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映画からテレビへと紡いでく試みは果たして成功するのか!?【映画・予告犯 at MOVIX亀有】 [映像・音楽]

入梅した割には雨の量も少ないし、湿気たっぷりの曇天にも遭遇しないですね。
野菜の生育や自然の為に必要なだけの雨は降っても構わないと思ってるのですが、早々、そんな上手く降ってくれないのが世の常です(^_^;;)

さて、今週末もしっかり映画を観に行く予定は立ってるので今日は先週末の映画レビューと参ります。


観て来たのは生田斗真君と戸田恵梨香さん主演の【予告犯】です。
予告とポスターだけの情報しか知らずに臨んだのですが、オチはまぁ始まって半分位で想像がついてしまい原作を知らないで観た方は刺激的な予告に惑わされてちょっと肩透かしを喰らう可能性が高くなるんじゃないかなぁと感じた作品でした。

私も原作の漫画は存在すら知らなかったので斗真君が演じた【脳男】辺りを期待したら全く以って違う切なく優しい結末に翻弄されました。唯一の救いは戸田さんが演じる吉野警部のサバサバとした切れ者っぷりでしょうか。今回もまた役を作り込んでるし、メイク自体も独特でゾクッとする美しさに魅了されます。

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公開二日目の夜から“WOWOW”で放送が始まった映画の一年後を同じスタッフで描く【予告犯 -THE PAIN-】も映画鑑賞後すぐ観ましたがこちらの方が面白くなりそうな予感がしております。
どちらの作品にも出演するのは警視庁内に設置されたサイバー犯罪対策課を率いる吉野室長を演じる戸田さんとその部下数名のキャストだけで「シンブンシ」と呼ばれる犯人側は一新されていますから。
何故、犯人側が一新されてるのかは映画を観てのお楽しみにしないといけないのでこの場では言いませんけどね。
 
映画版の「シンブンシ」が虐げられた弱者(現代の就職難に喘ぐ若者など)側から社会に向けての叫びにも似たカウンターテーゼだとしたら、ドラマ版の「シンブンシ」は主人公を法の執行者たる裁判官、佐久間を演じる東山さんに置き換えた事で先の事件(映画版での顛末)で有名になった「シンブンシ」の名を借りて実行する必殺仕事人的な雰囲気を醸し出してる事が私の年代的には合致してると言うのもドラマ版に期待してしまう要因だと思っています。
きっと観続けていくと最後に映画版と同じで実は・・・なんてオチが待ってるかもしれませんけど(爆)
リアルに斗真君たちの年代の時にこの映画を観たら、全然印象が変ったでしょうね。
ただ正直、こんな弱者を甚振る社会は御免だと思ってますので、観た人がこうはならない社会を作り生きたいと思えばいいんじゃないかなぁと感じました。



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