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観る前と観た後でこんなに印象が変わる映画もないなぁ。【ラプラスの魔女 -Laplace's Witch- at MOVIX亀有】 [映像・音楽]

今日は好天から一転、一日中、雨ですね。
GW明けの初日からこうだときっと朝の通勤電車は大混乱必至でしょうね(^_^;;)
巻き込まれない様に早め早めの行動をするに限りますわ。

さて、今日は一昨昨日の夜、観て来た映画のお話にしようと思います。次の週末は観る映画がないのでこれで観た映画の積み残しがなくなるのでやれやれですわ。



観て来たのは東野圭吾の小説を原作とする【ラプラスの魔女 -Laplace's Witch-】です。実は予告では原作者と主演の二人ばかりにフォーカスされてて監督が誰だか全く知らなかったのです。
で、公開前日のTV番組『VS嵐』を観て初めて三池監督だと知った次第です。その時点でもう席の予約は完了しており多少の不安を抱きつつ鑑賞に臨みました。

Laplace's_Witch_001.jpg
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観終わった後、この作品のジャンルは一体、何になるのだろうと言う疑問が頭の中を駆け巡りました。出演された俳優陣の演技はかなり良かったにも関わらず、原作を読んでない私ですら、物語のキーとなる過去の事件の犯人が分かってしまい、ミスリード感とか、サスペンス特有のドキドキ感がなく見事にあっさりと終わってしまう事がなんかお話としての根幹をまるでこのパンフレットの表紙の様に霧の中に置いてきた様なそんな感覚に陥りました。
久しぶりに豊悦の外連味或る演技も観られたし、すすちゃんがすっかり大人の顔になってたり、福士君も良かっただけにねぇ、ちょっと悲しかったです。櫻井くん演じる大学教授の青江のだささ具合もいつもの櫻井くんじゃなく良かったけどストーリーテラーと言うより狂言回し的でどうしてもガリレオシリーズと比べてしまうからか余計に物足りなく感じてしまうんでしょうねぇ。

やはり、まだまだ人間には『ラプラスの魔女(悪魔)』は過ぎた代物って事ですかね。
そんな荒唐無稽とも思える力とミステリーを合わせるって処が東野圭吾の新境地なんでしょうが個人的にはまるでニュータイプを扱ってしまったけど昇華出来なかったねって感想です。 まぁ、『ラプラスの魔女(悪魔)』って代物は個人的には昨今、全然当たらない天気予報などに貢献出来る凄い力だと思うからあったらいいなぁとは思いますけどね。



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