SONY”の【EV-NS9000】と言う【EDV-9000】と言う「ED-β」の旗艦に比肩すべく投入された「Hi-8」の旗艦になります。
↑カーソルを合わせてクリックすると(iPhone/iPadの場合はタップすると)別ウィンドウで展開します。
当時の考え方は旗艦用には必ず豪奢なリモコンが用意され万が一、壊そうものならとてつもない補修部品代を支払わないとならないものでした。これがそんな旗艦【EV-NS9000】用のリモコン【RMT-A9000】です。
今のミニマムコンストラクション的なリモコンとは対極に位置しまぁごつい大きい厚いと三拍子揃った存在感のあるものでした。
↑カーソルを合わせてクリックすると(iPhone/iPadの場合はタップすると)別ウィンドウで展開します。
当時はJOG WHEEL/SHUTTLE RINGと言う編集が出来るビデオデッキが数多く輩出されており、その編集精度を競い合っておりました。今のデジタル時代からするとその編集精度もアナログな話だったんですが、それでも当時の民生機の最先端だったのですから燃えない訳にはいきませんでした(笑)
そんなSHUTTLE RINGもまさか20年経っても保有されると思ってなかったのでしょう。経年変化により加水分解が始まっておりました。操作性を追い求めてゴムっぽいヌメッとした質感を大事にしてましたからねぇ、こんな風になるとは夢にも思ってなかったでしょう。
↑カーソルを合わせてクリックすると(iPhone/iPadの場合はタップすると)別ウィンドウで展開します。
とにかくボタンの数が半端なくて表面にこんなにあるのにまだ足らないって事でお約束の跳ね上げ式だったりします。こんな風に、ね。
↑カーソルを合わせてクリックすると(iPhone/iPadの場合はタップすると)別ウィンドウで展開します。
既に私も触らなくなって久しいので何が何やら状態でボタンが配置されてますがこれはこれで意味があってちゃんと使っていたんですから、若いって凄いなぁと思うのです。
↑カーソルを合わせてクリックすると(iPhone/iPadの場合はタップすると)別ウィンドウで展開します。
ちなみに跳ね上げた蓋の裏には上面のボタンが押し込まれると棒が飛び出して蓋の内側に配されたボタンを押す様になってるのは今も昔も変わりませんがその精度たるや実に凝ったものになっています。
↑カーソルを合わせてクリックすると(iPhone/iPadの場合はタップすると)別ウィンドウで展開します。
実はこれだけではなくリモコンの裏側には何やら液晶パネルがあるでしょ。実は上面ボタンは全て録画再生と選局などの機能だけで一杯一杯なので予約系が裏側に隠れてるのでした。
↑カーソルを合わせてクリックすると(iPhone/iPadの場合はタップすると)別ウィンドウで展開します。
で、こっちも跳ね上げ式にすると収拾が付かなくなるのでスライド式になってます。
時代ですよね、Gコード予約のために10キーなどが専用配置な上に今なら画面上に配置されてる録画予約開始時間と終了時間を液晶パネルに表示させそれでOKなら本体に転送すると言う仕組みなんです。でも、当時これが便利でねぇ。万が一テレビが壊れててもこの液晶パネルを頼りに録画予約出来たんですから。
今はこの機能はスマフォが担ってくれてる訳で決して間違った考え方じゃなく、当時出来る中での最良の方法だったと思います。
↑カーソルを合わせてクリックすると(iPhone/iPadの場合はタップすると)別ウィンドウで展開します。
そんな液晶パネルへの電源供給はリモコンの電池とは別でボタン電池だったのです。
リモコンの電池交換の際も途切れる事無く時刻を表示させ続ける為にはこうするしかなかったんですよね。そうなんです、本体表示の時刻なんかもずれてた場合は修正してリモコンから転送出来たんですよ。 今はネットワークに繋がっていれば時間はずれない訳で何をやってるのとお思いでしょうが、こんな時代もあったからこそ、今があるんですよね。
もうこんな弩級なリモコンやそれを侍らす録画機は世に出る事はほぼないでしょうし、またそれを求める層も少なくなったので消え行く運命なのかもしれませんね、恐竜が滅びたように。
少しだけ切なくなります。
