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巨大、補喰、蠢動、俊敏、いずれも大満足!!【進撃の巨人 -ATTACK ON TITAN- at TOHOシネマズ 日本橋】 [映像・音楽]

八月、夏の中核を担う月です。
梅雨明け直前から恐れを知らない連日の暑さも更に手を緩める事なく襲いかかり気を抜くと体力が有る無しに関わらず命の危険に晒される日々ですね。

それでも映画好きな私としてはこの夏は一週間の間に四本と言う過密スケジュールの今週を乗り切る為に一昨日、まずは樋口真嗣監督の【進撃の巨人 -ATTACK ON TITAN-】を観て来ました。

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この原作は知っていながらたまたま「週刊少年マガジン」に読み切り出張で掲載されてて、その中身があまりの巨人のグロさだけが際立つものだったので本編を買ってまで読む事もありませんでした。で、アニメ版を全話録画するも観ず、その後、総集編映画・前編をテレビで放送してるのを観て漸く作品のなんたるかを知った位なんですよね。
その程度の知識でも、巨人と戦う兵士たちが腰に装着する立体機動装置のアクションありきの映画になる事は容易に想像出来、でも予告編ではその辺りがパッとしなかったので疑心暗鬼になりつつ、鑑賞に臨んだのですが、いやぁ、久しぶりに予告編が良すぎて本編がパッとしない事の多い昨今、完全に裏切られました。


原作とは諸々を変えての実写化とは言え、巨人はグロさ天こ盛りだわ、立体機動装置アクションの劇中で操るのが上手い下手の描き分けも素晴らしいですし、個々のキャラ立ちが半端なく98分と言う時間で描き切れるのって心配は完全に払拭されました。

とにかく物語後半、シキシマ、ミカサが参戦してからの立体機動装置アクションが半端なくあんなアトラクションがあったら是非、体験してみたいと思うものでした。
そんな立体機動装置を操る兵士達が両手に持つ交換可能なスナップブレードの刃を観てて思わず、笑ったのは内緒です。だって、刃の形状がカッターナイフだったんですもの。
道理で折れるは交換するはですわ(^_^;;)


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元々原作をほぼ知らないと言う事もありますが、巨人の巨人たるカラクリ、そこに潜む秘密を知ってか知らずか腹に一物ありそうな、この世界観での大人たる大人を演じる長谷川さんと國村さんやピエール瀧さんの存在が物語を引き締めてると言うのもエンターテイメントの鉄則から外れてないのもよりこの作品を上に押し上げてるのだと思います。
冒頭、巨人が100年間現れてなかった壁の中の世界を平和たっぷりに描くシーンとその後の悲惨さの対比が素晴らしくまた、タイトルバックがなく始まって最後にドンと出て来る事で徹頭徹尾、怪獣映画に惹かれ業界に入り、監督にまで昇り詰めた樋口監督の集大成的作品になりそうな予感がします。
こんな同い年に頑張られると自分も頑張らねばと思ってしまいます。
さぁ、後編の【進撃の巨人 -ATTACK ON TITAN- “END OF THE WORLD”】を愉しみに待ちつつ、態とかどうか分かりませんが後編の副題と同じ名をもつ“SEKAI NO OWARI”の主題歌でも買って来て記憶した映像の反芻でもしましょうかねぇ(爆)
 
最後に冒頭の超巨大巨人と対峙する外壁警備団の中に可愛いコが居るなぁ位に思ってスルーして、エンドロールを観てビックリ!!
アレは、“たかみな”だったのかとなったのだけは不覚でしたわ(笑)


※関連リンク

今日から来週末まで怒涛の新作映画ラッシュ(笑)


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