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スパイ版「My Fair Lady」!!【Kingsman:THE SECRET SERVICE at TOHOシネマズ 日本橋】 [映像・音楽]

九月ももう半ばですね。
後三ヶ月半もすれば新しい年になるんですから、刻が経つのは早いモノです。

今年を振り返るにはまだ早いですが今月中に今年見た映画が40本を越えるのは確実なんですよねぇ。つまり一ヶ月平均4本以上なのですわ(爆)
恐らく今までで一番ペースが速いんじゃないでしょうかねぇ。
それでも昨年までのほぼ“TOHOシネマズ”一択から“MOVIX”も併用する様になったので「TOHOシネマイレージ」の貯まり方は芳しくなかったりします。



さて、そんな年間観了映画数に拍車を掛ける事にこの週末もなっていて二日で三本観てきましたので、今日から三日間は映画のお話となりますのでお付き合いの程を。
1本目は【Kingsman:THE SECRET SERVICE】です。
上映開始が待ち遠しくて仕方なかったので初日のレイトショーで臨んだのは公然の内緒です(笑)

 
こちらは劇場で流れる予告編だけの情報だけしか持たずに臨んだのですが、観ながらで十分、その背景は頭に入ってくるので全く問題ありませんでしたが簡単に概要を紹介しましょう。
まずは“Kingsman”とは英国の高級テイラー「Kingsman」を表向きの顔としながら実は裏ではどの国にも属さない独立諜報機関の事を指します。
「アーサー」をリーダーとする“Kingsman”の面々のコードネームはあのアーサー王と円卓の騎士に倣い付けられてるのです。
“Kingsman”は殉職した時にしか補充されないのでコードネームは代々引き継がれてるのです。
ちなみに補充は各メンバーが連れて来た中から一人を選び出すと言う割と悠長な補充の仕方でなんとも紳士的で良いです(笑)
過去にエージェント「ランスロット」の最終候補に残りながら本作前半の主役であるエージェント「ガラハッド」を庇って殉職してしまった勇敢な男を父に持つ青年「エグジー」が最終的にエージェントとして正式に補充されるまでを描いてるのです。


Kingsman_001.jpg
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この「エグジー」役のタロン・エガートンはなんとこれが映画デビューと言う事で劇中でも表現されてる身分の高い低いではなく、『マナーが人(紳士)を作る。』を信条としたエージェント「ガラハッド」による「エグジー」を一流の紳士に磨き上げて行く様は演じる本人にもリアルに重ね合わせられ、実に痛快ですし、オーダーメイドの(劇中では防弾素材で仕立てられてる)スーツを作りたくなります。
まぁ、マシュー監督の独特の感性による英国紳士スパイ悪書映画なので若干、肌に合わない人もいるかもしれませんが、毎度のお下劣な部分もあの程度なら酸味の効いたスパイスなので私は存分に129分、愉しませて貰えました。
敵があのサミュエル・L・ジャクソン演じる狂ったカリスマIT経営者と言うのも中々外連味たっぷりで嵌まっていましたし、ね。
きっと、次回作もあるでしょうから、もう一回観に行ってお布施しときたくなる映画でした。



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