時を遡る事1993年の11月、当時S端子を装備した「S-VHS」や「ED-β」に「Hi-8」と言った高画質路線のビデオデッキが群雄割拠しておりました。その中にあって満を持して登場したのが“SONY”の【EV-NS9000】と言う【EDV-9000】と言う「ED-β」の旗艦に比肩すべく投入された「Hi-8」の旗艦になります。
↑カーソルを合わせてクリックすると(iPhone/iPadの場合はタップすると)別ウィンドウで展開します。
当時の考え方は旗艦用には必ず豪奢なリモコンが用意され万が一、壊そうものならとてつもない補修部品代を支払わないとならないものでした。これがそんな旗艦【EV-NS9000】用のリモコン【RMT-A9000】です。
今のミニマムコンストラクション的なリモコンとは対極に位置しまぁごつい大きい厚いと三拍子揃った存在感のあるものでした。
↑カーソルを合わせてクリックすると(iPhone/iPadの場合はタップすると)別ウィンドウで展開します。
当時はJOG WHEEL/SHUTTLE RINGと言う編集が出来るビデオデッキが数多く輩出されており、その編集精度を競い合っておりました。今のデジタル時代からするとその編集精度もアナログな話だったんですが、それでも当時の民生機の最先端だったのですから燃えない訳にはいきませんでした(笑)
そんなSHUTTLE RINGもまさか20年経っても保有されると思ってなかったのでしょう。経年変化により加水分解が始まっておりました。操作性を追い求めてゴムっぽいヌメッとした質感を大事にしてましたからねぇ、こんな風になるとは夢にも思ってなかったでしょう。
↑カーソルを合わせてクリックすると(iPhone/iPadの場合はタップすると)別ウィンドウで展開します。
とにかくボタンの数が半端なくて表面にこんなにあるのにまだ足らないって事でお約束の跳ね上げ式だったりします。こんな風に、ね。
↑カーソルを合わせてクリックすると(iPhone/iPadの場合はタップすると)別ウィンドウで展開します。
既に私も触らなくなって久しいので何が何やら状態でボタンが配置されてますがこれはこれで意味があってちゃんと使っていたんですから、若いって凄いなぁと思うのです。
↑カーソルを合わせてクリックすると(iPhone/iPadの場合はタップすると)別ウィンドウで展開します。
ちなみに跳ね上げた蓋の裏には上面のボタンが押し込まれると棒が飛び出して蓋の内側に配されたボタンを押す様になってるのは今も昔も変わりませんがその精度たるや実に凝ったものになっています。
↑カーソルを合わせてクリックすると(iPhone/iPadの場合はタップすると)別ウィンドウで展開します。
実はこれだけではなくリモコンの裏側には何やら液晶パネルがあるでしょ。実は上面ボタンは全て録画再生と選局などの機能だけで一杯一杯なので予約系が裏側に隠れてるのでした。
↑カーソルを合わせてクリックすると(iPhone/iPadの場合はタップすると)別ウィンドウで展開します。
で、こっちも跳ね上げ式にすると収拾が付かなくなるのでスライド式になってます。
時代ですよね、Gコード予約のために10キーなどが専用配置な上に今なら画面上に配置されてる録画予約開始時間と終了時間を液晶パネルに表示させそれでOKなら本体に転送すると言う仕組みなんです。でも、当時これが便利でねぇ。万が一テレビが壊れててもこの液晶パネルを頼りに録画予約出来たんですから。
今はこの機能はスマフォが担ってくれてる訳で決して間違った考え方じゃなく、当時出来る中での最良の方法だったと思います。
↑カーソルを合わせてクリックすると(iPhone/iPadの場合はタップすると)別ウィンドウで展開します。
そんな液晶パネルへの電源供給はリモコンの電池とは別でボタン電池だったのです。
リモコンの電池交換の際も途切れる事無く時刻を表示させ続ける為にはこうするしかなかったんですよね。そうなんです、本体表示の時刻なんかもずれてた場合は修正してリモコンから転送出来たんですよ。 今はネットワークに繋がっていれば時間はずれない訳で何をやってるのとお思いでしょうが、こんな時代もあったからこそ、今があるんですよね。
もうこんな弩級なリモコンやそれを侍らす録画機は世に出る事はほぼないでしょうし、またそれを求める層も少なくなったので消え行く運命なのかもしれませんね、恐竜が滅びたように。
少しだけ切なくなります。
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