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完結編が待てないよ!! 【映画・寄生獣 at TOHOシネマズ 日本橋】 [映像・音楽]

映画の日である一昨昨日は、何とか仕事を切り上げて映画を観てきました。
雨が予報より降ったので上がらなかったらどうしようかと気を揉みましたが、“TOHOシネマズ 日本橋”に最寄り駅から歩く時には上がっていて助かりました。

いやぁ、それにしてもお願いだから週末の新作映画は三本重なる様な事態が今年は多すぎて観るのを断念した映画もあって、もう少しダブらない様に来年はなって欲しいものです。

 
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さて、今回観て来たのは、長らく映画化を期待されながら原作の完結から20年近く待たされる事になった【寄生獣】です。私自身は色々あって原作の途中で読むのを止めてしまっていたのですが、現在のSFX技術でしかも邦画で何処までの映像になるのか興味があったので無理を押して上映に臨みました。

結論から言うと、109分と言う尺ながら、ずっとある程度の緊張を維持して観る事になった映画でした。また、本編が終わってエンドロールで流れる映像と“BUMP OF CHICKEN”の「パレード」が実に嵌っていて来年春に公開が決定している【完結編】を想起させつつ彼ら[パラサイト]って何者なんだろうって部分が浮き彫りになる良い詞と映像でした。エンドロールが終わると【完結編】の予告映像が流れるので最後まで席に座って観ましょう(^_^)b

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何とも言えない緊張感を維持出来たのは、殺伐となりがちなアクションシーンの合間に展開される阿部 サダヲさんが演じる(モーションキャプチャーで動きそのものも阿部さんって言うのが凄く分かる)“ミギー”の何とも言えない間の取り方としゃべり、アクションの妙かもしれません。また主役である染谷将太くんが演じる“泉新一”が“ミギー”との共生、闘い、瀕死、慟哭を経て戦士めく存在になっていく過程がとても良くて、来春の完結編が待てないくらい、何とも言えない高揚感が残りました。
予告編でも本編でも深津絵里さんが演じる“田宮良子”のモノローグ、浅野忠信さん演じる“後藤”の台詞としても語られる『地球上の誰かがふと思った。』で始まる件と“BUMP OF CHICKEN”の「パレード」の歌詞にこそ、この作品のテーマが色濃く語られてる様な気がするのは私だけでしょうか。
もしかするとこんな[パラサイト]を生んだのは地球自身でありながら、駆逐すべく人間に寄生した事で結局は[パラサイト]が今度は更なる何かに狙われる存在になる事を仄めかす様なそんな印象を受けます。寄生獣の葬列は百鬼夜行が如し行為なのかもしれません。
原作を知ってる方の思い入れがあると多分、色々出て来るのかもしれませんが、逆に半分以上知らないからこそ、新鮮に愉しませて貰いました。あんまりドロドログログロは好きではないので、ね。



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