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想像以上に破天荒だったわ(笑) 【パンク侍、斬られて候 at MOVIX亀有】 [映像・音楽]

毎日、過激に空気が熱せられてるので、突然の雨に備えが必要になりますね。
出来ればナイトラン&ウォークの邪魔だけはして欲しくありませがこればかりは天の配剤なので、出たとこ勝負と言った処でしょうか(笑)

さて、今夜は立川詣でに出陣いたします。
なので、その前に積んでた映画のレビューと参ります。




【SOLO : A STAR WARS STORY】同様、初日に観に行きながら寝かせてしまっていたのは【パンク侍、斬られて候】になります。時代劇好きの私としては予告編を観た時から行かなきゃなるまいとは思っていましたが、一抹の不安もありました。
 
「これって、本当に時代劇だよね?」
と言うのも予告の中で特殊メイクされた恐らく人語を解する大猿も入り乱れての戦いが描かれてるとの事でしたからねぇ(^_^;;)
実際に観てみると大猿は永瀬正敏さんが演じられてるのは知ってましたが、まさかナレーションまでその体でやってらっしゃるとは最初からそのネタが明かされるまで誰だろう?誰だろう?と思いながら観てましたからねぇ。


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ちなみに二時間越えの作品でしたが、お話の根幹は冒頭の綾野剛さん演じる主人公・掛十之進さんの私的な欲望の為のはったりが放った悲劇とその復讐なんですよね。つまり、無茶だけどプロローグとエピローグだけ観てもお話は繋がると言う事でもあります。そんな事を言ってしまっては元も子もなるのでそんなはったりを発端とした各人各様に積もり積もらせたはったりの果てが間にインサートされてるのですな。

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今作でもいい味を出してる豊川悦司さんを筆頭に一癖も二癖もある役者陣が繰り広げる丁々発止に時には笑い、時には唖然としながらお話は当然の様に嘘から出た真の「腹ふり党」と主人公が士官したいと思ってる「黒和潘」の面々に大猿・大臼延彦(でうす・のぶうず)率いる猿軍団が加勢する二大勢力による決戦へと進んでいきます。でも、それがクライマックスかと思いきや、時代劇そっちのけで宇宙論的な展開にまぁ驚かされます。
個人的にパンクって何?って思ってたので、これがパンクかぁと思ってしまったのですが、間違ってたらご免なさい。とにもかくにも、ぶっ飛んだお話でありました。
 
これは好き嫌いがはっきり分かれる作品だと思います。
もしかすると観る時の気分でも左右されそうです。
流石に今一度、劇場に脚を運ぶ事はしませんけど、WOWOWで放送したらまた観てみたいです。

最後に、この作品、実は“dTV”による配信作品として当初、進められていたそうで道理で本編が始まると“dTV”とテロップされた筈です。なので、とてもレアケースな生い立ちを保つ作品が劇場公開に漕ぎ着けた訳で、最終興行成績如何によっては今後、こうした展開が多くなるかもしれませんね。



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