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しのぶれど vs ちはやぶる、されど・・そして【映画 ちはやふる -下の句- at MOVIX亀有】 [映像・音楽]

昨日は良い陽射しでしたね。
風が強くもありましたが、これぞ春って天候でGWの始まりとしては良い感じじゃなかったでしょうか。

さて、今日はそんな昨日のお話ではなく一昨日の夜のお話です。


私はGWも平日が祝日化した日は仕事なので世間一般に合わせた長期休暇を見越して新作映画を公開されるとスケジュールがタイトになり非常に困る訳です。 と言う訳でサクサクとこなすべく先ずは先月、上の句が公開された【ちはやふる -下の句-】を観て来ました。

[上の句]より9分ほど尺が短くなってますが、観た感じではエピソードを取り零す事なく未だ原作は完結してないものの恐らく将来こう言うエピソードに辿りつくであろう終わり方で良かったです。
今回の一先ずのお話として選ばれた終着点は案の定、一年生の時の全国大会で千早が現役競技かるたクイーン、若宮詩暢(演じるは詩暢らしさはもう完璧だった松岡茉優さん)と直接対決し、善戦するも及ばずで大会を終えるまででした。
ただ近い将来、クイーン戦での再戦を詩暢に誓う処から、上の句の冒頭でもありましたが完結編を予感させる名人、クイーン戦での対峙する千早と詩暢、太一と新のシーンがインサートされ煌びやかなアニメーション的演出のエンドロールまでの流れを観たら、こりゃ次あるでしょ、と思ったのでした。
翌朝、このレビューを書こうと資料を集めてたら、舞台挨拶で原作者からのお手紙と言う事で次作がホントに発表されたそうで、今から楽しみで仕方ありません。


Chihayafuru_Shimo_no_ku_001.jpg  
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今回、詩暢の人と違うファッションセンスを持つが故に、やはり人とファッションセンスが違う千早が持ってる原宿限定タオルに動揺し、素っ頓狂な取り乱し方をする様を期待しており、その期待通り以上の演技に爆笑させて貰いましたし、千早が我に帰り、大疾走するシーンは身長が低いとか関係なく原作以上の美しくかっこいいシーンになっててグッと来ました。
前回と違ってただただ愉しいだけの競技かるたのシーンから、各人のかるたって自分にとっての何かを模索しながらの演技が加わったシーンになってて、ハイスピードカメラ“ファントム”の威力大炸裂でした。
まさか文科系競技でこんなハイスピードカメラを使い倒すとは誰も想像しなかったんじゃないでしょうか。


Chihayafuru_Shimo_no_ku_002.jpg
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今回、画面のカラーも上の句とは違い淡く潔い雰囲気を出しており、個々の葛藤、そして絆がテーマの作品である事が至極ストレートに伝わる工夫が随所に発揮され、その一役は間違いなく先程紹介したハイスピードカメラ“ファントム”が担ってました。
1秒間に約1000コマもの撮影が可能なカメラ(お値段も法外みたいですからきっとレンタルでしょうね。)だそうでその実現にはとんでもない熱量を出す大光量の光源(18kw×2台を至近距離から)も必要だそうで、演じる役者さんも重ねるテイクの数を考えるととんでもない力を擁した事ことと思われます。
若いからこそ可能な事でしょうから、これをバネに他の作品でも輝く事を期待してしまいます。

そして再び集結して次作が早くスクリーンで観られる日が来る事を祈りながら、今はBlu-rayを待ちたいと思います。


※関連リンク

青春(一生)全部掛けて好きな事がありますか?【映画 ちはやふる -上の句- at MOVIX亀有】


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