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Y467からY469へ【劇場版 HIGH SCHOOL FREET at MOVIX亀有】 [映像・音楽]

昨日の雨は冷たかったですね。
あまり長い間じゃなかったから良かったですけど、来週はこの比じゃないので今から戦慄しています。それにしても天気は読めないですね。明日は当初、洗濯機の入れ替えを予定していたけど雨だと思って変更して貰ったら結局、晴れなんですものねぇ。却って変更した来週の土曜日の方が怪しい位で泣けてきます。今はただ来週の荒天が一日も早く終息する事を祈るばかりです。

さて、そんな今日は約一週間前に観て来た映画のお話です。



四年前の春にTVシリーズが放映されていた【HIGH SCHOOL FREET】が劇場版になったと言うので初日に観て来た訳ですが、タイトルは全くの捻りなしで【劇場版 HIGH SCHOOL FREET】でした。
本作も最近のアニメ作品あるあるで、制作会社は変わってますがスタッフの方々はそのままで制作されており、劇場版の名に相応しい時間を掛けた作画品質なので改めてTVシリーズを見返すとその差に感慨深いものを感じます。

さて、通称「ハイフリ」をご存じない方でもこれだけは知っておけば劇場版が愉しめるでしょうと言う事で簡単な世界観とあらましから紹介して参りましょう。

今からおよそ100年前、プレートのずれにより、多くの国土を水没によって失った日本と言う別次元世界を舞台に“ブルーマーメイド”と言う海上の保安と防衛を担う職業に憧れ、横須賀女子海洋学校に入校した少女達が乗艦する教育艦「晴風」を中心に海原で繰り広げられるお話になっています。有り体に言えば、海上版「ガルパン」的ノリが入ってますが大きな違いは実弾が飛び交うシーンがあるって事でしょうか。
ちなみに“ブルーマーメイド”が設立されたきっかけは坂本龍馬が暗殺を免れたと言う歴史を前提とした中で、龍馬の世界行脚の際に同行していた姉の乙女ほか隊士達の妻を中心として設立した「女海援隊」を祖にしていると言う設定らしいです。


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今回の劇場版の時間設定はTVシリーズの教育艦「晴風」の大破、沈と言うエンディングから四ヶ月後のお話になっています。観てて思ったのはいつの間にか「晴風」が直っているし艦番号がY467からY469になっているのに違和感を覚えつつも、クライマックスまでのTVシリーズを下敷きにしたキャラ立ち過ぎ群像劇には「ガルパン」とはまた違うカタルシスを感じました(笑)
観終わってお家に帰って、実はTVシリーズの一ヶ月後を描いたOVAがあった様でそれを観てようやくY467からY469の謎が解けたと言う体たらくはどうかご内密に(^_^;;)


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ちなみに第一週目の入場者特典はよくあるミニ色紙サイズのものを頂きました。

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ミニ色紙にしてはやけに薄いと思ったら「キャラクターソングシリアルコード付き あっと先生描き下ろしイラストカード」と銘打たれており、二種類ある内の“納沙幸子”ヴァージョンが入ってました。OVAではすっかり主役級の扱いで本作でも存在感たっぷりに描かれていたのですが、ここは“シロちゃん”じゃないのかと言う声が聞こえてきそうな気がしないではありません。だってもう一つは主役の“岬明乃”ヴァージョンなのですから(爆)

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そんな訳で今時、mp3での提供かよと言うキャラクターソングのタイトルは「監督・脚本・制作・主演 納沙でお届けします」です。もう一曲の「五感 ! 直感 ! ヨーソロー !!」を聴きたければ、今日中にもう一回観て“ミケちゃん”を引き当てるしかないのですが、まだ残ってる保証がありませんからね(^_^;;)

最後に本作の中盤から終盤は前半が全国に点在する海洋学校、四校共同で行われる“競闘遊戯会”なる体育祭と文化祭を足した様な催しを中心に描かれた前半戦とは裏腹にTVシリーズでは濃密に描かれなかった人・艦入り混じり様々なバトルシーンの大波小波で大変満足行く仕上がりでした。まぁ、戦術的な部分や突っ込みたい事は多々ありますが美麗な作画品質で勢い良く描き切ったスタッフの方々の労を労う喝采で締め括りたいと思います。
でも、Blu-rayも早く出して下さいね。
そして、出来れば、劇場版の第二弾が制作出来る様になる事を祈念しております。



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