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幼き頃の想い出と現実の狭間で。【魔女見習いをさがして at MOVIXさいたま】 [映像・音楽]

結局、一昨日の夜は雨が降らず肩透かしでした。
昨日は南風、今日は北風に転じるから体感的には寒く感じそうですね。
 
さて、そんな今日は一昨日に引き続き、先週待つ観て来た映画のお話です。


なんと職場近くの映画館まで足を運ばざるを得ないと観る事がかなわなかったのは「おジャ魔女どれみ」20周年記念作品【魔女見習いをさがして】です。
「おジャ魔女どれみ」シリーズは現在の「プリキュア」シリーズが始まる前に4シーズンも展開されていた人気シリーズであり、あの細田守監督が演出した神回があったりと現在のアニメ制作では出現し難い神回を多数内包していた素晴らしい作品でした。それが20年の刻を経て、そのTVシリーズを観て育ったどれみ世代の女性三人に焦点を当てどれみちゃん達の聖地を巡る旅を物語に織り込みながら、彼女達が成長していくお話がこの映画の本筋となっています。主人公の三人の推しがそれぞれどれみちゃん、あいちゃん、はづきちゃんとする事で感情移入し易い創りになっているので、どれみちゃん達が主人公のお話じゃなくても十分に愉しめます。むしろどれみちゃんを観て育った層に対してのお話としては至極真っ当な創りとも言えます。

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ちなみに当時の制作陣が再結集してる訳で、キャラデザ・作画監督も馬越嘉彦が担当されてて、独特のギャップ顔も健在でした。当然、そちここに出て来るどれみちゃん達の声の担当も当時と変わらない布陣で懐かしい部分もあり、あの頃、リアルにどれみちゃんを観て育った層にはとても響く創りになっています。実際に今を生きる若い層が抱える悩みだったりを赤裸々にどれみちゃん流に描いており、ファンだった彼女彼らの実生活を応援するお話にも捉える事が出来る良質な作品に仕上がっていました。
今のプリキュアシリーズとは一線を画す創りにファンも多かった「おジャ魔女どれみ」シリーズの20周年を祝う作品として珠玉の出来だと思うのでファンだった人は一見の価値ありだと思います。



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