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外連味たっぷり、こんな戦車映画を待っていた!【T-34 (極上爆音上映!!) at 立川 CINEMA CITY】 [映像・音楽]

昨日の雨は冬のそれではなかったけど、今までが程良い暖かさだったのでダメージを受けた人も多かったのではないでしょうか。今日からは秋晴れがようやく続くみたいでこのまま穏やかに冬へ移行して欲しいものです。

さて、そんな今日は昨日に引き続き先だっての日曜日に立川詣で二連戦を敢行したその後編になります。


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立川での二本立て続けに映画を観る事を決定づけたのは昨日の【JOKER】を観る機会を台風などで逸した事とこの【T-34】が公開になったからなんですよね。
しかも立川ではガルパンの岩浪音響監督が極爆音響調整を行っていると言う事も告知され、俄然盛り上がっていた訳です。そしてその盛り上がりが過ぎて金曜日の初日は瞬間で席が売り切れてしまい、土曜日も駄目で日曜にスライドしてようやく席を確保出来たので二連戦が確定したのでした(爆)

T_34_001.jpg
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ロシア映画を劇場で観るのは初めての事で使われる表音文字がキリル文字と言う事もあって冒頭やエンドロールで流れるテロップは何が表示されているのかチンプンカンでしたが、本編は字幕がある事もあって問題なく愉しめました(笑)
そんな些細な事より掴みの冒頭シーンが炊事車輛でドイツ軍からの砲撃をかわしきる主人公・イヴシュキン中尉の腕前披露に始まり、本作の宿敵・イェーガー大佐率いるIII号戦車を含む中隊六輛とT-34-76一輛による一見無謀とも思える戦闘が終わってみればT-34-76にこてんぱんにやられるドイツ軍の構図、ここまでが前半戦なのにもうお腹一杯になるシーンの数々。但し、結局は弾が直撃しなくても車内がまるで鐘の中の様になる衝撃音と衝撃で乗員が失神する程の居住性の悪さもあるし、流石に六対一の不利な状況は変わらず、乗員二名も戦死し、この第一ラウンドはイヴシュキン中尉と操縦手・ステバンが捕虜となってしまいます。ここまでが1941年のお話で、後半は三年後、つまり1944年、捕虜となり自暴自棄になったイヴシュキン中尉が再び、イェーガー大佐と相まみえ、捕虜収容所からまんまと逃げ切るまでを描いた二部構成なのですが、後半の戦車はなんと当時の最新車輛、T-34-85になり、イェーガー大佐もV号戦車、つまりパンターに乗車しての追撃戦を繰り広げる訳ですが、これが全く三年前の一戦と不利な構図なのは同じなのに飽きさせないと言うか決着の付け方まで外連味たっぷりでとても愉しめました。
驚いたのは戦車映画なのにしっかりラブロマンスまで描いておりロシア語の通訳として収容所に収監されていたヒロインのアーニャを演じられていたイリーナ・ストラシェンバウムが収容所の服装から民服に着替えて髪を下ろしたらもう超美人が出現すると言う演出にはもう唖然としました。こんなのアリなのかと心の中で何回も呟いてしまいましたわ。
戦争映画なら悲惨な終わりが定番ですが、本作は戦車映画なので誰もが望むいいエンディングを迎える事がアクションエンターテイメントなんだなぁと感じさせるものでした。こんなにVFXと戦車を融合させた実写映画がロシアで製作された事が驚嘆に値しますので、Bl-ray出たら買わなきゃですわ(`・ω・´)キリッ
Blu-rayも劇場パンフみたいに上坂すみれさんの何かしらがが入っていたらもう売り上げは約束された様なものですが、その辺りはどうでしょうかねぇと誰となく・・・・(^_^;;)



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