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これも一つの卒業式!!【劇場版 弱虫ペダル】 [映像・音楽]

すっきりしない曇り空が続きますね。
気温が上がらないけど湿度も適度にあって過ごし易いと言うのとはちょっと違いますね。

さて、今日で映画のお話も一区切りです。
そんな取りを務めるのは【劇場版 弱虫ペダル】です。



掻い摘むと「弱虫ペダル」は自転車ロードレースに掛ける高校生達の群像劇です。
そんな自転車ロードレースの世界にアニオタの主人公・小野田坂道が飛び込む事で若干リアルじゃないけど、その塩梅が逆に功を奏して自転車ロードレースと言うものの地位を向上させてくれた作品だと自転車好きとしては思っています。


どうしてもこの国では二輪の乗り物には正しい目で見る大人が少ないので間違った認識をされたり、無法なお馬鹿さん達が自己中な乗り物にしてしまう部分がありますが、本当は人の力だけで何処までも快適に突き進んでいける乗り物だと言う事を雄弁に語ってくれる数少ない作品ではないでしょうか。
本当にリアルだと対極に「のりりん」があり、こっちはこっちで好きですけどね(笑)


Yowamushi_Pedal_001.jpg
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さて、本作はそんな漫画原作を全62話で主人公・小野田坂道が一年生ながらインハイにおいて個人総合優勝を果たすまでを描いてテレビアニメ化した直後の時間軸のお話です。漫画原作はその後も続いており、そんな原作では描かれなかった部分を挟み込むストーリーとして描いてるのです。
漫画を読んでなくてアニメでしっかり嵌まって一番好きになったピークスパイダーこと巻島先輩と同じクライマーとして尊敬して止まない坂道との部活につきものの引退と言う別れをドラマチックに舞台を火の国・熊本の2dayレースに凝縮して描いてるのはとても良いのですが、スポーツものをテレビアニメ化すると一レースに割ける尺がふんだんにあるのに対して劇場版では限られた90分と言う尺で描かなければならないのでちょっとだけ消化不良の部分が残ったのが残念でした。
まぁ、まさかのチーム全員であの歌を大合唱してトレインやるとは思いませんでしたし、やきもきされながら最後は美味しい処を持っていた巻島と東堂のヒルクライムが見られたので良しとする事にします。
 
テレビシリーズの第三期があると良いなぁ。



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