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紅から蒼へタイトルバックに込められた思い!?【映画 HERO at TOHOシネマズ 日本橋】 [映像・音楽]

土曜日は午後に差し掛かるまでは晴れていましたが、その後、夕方に掛けて雨がぱらつく安定しない天気でしたね。
私はちょうど映画を観ていたので夕方に綺麗に掛かった虹はFBなどでアップされた写真でしか見られなかったのが残念でしたが、まぁ待ち望んでいた映画を堪能してたのですからしょうがありませんな(^_^;;)

と言う訳で本日は映画【HERO】のお話です。

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今回は警察及び検察においてタブーとされる治外法権の場である大使館が渦中となるので、「ネウストリア公国」と言う1423年に独立した架空の国が設定されております。
名だたる本物の国名なんか使ったら場合によってややこしい事になりますからこれはこれでありなんですが、観終わって帰る若い女性たちの中には実際にある国?などと会話する人が居てリアクションに困ってしまいました(笑)
とある交通事故の真実を求めて日本であって日本じゃない敷地内に住まうネウストリア公国大使館の方々を相手に聴取したい木村拓哉さん演じる久利生公平検事と北川景子さん演じる事務官・麻木千佳、そして検事になってスクリーンに戻って来た元祖、久利生の相方・雨宮舞子(演じるは松たか子さん)を中心に毎度お馴染み東京地検城西支部の面々が繰り広げる真剣かつ何故か笑いが込み上げてくる人間ドラマ、ここに極まれりと言った感があってこれで終わりでも良いよと思いました。
それ故、「ムビチケ」でもこのパンフでも劇場版の前作でも紅い縁取りが印象的なタイトルバックが本編では蒼い縁取りに変わっており、テレビシリーズでは縁取りなしの蒼いタイトルが象徴的だった事もありここに込められた何かを感じ取りつつ二時間、愉しませて貰いました。


劇場版になると「St.George's Tavern」のマスターの『あるよ』も抑え目になると思ってましたが今回の『あるよ』に始まる「ネウストリア公国」の料理が味わえる唯一のお店で繰り広げられる小ネタ満載のやり取りは東京地検城西支部の面々のみならず、今回、久利生と対峙する事になる佐藤浩市さん演じる外務省[欧州局局長]・松葉圭介に「ネウストリア公国」大使ローランまでを巻き込む事で最終的に越えられない筈の国境を越えるまでのお話になっててべたで王道的な展開ですが、正直、前作でモヤモヤしてたものを払拭してくれた感があります。
 
まぁ、テレビ二期シリーズで「角野卓造さん演じる牛丸次席似の田村検事の嫁」と言う台詞だけできっとキャスティングされるのはハリセンボンの近藤春菜さんだよねとみんながモヤモヤしていた事も作品観を壊す事のない憎い演出で登場しますし、そこへ持って行く件での杉本哲太さん演じる田村検事の活躍はテレビ一期の阿部寛さん演じる芝山検事のあのシーンとオーバーラップするので必見です。
お約束事を見事に全部拾ってくれないと【HERO】じゃないと思っていたので八年越しにようやく肩の荷が下ろせましたわ。
余談ですがスマスマでも登場したまさかのペタンク(「ネウストリア公国」の人が大好きな競技、ついでにソーセージも一日7本食すと言うのも常識だそうです。)の件はやり過ぎすぎでしたけどね(爆)
 
今回は安心してBlu-rayも買えそうです。
気になるのはこの夏は映画のラインナップが凄すぎて前作越えを出来るかどうかは難しいって事でしょうか。


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