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かけがえのない日常と弛まぬ研鑽の結実!【ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 -永遠と自動手記人形- at MOVIX亀有】 [映像・音楽]

今日は週明けだと言うのに日付が変わった頃から朝方は台風15号のせいで大荒れ予報が出ています。
出来れば出勤時間には収まっていて欲しいですが、予報を見る限り微妙な案配です。

さて、そんな今日は先だっての金曜の夜に観て来た映画のお話です。



観て来たのはあの悲劇の前日に完成していたと言う【ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 -永遠と自動手記人形-】です。
あんな事があったせいもあるでしょうが週替わりに配布される書き下ろし短編小説冊子三種をコンプしようと既に何回目を観ているのだろうかと言う若いファンの子達も多くレイトショーだと言うのに満員御礼の大盛況でした。

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正味90分の作品でありメカが飛び交ったり激しいアクションがある訳ではありませんが連綿と紡がれるお話と繊細な表現に見惚れると言うのはこう言う事を言うのでしょうか。全く飽きる事なく凝視してしまいました。特に木漏れ日の描写と劇中の中盤に繰り広げられる社交ダンスシーン、何より主人公・ヴァイオレットと心を通わせ始めたイザベラ(エイミー)が初めてダンスに取り組む際の足元の何気ないファーストステップのシーンの間には鳥肌が立ってしまいました。また、その前後に挿入されたタイムラプスな風景描写も今までにない表現で表現の自由性に限りはないのだなぁとしみじみ思いました。

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ちなみに私が貰った入場者特典の小説冊子はTVシリーズ第10話に登場したアンの12年後を綴った「アン・マグノリアと十九歳の誕生日」でした。50頁に満たない長さなのであっと言う間に読めてしまいます。終盤の頁にインクゴミが張り付いており、取り除こうとしてまだ生乾きだった事から出来たてホヤホヤ感が伝わるほろ苦さはありましたが、他の二冊も読みたくなってしまいました。既に一週目の配布は終了してる様ですが、二週目の金曜日の早い時間から行けるほど暇でもないですしダブる可能性も大いにあるので、素直に三種目の四冊目をゲットするのが一番無難かもしれませんね。
 
最後にエンドロール後に流れる完全新作映画の予告が来年の一月公開から鋭意制作中と言う表現に変わっており、何処か現実に引き戻されました。きっと何年掛かっても創り切ると言う意志の表れであり我々はそれを急かすでもなくただ日常を活き、巡り巡った歳月の果てにまた出逢える事を信じるだけだと思い、劇場を後にしました。



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