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コンゲームには笑顔が良く似合う!【コンフィデンスマンJP -ロマンス編- at MOVIX亀有】 [映像・音楽]

早いもので令和になってから三週間ほど経ちました。
GWも関係なく仕事に明け暮れていたので新時代などと言われてもピンと来ませんでしたが、今年も来月が終われば折り返し方と思うとちょっとだけ焦ってしまいます(^_^;;)

さて、そんな今日は先だっての金曜日にレイトショーで観て来た映画のお話です。



観て来たのはTV版の視聴率が振るわなかったのに映画化された【コンフィデンスマンJP -ロマンス編- 】です。まぁ、脚本が今を時めく古沢良太氏と言う事に懸けるフジテレビの執念で実現した様に思えて仕方ありませんけどね。
正直、TV版が振るわなかったのはコンゲーム(信用詐欺)を実現するにはより大きな風呂敷(舞台)を用意して周到に騙すからこそ、成功した後の種明かしが爽快になる訳でTVの尺でやるのは難しかったのだと思われます。まぁ、この映画版を観れば、TV版はこの映画の為に盛大に蒔いていた餌だったのだと分かりますが、そもそもTV版を全部観て、この映画を観に来ている層がだれだけ居るのかなぁと言う疑問だけは残りました。
私は全部観ていたのでTV版の4,5,6,8話のゲスト以外が全て絡む誰が仕込みで誰を騙すのが首題なのか複雑に幾つものコンゲームを絡ませた巨大風呂敷と言う名の騙し合いを愉しむ事が出来たので面白かったですけどね。


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コンゲームとしてのカラクリ、つまり毎度の大風呂敷(今回は巨大風呂敷と呼んで差し支えない訳ですが)を何処から仕掛けてあるか、お魚ちゃんである騙したい相手と観客に悟られない様にお話を進めなければならない訳ですが、私には結構、分かってしまう程度の仕掛けだったので最後のネタばらしの爽快感が然程じゃなかったのが残念でした。やはり、コンゲーム映画は本当に難しいですよね。

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それでもシークレットゲストやら小日向さんの変装が分からなかった事、エンドロール後の映像で和ませて貰ったので良しとします。後、今回の最大のお魚ちゃんだったあの方の怒りを通り超したら馬鹿笑いするしかないシーンがなんとも爽やかだった事、このコンフィデンスマンJPチームの騙し取った金額より騙すまでの仕掛けを達成出来た事で喜び合うシーンが象徴的で良かったと思います。
 
個人的にコンゲーム作品は死人を出してはいけない派なので、この作品は肯定的に受け止めています。今作がどの位、興行的に成功するか分かりませんが、もし次回作があるならもっと仕掛けだけは複雑にして欲しいなぁと切に願います。



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