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迷品だよねぇ、コレはww【富士・けだまと~る インテリア】 [購入日記]

暦の上では春になって五日目ですね。
結局、週半ばの降雪予報も予報に終わり、混乱なく穏やかな週末を迎えられた訳ですが今日は少し愚図つくみたいなのでお出掛けは午前中に済ませてしまうのが吉みたいです。

さて、そんな今日、お届けするのはちょうど一週間前、“ヨドバシカメラ”の店頭取り置きサービスで確保していたモノをピックアップした帰り、別のコーナーでふと見かけて衝動買いしてしまったこちらになります。

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一件すると「機動戦士ガンダム」に登場した【エルメス】のビットにしか見えない代物ですが、ノベルティ、販促品などのグッズ制作を生業とする“富士”と言う会社が手掛ける【けだまと~る インテリア】と呼ばれる電動毛玉取り器になります。

電動毛玉取り器って、私が社会人になって秋葉原に勤めてる頃、発売された折にセーター用の電動シェーバーみたいなもんだよねぇと素直に感じた事を覚えていますので多分、世に出てきて30年弱だと思うのです。電動シェーバーだって扱いを間違えれば肌を切る事だってあるので、当然、電動毛玉取り器だって衣類に当て過ぎれば穴が開く訳で今の今まで一度として買った事はなかったんですよね(笑)

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そんな訳でこんなビットみたいな形状をしていなければまぁ、絶対に買わなかった事は間違いありません( ・`ω・´)キリッ
上の画像で左側に映ってる本体の球体部分の真ん中にある出べそみたいなのが電源スイッチです。もう一方は意匠合わせのダミーなので押せません(爆)


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いやぁ、勢いで買ったとは言え、この電動毛玉取り器、外観の樹脂の成型品質が最悪でした。子供の頃、スケールモデルなぞ作れるレベルにない会社と烙印を押されていた“BANDAI”でもあり得ないレベルです。抜きが甘くないのに妙なバリが出てるし、射出した際の押し棒の力加減がまずいのか外装が白濁してるはランナーからの切り出しのゲート処理は全くしてないなどなど、良くこれでお金を取るよねぇと言うレベルでした。折角、こんなコロンとした可愛らしいデザインなのに金型の精度を含め組み立てに全く愛が感じられません。

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一応、電動毛玉取り器の欠点である外刃がデリケートな衣類に直接触れない様にカバーが付いていてスタンドも兼ねてるのでちゃんと自立します。

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そんなカバーはねじ込み式ではなく、ガシャポンの容器を開けるみたいにパッカンと捻って外します。すると直接外刃がこんにちはしますので、しつこい毛玉はこの状態で当てて取る事になります。この外刃が露出した状態の外装に何やら[OPEN]と[CLOSE]の文字が刻印されてますので、[OPEN]と印されてる方向に捻ってみます。

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すると、外刃部分が外れて内刃とご対面です。
ここにも凄いゲート未処理状態のパーツが取り付けてありました(^_^;;)
ニッパーやデザインナイフの使い方を知らない小学生低学年レベルの工作です。しかし、ここに内刃があると言う事は切り取った毛玉はこの内刃を取り付けてある台座と外装の隙間にどんどん入っていってしまうのではないでしょうか?
ええ、実はそうなんです。
説明書にもあのとんがり帽子は毛玉受けとなっております。つまり・・・・


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そんな内刃の下に隠れてるモーターの外装にファンが取り付けられており、その先に取り付けられた電池ボックスも毛玉塗れになるって事みたいです。

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一応、蓋が付いてるので電池に直に毛玉が纏わり付く事はない様にしてるつもりでしょうが、この電池蓋と本体側の合いの精度もかなり酷いので小まめに掃除しないと電池の接続金具に毛玉が纏わり付いたら発火の原因にもなりかねないのでちょっと、面倒な仕様ですわ、コレ。
 
と言う事でこの電動毛玉取り器、返品すると思います。
形だけで衝動的に買える値段でしたけど、中身が100円ショップの電動毛玉取り器と見比べても勝てる要素が全くないし、この実態を見て色々と調べたら他に良さそうなモノが見つかったのでそちらと交換して貰うつもりです。
 
デザインをただの外見だけのものとしか見てない悪い例でしょうねぇ、コレ。
仏像彫って魂入れずにも遠く及ばないってなんか情けなくなりますね。



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