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一作目のオマージュたっぷりにようやく完璧な姿になったね。【JURASSIC WORLD at TOHOシネマズ 日本橋】 [映像・音楽]

猛暑日が一週間続くってどんな火の七日間なんでしょうねぇ(笑)
今日も猛暑だと週末は大人しくしていたい処ですが、もう既に映画のシートを押さえてるので頑張って八日で四本を達成すべく明日は朝から出歩くつもりです。
 
さて、八日間で四本も映画を観るって事は普通なら週末に二本ずつ観るからそんな負担にならない様に思えますが常に初日に観る派としては、【JURASSIC WORLD】が今回はあまりに大作の封切日が重なりそうな事と世界中で大ヒットした勢いを借りて急遽、平日からの上映開始を掲げた聞いては初日に駆けつけない訳にいかないじゃないですか!!
実際は終電で帰る位になるので結構、翌日辛くなるかなぁと思ってたのですが、内容がとても充実してたのでほとんど翌日に影響はありませんでした。



 
さて、あまり情報を知らずに臨んだのですが、今回は作品の世界観的にもリアルに第一作の時代から22年後を描いており、第一作【JURASSIC PARK】で作り上げ破壊された「ジュラシックパーク」があった架空の島「イスラ・ヌブラル島」に新たに作り上げられた「ジュラシックワールド」でのお話になっていました。
それを物語が進むにつれ、第一作のオマージュたっぷりに描かれるのですから、自然と22年前の興奮が蘇ると共に先入観なしにあの恐竜が闊歩する島の光景に没入出来ます。しかも第一作を監督をされたスピルバーグ監督へのオマージュ的な趣向もあり、とにかく125分、両脚に妙に力の入る一級のアドベンチャー映画だったと思います。


しかし、まさか第一作のDNAを操作しまくったウー博士が再登場し、また次回作を予感させる退場になるとは予想してなかったのでスクリーンで彼を見た時は頭の中で整理が必要でしたわ(爆)


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今回は端々に第一作の韻を踏みながら、「ジュラシックパーク」で数々の名シーンを紡いだ懐かしいビジターセンターを今回の騒動を巻き起こす元凶のハイブリッド恐竜「インドミナス・レックス」が破壊して大暴れする様を正に第一作で「ティラノサウルス・レックス」がやってのけたか如く再演してくれた上で、真打的に登場する「ティラノサウルス・レックス」が実は第一作の個体だと分かった時にはもうね涙が出てきました。
そして、「ティラノサウルス・レックス」同様、この作品に欠かす事の出来ない恐竜と言えば「ヴェロキラプトル」ですが、今回はちょっと様子が違っていてちゃんと名前を貰った四姉妹(ブルー、デルタ、エコー、チャーリー)なんですよ。このコ達がクリス・プラット演じるオーウェンと心通わせ、紆余曲折ありながら「ティラノサウルス・レックス」共々「インドミナス・レックス」と対峙するクライマックスは動物好きな私としてはもう手に汗握りながら涙浮かべて見入ってしまいました。
 
後、この手の作品には欠かす事の出来ないリスク管理の甘い責任者が出て来ないとお話が進行しないのは誰もが思う処です。てっきりそう言う立場で終わると思っていたブライス・ダラス・ハワード演じる運営責任者クレアが物語が進むに連れ、どんどん勇ましくなっていき、最後に「ティラノサウルス・レックス」を「インドミナス・レックス」の前に連れて来るシーンは圧巻でした。
彼女の甥にあたるザックとグレイが来園して、「インドミナス・レックス」の脅威に晒されてると知ってからの彼女の変貌は未婚の女性の設定でありながらそれはまるで「女は弱しされど母は強し」そのものでありました。
ザックとグレイも実の両親が離婚しそうな複雑な環境下にあり、兄弟仲良くじゃなかった冒頭から様々な危険を潜り抜ける内に終盤にはすっかり仲の良い兄弟になっていくんですよ。
アドベンチャーパニック映画でありながら、各所で色んな絆を育む様を描いており、とても好感の持てる映画でした。


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実は予告にいっぱい出てきた「プテラノドン」たち翼竜が原作通りの理由で飛来するのかどうか気になっていたのですが、実際はこの手の映画ではお約束の勇者のフリをした蛮行が原因だと分かり、ちょっとがっかりもしたけど、結構な見せ場になったので満足です。
 
最後に大元凶の「インドミナス・レックス」はどうやって倒されるのかと思ってたら意外な伏兵が最後の一撃を決めてくれました。
その様がダイナミックでまさか予告でも必ず出てるし、「プテラノドン」も一飲みだったし、実はこいつが最強って思ったのは公然の内緒です。
最終決戦の勝者のヒントはグレイと恐竜の歯の数です(爆)
 
 
どうやら次回作は三年後の夏に決定しており、オーウェンとクレアも登場するそうなので、ここは是非、「ティラノサウルス・レックス」と「ヴェロキラプトル」のブルーにも再登場して欲しいものです。
とりあえず、もう一度観たいなぁ。
Blu-rayは絶対に買いますわ。



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