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これこそがTVシリーズを再構築すると言う事だよ・その1【劇場版 コードギアス 反逆のルルーシュ I 興道】 [映像・音楽]

今日は今年一番の寒さであり、年末と同程度が予想されてるそうですね。
この投稿は実は予約でして、ちょうど投稿されてる時間の頃は意を決して立川詣でに臨んだ帰りの道中の筈です。

その立川詣でとその前にもう一本、観た映画があるのですがそのお話はまた別の機会を設けるとして本日は、先週末に重い腰を上げて観て来たこちらのレビューです。


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それは近頃、“WOWOW”でも一挙放送されていた【コードギアス 亡国のアキト】の本筋である【コードギアス 反逆のルルーシュ】全50話を新たに再構成し補完用の新作カット投入&総て新録アフレコで三部作となる内の第一作【劇場版 コードギアス 反逆のルルーシュ I 興道】です。

パンフでも主役であるルルーシュの声を担当された福山潤さんが、何故に今更、総集編を劇場に掛けるのかと言う疑問を持ちつつ新録のアフレコに臨んだら、第三部「皇道」のアフレコ終了時には、至極納得出来る出来映えに少しでも疑いを持った事を悔いたそうです。

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確かに私も今年は制作プロダクションこそ違いますが【交響詩篇エウレカセブン】の劇場版第一作のあまりの出来に絶句した心の傷がまだ生々しかったので、こちらも同様の出来だったら嫌だなぁと疑いの眼で臨んだのでした。ところがこちらは全編を通して作画品質も素晴らしくて、何処に新作カットを挟んだの?もしかして一際輝いてるこのカットか、などとその差が分かり難く、改めてこの作品が放送当時から素晴らしい品質だった事を再確認する事となりました。

ちなみに当時のオープニングテーマを手掛けたのが「ギアス」と「エウレカ」、どちらも“FLOW”なのですが、それをちゃんとファンの心理を分かった上で効果的に使ってる「エウレカ」の制作陣はツボと言うのを心得ておいででこの言葉を贈るほかありません。


やっぱ、「腐ってもサンライズ」です。
[注:「腐っても鯛」に掛けた褒め言葉です(`・ω・´)キリッ]

 
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今回の「興道」はスザクが[ランスロット]のデバイサーと判明するまでを描いており、来年2月の「叛道」と5月の「皇道」がどうなるか、今から楽しみですわ。しかもそんなに長く上映してないだろうと思ったら第六週までの入場者プレゼントを設定してるなど、送り手側も本気で再構築に臨んでるのが良く分かります。

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私が観た回は第四週に当たるので生コマフィルムでした。
中身は何と、後に『機動戦士ガンダムUC』で[ブライト]さんを演じる事になる成田剣さんが声を担当されたジェレミア卿でした。ジェレミア卿もギアスに色濃く翻弄された一人であり、この作品観を支えた一人である事は間違いないので、これは当たりって事でしょう(笑)
いやぁ、この三部作が終わった後に何が待ち構えてるか分かりませんが、この作品は少なくとも主人公が主役ロボット(KMF)を操るのではなく、登場する人々をギアスの力と自らの知略で操り、事を為すと言う異色作でありながら確固たる地位を築いた傑作です。まだ二週は上映してる様なので未見の方はこの期に最初から観ると言うのもありかもしれません(^_^)b


※関連リンク

一章増えたからちょうど、折り返しだわ。【コードギアス 亡国のアキト 第3章 「輝くもの天より堕つ」 at TOHOシネマズ 日本橋】

最終章は今秋じゃなくて来年の二月に延期かよ!!【コードギアス 亡国のアキト 第4章 「憎しみの記憶から」 at TOHOシネマズ 日本橋】

待たせた上にリテイク前提とはねぇ(笑)【コードギアス 亡国のアキト 最終章 「愛シキモノタチへ」 at TOHOシネマズ 日本橋】


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