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秋の夜長にぴったりかな?!【食べる女 at MOVIX亀有】 [映像・音楽]

昨日は結局、雨は降らず曇天と言うより程良く陽が射して過ごし易い天気でしたね。
私はと言えば今日が確実な晴天予報だったから大事な事はみんな今日にスライドさせてしまい、ちょっと後悔してしまいました。結果、気管支に余計な刺激を与えずに過ごせて良かったんですけどね。

さて、そんな訳で今日は一昨日の夜、観て来た映画のお話です。本当はもう一本観たかった映画があるのですが、映画の性質上、レイトショー設定がなかったのでこちらの作品にした次第です。



観て来たのは原作者の筒井ともみさん自らが企画・原作・脚本・プロデュースされた【食べる女】になります。
昨今、食を扱う作品が増加しておりきっとこの作品も様々な美味しい料理がスクリーンを彩るだろうなぁと思って臨んだ訳ですが、予想に違わずレイトショーなんかで観たら観終わった後、お腹が鳴って大変な事になってしまって鎮めるのに往生した作品でした(笑)

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原作自体は10年以上前に書かれた二本の短編小説集を「食べる女」と「続・食べる女」であり、この映画化に際し、纏めたものが「食べる女 決定版」として刊行されています。そんな食欲と絡みつく性欲と言う誰もが諍いを忘れてしまう二大欲求をあけすけに女性目線で描かれた短編集を下敷きにした上で、小泉今日子さんを筆頭に八人の女優さんそれぞれの恋愛模様を食を繋ぎ粉に描いてるのでオムニバス感が半端なく、一本の作品として観るより数本の短編集としてもう少し長い尺で観たかったかなぁと言う思いが募りました。
 
特に大人の女性の恋愛模様と言いながら、子役の二人がそれぞれ登場人物の娘役でいい味を出しており、しかも似通った感じなのでどっちの子の親御さんの話なのか少し戸惑う部分もあったり、何故か一人だけちょっと違う軸で描かれた広瀬アリスさん演じるあかりのエピソードが何処か一本の長編映画として観た時に据わりが悪く感じてしまいました。
だからこそエピローグの玉子かけご飯のシーンが素直に観られなかったです。
パンフでも描かれてるから、そこにテーマがあると思うだけに残念でした。
 
まぁ、食を刺激する映像と一服の清涼剤的に登場していた「シラタマ」を演じていたネコの“ノの字”が可愛くてそこだけは申し分ない破壊力でしたけどね。



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