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一筋縄でいかないアクション映画でした!【THE ACCOUNTANT [邦題:ザ・コンサルタント] at MOVIX亀有】 [映像・音楽]

多少の波はあれど、夜になると冷え込む傾向だけは緩む事がない正に冬になってしまいましたね。
それでも、東京に戻ってくるとニ、三度は暖かくなるイメージなのでラン&ウォーク出来そうならナイトラン&ウォークしております。
まぁ、あんまり無理をして風邪など背負い込んでも仕方ないので程々ですけどね(笑)

さて、今週末は今年になって初めての観たい映画の封切りが重なり過ぎてどうしようか悩ましい処です。
取り合えず、今夜は今年初の極爆上映に臨む為に立川へ参ります。
その前に、先週末に観て来た映画のレビューなどしようと思います。




先週末、観て来たのはベン・アフレック主演の【THE ACCOUNTANT [邦題:ザ・コンサルタント]】です。
当初、ベン・アフレックが苦手なので観る気はなかったので、予備知識なしに臨んだら予想だにしない展開の連続に終わってみれば実に毛色の変わったアクション映画として十分、愉しむ事が出来ました。

先ずはこの作品の公式紹介が全く主人公の生い立ちを語ってないばかりに毎年たくさんやってくるただのハリウッド発のアクション映画の一つとしてしか認識出来ない処に罠があります。
始まって、ベン・アフレック演じるクリスチャン・ウルフなる会計士(そう、原題は正に会計士なんだけど、日本人に馴染みないからの[ザ・コンサルタント](笑))の生い立ちが語られるや、これは草なぎ剛君が演じた【僕の歩く道】的な主人公なのかと、思い知ると同時にそのプロローグが最後まで張り巡らされた伏線の始まりである事に気付くのは物語終盤の事なのでした。
正確には「高機能自閉症スペクトラム」と言う先天的な障害を持つウルフが表の顔と裏の顔をもつ会計士である事とそこに絡むアメリカの財務省犯罪捜査部(主に局長と局長にある種の脅迫とも取れる指名された分析官)との関係、更には本篇でウルフの真の身分が脅かされる原因となる「リビング・ロボ社」が隠す不正などなどが複雑に絡み合いつつ、徐々に紐解かれていく様はウルフのあり得ない狙撃能力、インドネシアの格闘術「シラット」をほぼノースタントでこなすと言った激しいアクションとのギャップを伴って物語前半の若干の弛みをも払拭してくれるものでした。


THE_ACCOUNTANT_001.jpg
↑カーソルを合わせてクリックすると(iPhone/iPadの場合はタップすると)別ウィンドウで展開します。

ちなみに、クリスチャン・ウルフと言うのも偽名で在り、そのネーミングセンスこそが財務省犯罪捜査部の捜査官にならざるを得なかったメリーベスが彼の真の姿に辿り着くきっかけとなっており、中々ユニークな設定です。
今回の話の流れとして、人気が出れば次作も作れるよ的スタンスを醸し出しながらも、( ̄ー ̄)とさせられるエンディングで締め括られてるので、このまま完結でも構わないと思ってます。
でも、この手の一筋縄じゃないアクション映画って思ったより数が少ないので出来る事ならトム・クルーズが演じた「ジャック・リーチャー」シリーズやマット・ディロンの「ボーン」シリーズの様になって続編が製作されても良いのじゃないのかもと思いましたわ。



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