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夏だ、映画だ、極爆祭り・その2【東京喰種 -Tokyo Ghoul- at 立川シネマシティ】 [映像・音楽]

台風5号の残り香たる強烈な暑さも一昨日だけで何だか再び雨がちで変な夏ですね。
今夜と明日も映画なのに覚悟した暑さより雨の方が鬱陶しくて嫌な感じです。
おかげで満足にラン&ウォークも出来やしないから、ね(^_^;;)

さて、今日も引き続き映画のお話です。
先週の土曜日、態々、立川まで出向いて極爆仕様で観て来た二本目の映画はこちらになります。




アニメ版は確か一話か二話で挫折してしまった【東京喰種 -Tokyo Ghoul-】です。きっと実写版の方が観やすいだろうと言う事と窪田正孝くんが主演と言う事でアクションが安心して観ていられそうかなぁとかなり軽く考えて臨んだのですが・・・・

想像以上に原作を全く知らないのに、とても言いたい事が分かりやすい映画に仕上がっていてそこにハリウッドに依頼した音響だとかアクションとCGなどが良い彩付けをしてるのでキャストの演技に深みが出てて全体的に良かったと思います。惜しむらくは個人的に昼間のシーンでのCGが近年稀にみる馴染みの悪さで鼻についたのが残念でした。

Tokyo_Ghoul_001.jpg
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後は通常の演技的に申し分ない清水富美加さんのアクションが吹き替えばかりでその直前に観てしまった【TRANSFORMERS THE LAST KNIGHT】でのイザベラ・モナーが目に焼き付いてしまってちょっと萎えてしまった事でしょうか。随分、日本の映画もアクションやCGの使いこなしが良くなって来てますがそもそものアクションの部分は特に女優さんの場合、吹き替えせざるを得ない大人の事情がまだまだ散見しており、何とも歯痒いですね。スタントの方も日本の場合、その待遇などから成り手も限られる状況が特撮ファンを長くやってると分かってしまうだけにアニメの製作現場共々、真剣に底上げ出来る環境を作れない限り、無邪気な同胞からも掛け値無しで評価して貰える作品の潤沢な供給にはならないでしょう。
 
最後にもっと殺伐とした血飛沫が上がるのかと思ってましたが、心理描写や真っ当なアクションに重きがおかれていて、そこそこ愉しめました。音響が特にあの【ARRIVAL】を担当されたNICOLAS BECKER氏と言う事もあって極爆感が半端なくて臨場感があったのが愉しめた要因の一つでしょう。特に主役の窪田くん演じるカネキが繰り出す赫子「鱗赫」の鱗状のものがカタカタ動く音がドミノ倒しのドミノの音みたいで余計に不気味さを演出しており、その選択が実に興味深かったです。
この作品は瞳に始まり、瞳で悩み、瞳が一時の終わりを付けたと言っても過言ではない作りになっていて、もし次作があるなら同じ制作チームでの続投を臨みたいものです。実はアクションより音響よりそこが響いたんです、私的には、ね(^_^)b



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