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さらば、王国、そして本能は途を見つける!!【JURASSIC WORLD : FALLEN KINGDOM [極上爆音上映!!] at 立川 CINEMACITY】 [映像・音楽]

この暑さは異常ですね。
この状態で台風が数多く発生する八月を迎えた場合、スーパー台風なんてのも現実を帯びて来そうで軽く戦慄します。子供の頃、暑い暑い四国で育った身でもこの連続する熱波は経験した事があるかどうかですから。

そんな暑さ本番が夏休み前に訪れてしまい、これからの夏映画のラッシュをどうクリアするか悩ましい今日この頃。まずは第一弾として観て来た映画のお話にしようと思います。


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初日のレイトショーにて堪能し尽くしたのはあの恐竜王国が復活してからきっちり三年待たされた甲斐のあった【JURASSIC WORLD : FALLEN KINGDOM】です。
今回も邦題につけられた「炎の王国」にピンと来てませんでしたが観ればやはり、陳腐な邦題だなぁと思ってしまいました。原作のままでいいじゃないかと思ったのは私だけではない筈です。
さて、今作の舞台は前作から4年が経過したイスラ・ヌブラル島(前半)と北米は北カリフォルニア州にあるロックウッド・エステート(後半)と言う設定が、忌まわしき【THE LOST WORLD : JURASSIC PARK】を彷彿とさせるもので、観るまで一抹の不安がありました。でも、そんなのは溶岩に飲み込まれる王国と彼ら恐竜(特に今まで恐竜達が恐怖ばかりではなく穏やかさの象徴でもあったブラキオサウルス)の断末魔がとても物悲しく涙なくしては観られない前半と一気に畳み掛け問題提起ししつつ一時閉幕する後半がバランス良く配され、第一作が持っていたワクワクドキドキ感そのままに二時間ちょっと駆け抜ける作品に仕上がっていました。まぁ、まさかの大活躍するパキケファロサウルス(頭突竜)のユーモラスさが少し長くて笑ってしまいましたけどね。


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今作でも前作に引き続き遺伝子操作された[インドラプトル]なる架空の凶悪恐竜が登場し、現代を生きる我々にとっても決して絵空事ではない作物などに対する遺伝子操作がもたらす世界の歪みと人の欲望に対する警鐘も暗に描かれていました。そして子供と動物を出されてはもう太刀打ち出来ないほどのヒットになると言う法則で出て来ただけだと思っていたサブヒロインたるメイジー・ロックウェルの生い立ちがまさかまさかの設定で恐らく数年後に予定されている第三作にとっても大きく意味を持つ事になるでしょうし、演じたイザベラ・サーモンがとっても可愛くて、成長したメイジーをどう演じそこにどうブルーが絡み、恐らくは全作を通してもはやアイコンと言っても良い最後の生き残りたるT・レックスが絡んでくるのか愉しみでしょうがありません。
脚本次第でとんでもない尻すぼみや荒唐無稽になる可能性が無きにしも非ずですが、今はただ今作を劇場でリピートするなりBlu-rayの発売を首を長くして待ちたいと思います。


※関連リンク

一作目のオマージュたっぷりにようやく完璧な姿になったね。【JURASSIC WORLD at TOHOシネマズ 日本橋】


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