SSブログ

コングにはやはり守護神の立ち位置がよく似合う!!【KONG: SKULL ISLAND (邦題: キングコング 髑髏島の巨神) at 立川 CINEMA CITY】 [映像・音楽]

いやぁ、昨日は日曜日の雨からの流れで冬に逆戻りしたかの様に最高気温も一桁台で寒かったですね。
これだと会社帰りの途中下車からのラン&ウォークを実行するにも気合いが必要になるのが何とも面倒です(^_^;;)

さて、そんな前置きとは関係なく今日のお話はそんな荒天になった日曜日の前日、土曜日に観て来た映画のお話です。



観て来たのは実は劇場で観るのは初めてになる「キングコング」シリーズの最新作【KONG: SKULL ISLAND (邦題: キングコング 髑髏島の巨神)】です。
今作は三年前に公開されたギャレス・エドワーズ版【GODZILLA】から端を発する「モンスターバース」シリーズに名を連ねる二作目に当たります。

 
それ故、物語の発端を開くのは「モンスターバース」シリーズでの共通言語になった[MUTO(未確認巨大陸生生命体)]の存在を確認したいが為に髑髏島を調べようと画策する(【GODZILLA】に初登場した米国特務研究機関[モナーク]に属する)ランダ教授と地質学者ブルックスだと言うのがパニック映画として本作を捉えるなら実に王道的なきっかけだと言えます。で、その目論見に巻き込まれる事になる(髑髏島を見つけたのが運の尽きな)[ランドサット]の職員たちとそんな調査チームを護衛するのがベトナム戦争が終結し本国へ帰る筈だったアメリカ陸軍のヘリ部隊員達と言うのがこれまた、時代背景の設定としてもコングとの対比を描く事に於いても絶妙な状況設定だったと思います。

更にランダ教授に用心棒的に雇われた元SASの主人公・コンラッドには【アベンジャーズ】のロキ役でお馴染みの[トム・ヒドルストン]とヒロインであるウィーバー(反戦を唱える女性カメラマン)役にはアカデミー女優[ブリー・ラーソン]が配役されており、想像以上に存在感があってお話として実に纏まってました。特にヒロイン・ウィーバーの女流反戦カメラマンらしい目線で撮影されたカットが時折、インサートされ、そんな側面とは真逆に終盤で魅せるまるでエイリアン2のリプリーが如くの活躍はいい意味で延々と続いたただただ翻弄される美女とコングと言う図式を覆してくれて凄く良かったです。


KONG_SKULL_ISLAND_001.jpg
↑カーソルを合わせてクリックすると(iPhone/iPadの場合はタップすると)別ウィンドウで展開します。

子供の頃に観た【キングコング】では文明の場に引っ張り出されてしまうコングに違和感があったので、今回の様に髑髏島から一歩も出る事なく物語が完結する脚本も素晴らしく、冒頭、第二次世界大戦中に撃墜し合って髑髏島に落ちてしまった日米の飛行士、二人がコングと出逢ってしまうエピソードが中盤以降、しっかり本筋に絡み合い島からの脱出劇からエピローグにまで繋げる事で、ただの荒唐無稽なB級怪獣映画になってない事に凄く意義があり、とても良かったです。
そんな話に花を添えるのは島に元々棲む怪獣達であり、個々に実にユニークで(私がスクリーンで観たくないNo.1な巨大蜘蛛[バンブー・スパイダー]もそんな擬態ありかよ的な演出のおかげでそんなにビビらなくて済みました(^_^;;))、それぞれに特長を活かした出番があり、その犠牲になってしまう人々もまぁそんな行動や言動してたら犠牲フラグ立って当然だよねぇって感じで安心して観てられました。
だって、私、観ててこの人には死んで欲しくないって思う人が死ぬ映画はあまり好きじゃないので、ね。

最後にエンドロール後のおまけ映像で2019年公開予定の【GODZILLA: KING of MONSTERS】へと繋がる布石ありなので、場内が明るくなるまでしっかり観ましょうね(^_^)b


※関連リンク

やはり「DOLBY ATMOS」に「TCX」の最強コンボで鑑賞しないとね!!【GODZILLA at TOHOシネマズ 日本橋】


nice!(8)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

nice! 8

コメント 0

Facebook コメント

トラックバック 0