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完結して良かったよ(笑)【劇場版 MOZU at MOVIX亀有】 [映像・音楽]

だいぶ、朝晩がヒンヤリして来ました。
昨日と言うか数時間前、帰宅中にその冷え込みに恐怖しましたわ。
今週は結局、年末進行のバタバタだったりで思う様にナイトラン&ウォークがまだ一回も出来ずにいますが、気温とは裏腹に体感する寒さが上廻ってる様なのでランをやらないのもやむなしって処です(^_^;;)

さて、今週末も封切り映画があるので観て来た映画のお話はサクサク終わらせます。


この間の週末、フルマラソン並みの移動距離を稼いだ日に観て来たのは“WOWOW”“TBS”のコラボ作品【劇場版 MOZU】です。

昨年の四月〜六月にTBSからWOWOWへのリレー形式でテレビシリーズが放映され、今回の映画化に合わせてスピンオフ作品も二本放映されるなど、ハードボイルドなお話としてはかなり華々しい展開を魅せた作品です。
テレビシリーズの時から謎だった「ダルマ」の正体と様々な謎が結びつき合い、Season2の盛り下がり感を払拭する出来映えながら、尺が足りなくてややダイジェスト感が漂う感じが少しして残念でしたが、エピローグへのアプローチが結構、良かったので良しとします。


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主人公・倉木が戦後最大のフィクサー・吉田駒夫(彼こそがダルマと呼ばれる日本犯罪史の闇そのものであり、闇を蠢く犯罪組織の頭領)に辿り着き、ケリを付けるまでのお話に重点を置いてるからこその、ダイジェスト感に感じる部分もあった訳ですが、そんなダルマに属する劇場版だけの新キャストの活躍が凄かったですわ。
特に権堂と言う池松君演じたテレビシリーズにおける殺し屋「百舌」新谷宏美を崇拝する余り、殺し方の模倣を繰り返すど変態役を松坂桃李くんがキレキレに演じてくれるは、そんな「百舌」の兄、新谷和彦との死闘は見応えたっぷりで、その格闘シーンだけでも満足出来ます。
まさか、窮地にヒーローの様に新谷和彦が登場するとは映画が始まった時には想像すらしませんでしたが、心の中で登場を願う様に誘導された感が無きにしも非ずですがグッとくるシーンでした。


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御年90歳と言う設定のダルマこと吉田駒夫のふてぶてしさはさすが、ビートたけしさんだと思いつつもその片腕の高柳を演じた伊勢谷友介さんも見事に他のキャストを喰い気味でしたし、何よりテレビシリーズから事ある毎に倉木に絡む長谷川博己さん演じる東のハイテンションキレキレ演技とまさかの共闘には、ホント、爽快感すら感じました。
総ての謎とダルマの死を以て物語は幕を閉じますが、エピローグの主役三人の阿吽のじゃれ合いと倉木が歩く場所はシリーズを通して観て来たものならグッと来るものがあります。
人が死にまくるシリーズですが、最後の最後で救われた気がします。
流石に劇場にもう一度行こうとは思いませんが、WOWOWで早めに放送してくれる分には無問題ですから、お願いしますね、担当者さまww



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