文句なしの終わり方!! 【映画･寄生獣 -完結編- at TOHOシネマズ 日本橋】

昨日は土曜日以上の快晴で出掛けるにも洗濯するにも清々しい一日でした。
私は土曜日に続き、お昼からラン＆ウォークに出掛けたのですが、陽射しがきつくて日陰を探して走っておりました(^_^;;)

今日もそんな気持ちの良かった日曜日の話ではなく昨日に引き続き土曜日に観て来た映画のお話をしようと思います。
今年は本当に封切り日が重なるのでハシゴになる訳ですがやはり、観終わった後は良かったにしろ悪かったにしろラン＆ウォークでインターバルを取ると精神的な負担もさる事ながら腰と言いますかお尻への負担も軽くなるので一日掛かりになってもこれからはラン＆ウォークを挟む様にしようと思います。


さて、土曜日に観た二本目の映画は待ちに待った【寄生獣 -完結編-】です。
最近は二部作や三部作で構成される作品では、一ヶ月ほど公開日をずらした連続公開が標準的な興行の様ですが、【寄生獣】に関しては五ヶ月も公開まで待たされました。でもね、観終わった心の中で呟いた感想は『待った甲斐があったなぁ。』でした。


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とにかく、初めから終わりまで観る者を惹き付けてやまない演出と脚本に圧倒され放しでした。特に私は既に前作の途中で知ってる原作部分が終わってその先の展開になっていったので今作も先入観も原作の熱狂的な支持者と言う訳でもなくニュートラルに感じながら愉しませて貰って大満足です。


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まだ公開されたばかりなのであんまり中身に触れるつもりはありませんが、ずっと｢寄生獣｣って実は人間の事なんじゃないだろうかと思っていた事に対する解答を以てエンドロールを迎えてくれたので凄く腑に落ちる事が出来ました。また決着が着けば必ず訪れるであろうと思っていたミギーとの別れも実に周到に何重にも用意され｢BUMP OF CHICKEN｣が奏でる主題歌『コロニー』と共に流れるエンドロール映像も前作の『パレード』以上に秀逸で百鬼夜行的なパラサイトの感じから思索者として内宇宙移民的な香り漂う生命の神秘へと昇華されるミギーの旅立ちになっていて、またも『コロニー』を買ってヘビロテモードしたくなりました。
　
基本的に私はあまり残虐な殺戮シーンを全面に出されると拒否反応が出てしまうのですがミギーのあの飄々とした演技が阿部サダヲさんの声とCGの綿密な動きでシンクロする事で助けられたので、とても良かったと思います。漫画原作の実写化は色々と物議を醸し出しますが、私はこの二部作は人としての愛と業について考えさせられる事となりとても良い緊張感を以て愉しめたので大満足です。
なんと言っても深津さんと浅野さんの演技がパラサイト側の心理をより深いものにしてくれた事で作品の深みも一層重厚なものになってますが、主演の染谷くんが本当に凄まじいオーラを以て泉新一を演じていて、彼が出演する映画はまた観たいなぁと素直に思ってしまいました。
早くBlu-ray出ないかなぁ(爆)

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完結編が待てないよ!! 【映画･寄生獣 at TOHOシネマズ 日本橋】

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