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兄で始まり、弟で終わる。そして三度目の正直!!【UNFAIR -the END- at MOVIX亀有】 [映像・音楽]

いやぁ、はっきりしない天気が続きますね。
今週もほぼ連日、雨の予報が出ておりどうしてくれようかと言う面持ちです。

今週末はまた映画のハシゴ、三連星が待ち受けてるので一昨日は四連単にならない様にしっかり封切りとなった新作映画を観て参りました。


観て来たのは、三度目の正直の映画三作目にしてようやく九年越しで完結となる【UNFAIR -the END-】です。
正直、映画化された第一作でちゃんと謎解きも含めて終わらせてくれるのかと思いきや、?な映画で映画版第二作は劇場に足を運ばなかったのですが、観に行った方の感想が良かったので“WOWOW”で放送された時に観て、ああーー、観ておけば良かったと後悔したので今回はまぁ三度目の正直ですし、本当に完結するだろうと腹を括って臨みました。


確かにそもそもの下敷きとなった秦建日子さんの「推理小説」に端を発した『アンフェアなのは誰なのか?』に再び引き戻され、篠原涼子さん演じる主人公・雪平夏見の父を殺した犯人を明らかにし、その原因となった警察、検察、裁判所に潜む闇の組織の摘発までを描き切り全てが終わったので完結編としてはそれで良いのですが、ラスボスがあの方で本当に良いのかと言うのはかなり疑問でしたね。
むしろ脇におられた吉田鋼太郎さんじゃ駄目だったの?って思っちゃいますもの。
キレたサディストの役と言えば吉田鋼太郎さんが最適任ですもの(ご本人は最近、好きになったけど役としてのあの酷さは生理的に受け付けないほど嵌まります)ねぇ。


UNFAIR_the_END_001.jpg
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何の柵か知りませんが強引にあの彼をキャスティングせざるを得ないのはエンドロールに流れる楽曲ともども、何処か雰囲気を壊してる気がしてもったいなかったですわ。
特に今作はプロローグからかなり最終作である事を意識した映像で始まって、エンドロールで様々なアンフェアだったのは誰かを紐解きながら締める手法だった故にねぇ(^_^;;)
篠原さんの鍛え上げられた裸身も拝めましたしあの『バカかお前は』も聴けましたし、主人公としての本懐も遂げ、阿部さんと寺島さんの掛け合いも初期のドラマシリーズ時の関係性に戻ったかの様で良かっただけに残念です。
それにしてもドラマシリーズ時から雪平の娘役だった向井地美音さんがそのまま今回も演じられてて、リアルに流れた時間を感じると共に今やAKB48メンバーになってる事を観終わってから知ったその事実はかなりインパクトがありましたわ。
 
最後に作品として本当の残念と言えば、加藤雅也さん演じる薫ちゃんの本心があったればの数々のアンフェアな態度が紐解けたのにあの最期はちょっと気の毒でしたわ。
まぁ、昨今、冷え冷えとしたドラマ制作体制が取り沙汰されてるフジテレビにおいて未完になる事なく落着したので良かったですかねぇ。



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