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出逢い、成長、継承、そして希望へ!!【劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- at MOVIX亀有】 [映像・音楽]

今日は毎年恒例、ショートショート夏休み第一弾です。
なので、昨夜一日遅れで開催された隅田川花火大会や台風の影響で帰宅が遅くなった方々によって朝の通勤時間帯に混乱が起きようとも対岸の火事と言った具合に安穏としてられます(`・ω・´)キリッ

さて、そんな今日は台風が忍び寄り始めた先だっての金曜の夜に観て来た映画のお話です。



観て来たのはTVドラマ開始から10年の歳月を掛けて劇場版に辿り着いた【コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-】です。ちなみに今作は“フジテレビ”が異様な番宣攻撃を仕掛けて来ていたので予告映像を目にする機会が多かった訳ですが、その内容が実に煽り過ぎていて、そんなに災害が連続して起きてしまう海猿的展開なお話ではありませんでした。
実はあの予告で観に行く気が少し減退した感があったのであんな空回り番宣しなくても今までTVシリーズを観て来た人達ならそんな事をしなくても観に行くわと思った次第です。でも、“フジテレビ”は今まで観て来てない人をも相当に動員したくての番宣だったのは、本編冒頭、数分間に今までのシリーズを振り返るダイジェストを挿入してあった事でも明かでした。個人的にはあのダイジェストがなくても良かったなぁと思ってます。

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結局、予告で散々凪がされていた成田空港での乱気流による影響で機内に多数の怪我人を出してしまった航空機事故はあくまで作品としての導入部分としてあっさり描かれており、もう一つの海ほたるに濃霧の影響で突っ込んでしまったフェリー事故ですらあくまで翔北ドクターヘリチームの各人の成長の証を中心に描く為の布石に留まっていたので、そっち方面を期待した向きには物足りなく感じたかもしれません。ある意味、予告がいい意味で裏切ってる効果になっていれば良いのですが、今作に対しては意見が別れるかもしれません。

そんな事より、この10年の集大成として最初からフライトドクターのフェロー、つまり主役として演じて来た山下さん、新垣さん、戸田さん、比嘉さん、浅利さんの阿吽の呼吸と間の人間ドラマに主軸を置いて描かれた事は観て来たこちらとしては2時間ちょっとじんわりと魅させて貰いました。
特に指導される立場から指導する立場になった五人が1stシーズンでお話の流れ的に降板せざるを得なかった柳葉さん演じる黒田先生の言葉を具現化する様に指導して行く様と3rdシーズンで新たにフェローになった4人の成長がきっちりと描かれてくれたので、全体の起伏はゆるやかながらいい纏まりだったと思います。
ドクターヘリのシーンも映画ならではの緻密さと音響も手伝って迫力あったし、劇伴も新しく編曲してるみたいでTVドラマでは味わえない作品になってました。そのせいか分かりませんが、今回はやけに観客の中で男性を中心にすすり泣く声が聞こえて来てそれだけが意外でした(^_^;;)
 
最後に、巣立ちと帰るべき場所を構築したとても良い終わりだったので、ヒットしたからと言って安易な劇場版の続編は作って欲しくないですわ。



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