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これこそがTVシリーズを再構築すると言う事だよ・その3【劇場版 コードギアス 反逆のルルーシュ III 皇道 at TOHOシネマズ 錦糸町】 [映像・音楽]

今日で五月はお仕舞いです。
昨日の夕方前から降り出した雨も朝には上がるらしいので、せめて最後くらいは皐月晴れになって欲しいものです。

さて、今日は昨年の十月末に始まった『コードギアス 反逆のルルーシュ』TVシリーズ全話を劇場版三部作として再構築し、先日、発表された『復活/Re;surrection』へと繋がる第三部である【劇場版 コードギアス 反逆のルルーシュ III 皇道】のお話です。


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今回は第二期のクライマックスを140分に凝縮し、一部の新規作画と完全新規アフレコで臨む最終作、そして次への期待として観に行った訳ですが、いやぁ、当時色々あった枝葉を丁寧に時には大胆に再構築した事で最初から最後まで何度クライマックスが訪れるんだろうと言うシーンの連続に大満足でした。
流石に今回は限られた予算で制作されてるのでやや荒れたもしくは劇場の大スクリーンではちょっと辛いかと言うTVシリーズの流用シーンも散見されましたが、某Eや某MΔとは比べものにならない構成に当時よりすっきりとした形で「ゼロ・レクイエム」を受け入れる事が出来ました。

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当時の放送時の作画品質もさる事ながら、完全に新規アフレコを敢行したからでしょうか、各キャラクターの葛藤がより鮮明に深く刺さる関係性の再構築に成功しており、この十年の間にあった外伝OVAなどの設定も含め、『復活/Re;surrection』への期待値をMAXにする布石は完了したと言って良いでしょう。

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そして何より、生き残った各キャラクター達がオリジナルのまま新規アフレコ出来たと言う事は、『復活/Re;surrection』でどの様に個々に復活を果たしていくのか、はたまたどんでん返しの始まりになるのか、まったくどんな仕掛けになるのか想像がつかない処も“ゼロ”を擁するこのシリーズらしくて良い終わり方だったと思います。また、それぞれ違った目論見で覇権を握った(握ろうとした)シャルル、シュナイゼル、ルルーシュの考え方を昨日、今日、明日と掛けた辺りはホトトギスの鳴き声に対する姿勢になぞられた信長、秀吉、家康とはまた違いますが、架空の歴史に重みを加える名設定でした。いやぁ、現実世界が混迷する世界情勢の事を考えると、『コードギアス』が復活するのはようやく時代とシンクロしたと見る事も出来て実に興味深いです。

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ちなみに今回の第一週の入場者特典は生コマフィルムだけでした。
しかも、私のは完全にモブシーンだし(爆)
場内でも交換をお願いするコアなファンが居て、きっとこう言うシーンばかりでやっきになってたのかもなぁと思いましたし、そう言うシーン自体、ここ最近は目にした事がなかったので新鮮に映りました。さぁ、どんなメディアで『復活/Re;surrection』が刻まれるのかまだベールに包まれてますがテレビだとしたら10月スタートか来年の4月辺りですかねぇ。


※関連リンク

一章増えたからちょうど、折り返しだわ。【コードギアス 亡国のアキト 第3章 「輝くもの天より堕つ」 at TOHOシネマズ 日本橋】

最終章は今秋じゃなくて来年の二月に延期かよ!!【コードギアス 亡国のアキト 第4章 「憎しみの記憶から」 at TOHOシネマズ 日本橋】

待たせた上にリテイク前提とはねぇ(笑)【コードギアス 亡国のアキト 最終章 「愛シキモノタチへ」 at TOHOシネマズ 日本橋】

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