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自分にだけ聴こえる音楽と生活音との共存・その2【ambie・sound earcuffs 外観/装着/音質編】 [購入日記]

いやぁ、この週末は北風はあれど、両日とも晴天で寒がりさんでなければ、まずまずの天気でしたね。
間違いなく今年は暖冬なのを実感しております。

今日は昨日に引き続き、新機軸のヘッドホンであるソニービデオ&サウンドプロダクツ(ソニーV&S)とベンチャーキャピタルのWiLが共同出資する“ambie(アンビー)”が発表した【sound earcuf】のお話の続きです。

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既に使い始めて数日が経過しておりますが、“伊勢丹”の店頭で四苦八苦した装着方法は購入したその夜、自宅で再度試した処、何の事は無く普通に装着出来てしまい購入に至るまでの葛藤は一体何だったのかと自問自答を繰り返してしまいました(笑)
この手の今までとは手法が違う製品って、年齢や既視感が強い程、それに邪魔されて素直に受け入れられないって事を実感した瞬間でもありますし、「Walkman」文化を創った“SONY”が自らシャカシャカ騒音に一石を投じたカナル型が世に出てきた時の戸惑いと同種の匂いを感じる製品との出逢いでもあるんですよね。

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さて、実際のイヤフォンの各部紹介ですが、先ずは折角の新機軸なのに何故にL型のプラグじゃないのかと小一時間、問いたいプラグ部分です。
今時、「Bluetooth」全盛になろうかと言う時に有線なのはブランドが船出した初号機故なので恩赦されるのはマニアまでで、一般的にはこの部分だけで購買層を選びそうなものなのに、何故?と問いたいです。
実際、このプラグ形状のせいでどう運用しようかと小一時間悩みましたからね(爆)


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そして少なからず“SONY”の遺伝子が香るのにネックチューン方式じゃない上にY字分岐部分に絡み防止のスライダーすら用意出来てないのは、資産運用が上手く出来てないよなぁと思う訳です。
私がプロデューサーなら駄々を捏ねてる処ですわ。


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更に通常は右側に位置するリモコンは何故か、左側に配置されマイク側のブランドロゴも誰向けに見せたいのか分からない向き(少なくとも装着者側からはちゃんとロゴは読めないです)に印刷されてるのですよ。
この辺りに若さ故の天然っぽさを感じてしまうのですな。
ちなみにこのマイクの裏側にマルチファンクションボタンと称した再生/一時停止や受話した際の受け答えのボタンがあります。


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左右のハウジングを見極めるのはL側のブッシュに施された凸部を触るか、先程のリモコン部分が左側なのでその位置で推し量る事となります。
ちなみにこのブッシュ部分のパーツと本体を覆うシリコン樹脂の間にスキマが生じてたらそれは単に衣服と同様にズレが生じてるだけで衣服の衿を正す様にたくし上げれば簡単に直ります。
決して不良品ではないのでご安心を。


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左右のハウジングにはブランドロゴが印刷されてる訳ですがこの部分はちょうど耳の裏側に位置する事になるので、果たしてここに必要なのかぁなと訝しがってしまいます。
まぁ、何もなければ間が抜けるのは確かなんですけど、ね。
 
そうそう、色目は[Asphalt Black]になりますが、どう見ても真っ黒じゃなくて濃い灰色だったのでこれにしました。
他に[My Heart White],[Pop Sky],[Stamp Orange],[Toypu Brown],[Cuctas Green]と言う5色があるのですがどれもピンと来ない色合いだったと言うのもあります。
店頭では[Toypu Brown]の引きが強いのと徒花的だと思っていた[Cuctas Green]は装着されてる人を見てるとその奇抜さが薄れ逆にいい案配だったので次に買うならその2色は候補に加えても良いなぁと感じました。


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ヤツメウナギの目の様に見える部分がイヤーピースになります。
こんな風に絡めておくといい案配なのです。
下手にハウジングをバラバラにしてバックパックなどに放り込むとイヤーピースが抜けてしまいそうになりますから、お奨めです(^_^)b


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そんなイヤーピースを外すと透明な音導管が出現します。
こんな形状ですから当然、9mmドライバーの設置方向も特殊です。
内耳とは正対せず、90度寝かせて更に耳の後ろに位置する事になります。
有り体に言うとドライバーは空に向かって音を奏でてる事になります。


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そんな特殊形状なイヤーピースのせいで装着時に男性はほぼ全員、女性の方でもイヤーカフを付け慣れてない場合、少しまごつく訳ですが、店頭ではなく自宅で心鎮めて向き合えばこんな風に装着時のストレスは然程ではなく固定出来ます。
くれぐれも片手で横着な装着をしようと思わなければ確実に大丈夫でしょう(^_^)v


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ちなみに装着時にあまり動かすとイヤーピースがこんな風に本体と多少隙間が生じて脱着の際に抜け落ちやすくなりますので、とにかく装着と脱着時には横着はせず、ゆったりとした対応を心掛けるのがイヤーピースをなくしてしまわない最良の方法だと思います。

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キャリングポーチがない本製品ですが私の場合、使わない時はこんな風に仕舞う事にしました。
ハウジングに対してドライバーが普通な方向に装着されてないのでマグネットによる固定は出来ないのでリール部分の外縁を耳朶に見立てて挟む事で事無きを得た収納術です(^_^)b

最後に肝心の音質と言いますか、聞き味は確かに今まで邪魔だった各種生活音が余程の騒音でない、音楽と上手く溶け合って聞こえてくる様になり、また内耳にイヤーピースが直接触れない事で余計な汚れを気にする事もなくなりました。
流石に重低音派の方には奨められないですが、外界との音を遮二無二遮断する方法とは全く逆の方法なれど、快適に音楽を聴きつつ社会と共存する音場を創り上げると言う点に於いてとても面白いデバイスが登場したなぁと言うのが素直な感想です。
ラン&ウォーク生活者としては将来的にこのタイプの「Bluetootj」版が発売されたなら是非、購入したいと思いました。


※関連リンク

自分にだけ聴こえる音楽と生活音との共存・その1【ambie・sound earcuffs 開梱編】


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