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まんまと騙されたよ(笑)【マスカレード・ホテル at MOVIX亀有】 [映像・音楽]

昨日と打って変わって北風が強めな一日となりそうな週明けです。
ちょうど帰る頃には北風も収まりそうではありますが、ナイトラン&ウォークは状況を見て決行したいと思います。

そんな今日は今年初めて観に行った映画のお話にしたいと思います。



毎年、毎週の様に映画館に足を運ぶ私としては新作情報は基本的に本編上映開始前の予告編が唯一の頼りなのです。で、邦画ながらこの【マスカレード・ホテル】はどんなミステリーになるのか原作を読んでないので昨年冒頭から期待しつつ一年間待っておりました。それに昨年の『さんタク』であろう事かさんまさんが飛び入り出演をしてしまう事(実際に見逃すかと思っていましたがあーーここに使われていたのかと安堵するものでしたwww)が明かされており、若干の不安もあったんですよね。フジテレビが絡んでると言うのが最近は不安材料でしかありませんから(^_^;;)
観終わっての感想は133分と言うやや長くとも取れる尺ながら、鏤められた伏線を上手に回収しつつ、原作を知らなければ誰が犯人だか全く分からずチェックメイトを迎える大団円は嫌いじゃない仕上がりでした。ただ作品的に大事なシーンなのでしょうが、台詞廻しで個人的に気に入らない台詞を木村さんが放っていてそこは少々残念だと感じましたが終わってから反芻するも他にいい台詞が思い浮かばなかったので致し方なしとする事にしました。まぁ、ホテルマンと言う一般からするとどんな仕事内容なんだろうと思ってしまう謎多き職業と刑事と言うドラマで扱われる第一位的な相反する職業に就いた者同士がホテルで行われるであろう予告殺人を巡って織り成す人間ドラマを丹念に描いていて、その部分が長すぎると思う向きもあるでしょう。それでも、恐らくその長さこそが犯人を分かりづらくさせていたと思いますし、個々の演者の仕草や表情も観てる者をミスリードの世界へと誘っていたのだと思います。

MASQUERADE_HOTEL_001.jpg
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唯一、冒頭から絶対にこれが最後の鍵だと思わせてしまうペーパーウェイトの扱い。これをホテル側から見て正しい位置に戻す行為(お客様を迎え入れる為の部屋の室礼)が諄い位に何度も何度も映し出されるのですよ。あーー、絶対に何かあるよねと言うメッセージが匂っていてそこはもう少し何とかならなかったのかと思ってしまいました(爆)
今作は当たれば、既に前日譚と正統なる続編も原作として完成してるのでそちらの映像化も見越してるのでしょうがキムタクフィルターで見てしまう人を含めてどう評価されるか気になる処ではあります。個人的には次も観てみたいなぁとは思っています。
だからと言って安易なテレビドラマにはして欲しくないので是非、次も映画でお願いしますとだけ祈願して締め括りたいと思います。



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