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艶あり笑いあり世情ありの痛快時代劇!!【蚤とり侍 at MOVIX亀有】 [映像・音楽]

今日は少し暑さが和らぐ様ですがそれは夕方からの雨への序章。
それはそれでラン&ウォークが出来ないのでもどかしい限りです。

2012年の5月から始めたラン&ウォーク生活も7年目突入な訳ですが、そのきっかけの一つは阿部寛さん主演の映画がきっかけだったりします。で、またもそんな季節に阿部さん主演の時代劇が公開されると言うので馳せ参じてみました。



それは「後妻業の女」の鶴橋康夫監督がメガホンを取った【蚤とり侍】です。オリジナルかと思いきや小松重男さんが書かれた歴史小説が下敷きになってるそうです。監督よりキャストありきで観に行ったので、これらの情報は帰って来てパンフで知った次第です(^_^;;)
いやぁ、まさか田沼意次と松平定信の覇権争いの時代とは思ってなくて、冒頭からのめり込んで観てしまいました。それにしてもスクリーンで時代劇の濡れ場って観たの始めてかもしれません(笑)

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それでも阿部さんと豊悦と言う高身長でどちらかと言うと無口な役が似合う二人が繰り広げる中盤の濡れ場指南のシーンはクスクス笑いが溢れるものでしたから、ただの艶一辺倒でもなくて助かりました。で、終盤から幕引きへ向けてなんてのはどちらかと言うと意次と定信の諍いに巻き込まれ、己が何故、蚤とり(猫の蚤とりは表の顔、実は“淫売夫”)に身をやつさねばならなかったのかが分かるのです。馬鹿殿かと思っていた君主の真意と意気地無さと英断までを引き出して大団円となる辺りは時代劇にありがちな悲哀な幕引きじゃなくて、実に良かったです。
それにしても、阿部さんと豊悦のコンビって他でも観たくなる様な面白さと艶があって良かったですわ。こんなに良かったのに実は来週いっぱいで上映終了と言うのがなんか切ないです。観たい方は今週末がラストチャンスですよ(^_^)b



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