悠久の1100年!!【SEIKO･[PRESAGE] SAWK001】：Element of Elements：So-netブログ

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悠久の1100年!!【SEIKO･[PRESAGE] SAWK001】　[腕時計] [編集]

昨日は日中は晴れ過ぎてそこそこ暑かったですが、夕方からの雨のおかげで気温が程よく下がって気持ち良かったですね。個人的には予報と違って帰る頃には雨が止みラン＆ウォークが出来て更に嬉しかったです(^_^)ｖ

明日は雨模様らしいのでラン＆ウォークするとしたら早朝かなぁと画策しつつ、今日は映画を観に行くのでその前後をラン＆ウォークに割り当てる予定です(`・ω・´)ｷﾘｯ
そんな今日は丁度一ヶ月前に修理に出していた腕時計が直って来たお話をしましたけど、その腕時計について掘り下げようと思います。

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こちらが先月、無事にオーバーホールから帰還した“SEIKO”が[PRESAGE] の一つとして1991年に発売したパーペチャルカレンダー仕様の腕時計です。ちなみに[PRESAGE]は今も継続している“SEIKO”のブランドです。

ちょうど二十代半ばでそこそこしっかりした腕時計を身に付けておく必要があって購入したものです。基本、私はアウトドア仕様の頑強な腕時計が好きでスーツなどフォーマルに合わせるものがなかったから買ったんですよねぇ。で、どうせ買うならクォーツでもパーペチュアルカレンダー(永久カレンダー)を搭載したものにしようと思ってこちらにしたのでした。

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この時計はリューズを廻す事で6時位置にあるモード表示針がそれぞれの機能表示が刻印された部位を指す事で起動する仕組みになっています。そんな機能は6つあり、12時位置から時計廻りにそれぞれTIME、ONE DAY ALARM、DAILY ALARM、MATCH、CALENDAR、SEARCH(曜日検索)となっています。
ちなみに上の画像はMATCHモードです。
MATCHモードって耳慣れないと思います。
こちらはクォーツと言えど複雑な機構でパーペチュアルカレンダー(永久カレンダー)を表示する為に些細な針のズレが命取りになるので故障以外で万が一、各針の基準点がずれていた場合、時刻合わせの前に正しい位置に修正するモードとなっています。上の画像の様に３つの針が12時位置にぴったり重なり、日付も窓の中央に位置していれば基準はずれてないって事になります。

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ONE DAY ALARMとDAILY ALARMはその名の通りの機能なので割愛して、次はCALENDARモードの説明をしようと思います。この時計は1400年から2499年までの1100年間の全ての曜日を記憶しており、普通の腕時計では日付と曜日までしか表示出来ない処を西暦の下二桁まで表示出来るのです。
上の画像は(20)17年6月16日(金)と表示しています。
蒼い枠で囲まれた紅い針が｢17｣(年)を指し、ピンクの枠で囲まれたベゼルの｢VI｣(月)を指し示すのが蒼の半月状の針です。そして碧の枠で囲まれた紅い半月状の針が｢Fri｣(金)を指し示してる事でそう読み取ってるのです。

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で、竜頭を引き出すと今まで曜日を指し示していた紅い半月状の針の反対側の蒼い秒針の先端が｢2000｣(年)を指し示す事で初めて2017年6月16日と読み取れる様になるのです。はっきり言って実用かどうかは置いといて各モードに移行する際に針が所定の位置にいくまでの動きに魅せられてるからこその酔狂な趣味の時計なのですよ(爆)

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どうしても全てを影無く撮る撮影体制を組めないので、改めて西暦の上二桁の部分をどう文字盤上で表示されてるかスーパーマクロで撮影してみましたので、確かめてみて下さい。文字盤の外周にそって、西暦の上二桁用の表示とそれ以外の部分に下二桁用の刻みがあるのが分かる事と思います。
はっきり言って老眼入ってしまったので私にはこの文字はこうでもしないと読めないのですよ(^_^;;)

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まぁ、こんな複雑な時計、説明書がなきゃ、間違って設定しかねないので、修理と同時に取扱説明書のコピーもお願いした処、修理が上がる時に一緒に貰う事が出来ました。多分、部屋を探せば何処かに取扱説明書がある筈なのですが、もう26年も前の事で何処にしまったかは流石の私でも忘却の彼方なので、コピーを頂く事で補完する事にして大正解でした。

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バックルは三つ折り式のものでワンプッシュでロックを外せるタイプではないです。脱落防止のダブルロックにはブランドロゴが刻印されています。今の[PRESAGE]とは違うロゴなのも今となっては貴重ではないでしょうか。