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本編では描かれなかった男臭い物語。【PSYCHO-PASS Sinners of the System Case. 2 First Guardian at MOVIXさいたま】 [映像・音楽]

昨日は数字以上に体感的に寒い一日でしたね。

そんな中、諸々の都合で初めての場所で映画を見る事になった訳ですが、それはいつものシネコンでは最終の上映時間がやけに早くて仕事帰りでは間に合わないと言う理由によるものでした。



初日だと言うのにそんな憂き目に合わされた作品は先月末、四年振りに劇場に戻ってきた「PSYCHO-PASS」シリーズの第二弾【PSYCHO-PASS Sinners of the System Case. 2 First Guardian】でした。今回のお話はCase. 1から遡る事、四ヶ月前から始まり本編の内容的にはTVシリーズ第一期が始まる直前の沖縄が舞台になっており、第二期から登場した須郷執行官が執行官になる前に属していた国防省時代に巻き込まれたある作戦とそれに端を発した事件に焦点をあてたものになっています。

つまり、主人公は須郷であり、彼が執行官になるきっかけとしてのエピソードであり、そこに宜野座の実父でもある征陸執行官が密接に絡むと言う男臭い刑事ドラマ向きには堪らない渋い設定となっているのです。しかも、征陸執行官とバディを組むのは同じく第二期で既に殉職している青柳監視官と言うマニアックな組み合わせなのですわ。
ちなみにサブタイトルの意味には観ていれば主人公が須郷である事と密接に関係している事が誰でも分かりますし、更に幾重にも意味を込められているみたいで私は好きです。


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Case. 1と違って国防省や外務省に公安局の属する厚生省が絡み合う政治的側面が顔を出すお話なのでアクションが減るのかと思いきや、その方向性が多少違っているだけでした。なので軍事ドローンのエースとしての須郷もたっぷり描かれていて、メカアクションも増えてるし、征陸たち執行官と犯人との格闘戦なども見応えたっぷりで60分と言う短い尺ながら、今回も満足の行く作画レベルでした。来月上旬に公開予定のCase. 3への布石が冒頭と最後のシーンに宛がわれており、一体、この鏤められた伏線がいよいよ真打ちとして登場する狡噛にどうオーバーラップしていくのか、今から楽しみです。

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今回も来場者特典は予定されていた通りの設定集でしたが、やはりパンフに纏めてくれれば良いのになぁと言う感想しか出て来ないのがとても残念でした。しかし次のCase. 3でもいつものシネコンでの最終上映時間が早かったらまた、今回の処に出向かなければならないのだけがちょっと辛いですわ。悪くはないのですが如何せん帰る方向と逆ってのがねぇ(^_^;;)

※関連リンク

やはり、気になる作品は初日に観ておくべきだね。【劇場版 PSYCHO-PASS at TOHOシネマズ 日本橋】

四年ぶりの新作と聞いて。【PSYCHO-PASS Sinners of the System Case. 1 罪と罰 at MOVIX亀有】


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