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リブートじゃなくてリビルドだね!!【BRAVE STORM at TOHOシネマズ 上野】 [映像・音楽]

いやぁ、昨日は日陰が最適で日なたにばかり居ると汗ばみかねない陽気でしたね。
まぁ、風が冷たくなって来てるので程よくは過ごせましたけど、ちょっと想定外でした。

さて、そんな昨日も早朝、選挙に行ってからの映画でしたが、今日、お送りするのは金曜の夜に観て来た映画のお話です。



観て来たのはまぁ、上映に漕ぎ着けただけ御の字ではありますが、ほぼ“TOHOシネマズ”系でしか上映がなく、初日である金曜日を逃すとどの劇場も一回のみかつ毎日、深夜枠に一回しか上映してくれない悲運の【BRAVESTORM】です。しかも、“TOHOシネマズ 上野”を除くと「MX4D」上映と言う縛りまであると言う奇妙な上映スタイルなので、2D版で観んが為に“TOHOシネマズ 上野”を選択したのでした。

ぎりぎりまで行くべきかスルーすべきか悩みましたが、私の子供の頃、大好きだった昭和の二大マイナー特撮である『シルバー仮面』と『スーパーロボット レッドバロン』が現代に甦ると聞いて臨んで大正解でした。

BRAVE_STORM_002.jpg
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異なる世界観を持つ二作をどう繋げるのかと思ったら、『シルバー仮面』の世界を基本にタイムリープを絡める事で後々明かされる『スーパーロボット レッドバロン』の紅兄弟との間に流れる関係性を血縁とし、敵役も『シルバー仮面』の序盤に登場する[チグリス星人]と[キルギス星人]だけに絞り、かつ『スーパーロボット レッドバロン』の敵役である[鉄面党]が担う部分も総て[チグリス星人]と[キルギス星人]に担わせる事で想像以上にシンプルなお話になってました。これなら【BRAVE STORM】として観ても十分、理解出来るものになっています。とても81分の尺とは思えない仕上がりにちょっと感動しました。
当然、予算とかも相当に厳しかったのでしょう、時折、(ノ∀`)なシーンも散見されましたがそんなのは観終わったらどうでもいい事に出来る作り手の情熱をビシバシ感じる特撮作品になっています。


特に劇中では[シルバー]と呼称され、決して「シルバー仮面」などとは呼ばれない春日光二が装着する「シルバースーツ」のデザインが[R1]から[R2]にヴァージョンアップする様は『シルバー仮面』でも後期ジャイアントになった事へのオマージュとも取れるし、そのマスクのフォルムとして人の唇が見える事で当時、微妙にださかった部分まで[R1]が踏襲してて、泣けてきました。いや、だからこそ[R2]が劇的に格好良くなるのはちよっと鳥肌が立ちました。春日兄弟、五人の設定も個々にキャラがしっかり立ってますし、『レッドバロン』側の紅兄弟、特にお兄ちゃんである健一郎博士のキャラ立ちが素晴らしく、どう考えても普通に潤沢な予算がある今の現行特撮テレビシリーズや安易にリブートで映画化される過去の特撮キャラを一杯抱える某大手は考えた方が良いのではと思えるほど、作品に対する思い入れが凄く伝わってくるものでした。
 
極めつけはエンドロール直前、唐突に出て来る静弦太郎役の寺脇康文氏が叫ぶ「不知火が攻めてくる」ですよ。寺脇康文氏が出演されてる事は知ってましたが、一体、誰役なの?って思ってたら、まさかの静弦太郎ですからねぇ、しかもバックショットながら『アイアンキング』映ってるし(爆)
まぁ、静弦太郎役と不知火でピンと来る人は早々、居ないと思いますが、ね。
これでいきなり「To Be Continued」って言われたらそりゃ、面喰らいますがな。

まぁ、春日ひとみ役の檀蜜さんが全く活躍しないまま、終わったから残念だと思ってたのでこう言うオチかいって、( ̄ー ̄)とさせられましたが、本当に『BRAVE STORM 2』作って下さいね。
こうなったら、是非!!!
BLu-ray買って、応援しますから、ね。



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