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いやぁ、起動ダイアログが小っ恥ずかしいけど、いいわ(爆)【破裏拳ポリマー at T・ジョイPRINCE 品川】  [映像・音楽]

いやぁ、急に暑くなって来ました。
もう少しこの暑さは先かと思ってましたけど、そうは問屋が卸さなかったみたいですね(^_^;;)

今日はこの暑さの始まりだったこの間の土曜日に観て来た二本目の映画をレビューしようと思います。


本当は一週間前に観てる筈だったのですが、まんまとその日は寝坊して予約を台無しにしてしまった作品は「タツノコプロ55周年記念作品」でもある【破裏拳ポリマー】です。
タツノコプロのSFアニメは何処か、日本を舞台にした作品は少なく、本作の原作もアメホン国ワシンキョウ市を舞台に繰り広げられたのですが、実写化に伴って何時の時代かは分かりませんが、日本が舞台になっていました。 まぁ、アニメみたいなCGで何度か画面に映し出された東京の遠景と実際の街中とのギャップが狙っての事なのか分からないですが、フィルムのトーンは間違いなく昭和感を漂わせていましたね。

舞台設定が東京なので、登場人物たちの設定も変わってて、車錠探偵事務所は存在せず、主人公・鎧武士の本名も堀赤彦なる元警視総監の息子になるなど、実写化に合わせて根っこは同じでかなり変更になってました。ここ最近の東映が手掛けるアニメの実写化や実写のリメイクはみな、パイロットフィルム的にヒーロー誕生までを描く事が多く今作もその韻は踏んでます。
ちなみにポリマースーツの装着シーンはどうするのかと思ったら、ギャバン的な蒸着的仕上がりでしたね。まぁ、破裏拳流の必殺技は当時の主題歌にも歌われていた「幻影破裏拳」、「真空片手独楽」、「反動三段蹴り」はしっかり描かれていましたが、「反動三段蹴り」だけは今一でしたわ(笑)
本作はポリマースーツの都合上、顔が出た状態でアクションをする為、ポリマースーツを装着する役者さん自らアクションをする演出がなされており、オリジナルの悪役として女性のポリマー装着者には特撮ではお馴染みの原幹恵さんがその役を演じられてました。そんな彼女がポリマースーツを纏う際、無駄に上着を脱いで転身するシーンがあるのですが、主役を演じた溝端順平さんより、身体を鍛えた感があり、もっとその肢体のままでアクションを魅せて欲しいと思ったのは私だけではない筈です。
まぁ、最初から主役には悪役である事がバレバレの体で騙されていたのは主役の相棒である来間譲一刑事だけだったと言う流れにおいて、天使から悪女に変貌する様は彼女も中堅処の女優さんになったのだなぁとしみじみ思いながら観てしまいましたけどね。

後は意外と南波テル役の柳ゆり菜さんが面白くて、原作のテルっぽいアクションも様になってて思わぬ収穫でした。果たして最後の最後でまさかないと思っていた[ポリマーホーク]になるなど次作を匂わせる演出もありましたが、興行的に厳しいので次作はないでしょうかねぇ。
だって、お話的に盛り上がる敵役を捻り出すのがかなり厳しいと思いますから(^_^;;)



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