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六年も待った甲斐があったのかな、007よ永遠に!!【007 / NO TIME TO DIE (IMAX レーザー/GTテクノロジー) at grand cinema sunshine】 [映像・音楽]

昨日はなんとか曇天で凌げましたが今日は一日、傘のお世話になりそうですね。
先だっての土曜日に大手町の自衛隊大規模接種センターで一回目のワクチンを打って貰いました。私の場合、幸いな事に大きな副反応もなく普通の生活を続けられております。本当に今回の感染症は発症してもワクチンの副反応にしても必ずしもほぼ同じ症状が全員に現れる訳でもない事が少しだけ実感した気がします。

さて、今日は一昨日、昨日に引き続き映画のお話です。



公開から二日目にちゃっかり観てたのは【NO TIME TO DIE】です。もちろん劇場は“grand cinema sunshine”「IMAX レーザー/GTテクノロジー」シアターで長丁場の164分を堪能して参りました。
多くのファンが前作の【SPECTRE】で良いフィナーレを迎えたと思っていたのに、もう一作あると言う事でヤキモキされながら待ち続けた訳ですが、蓋を開けたら164分って長過ぎない?って実は思ってました。
でも、それは良い意味で裏切られしっかり起承転結があるし、164分の長さを全く感じさせないままエンドロールを迎えられる良質のエンターテイメント作品に仕上がっていました。


NO_TIME_TO_DIE_001.jpg
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今作は前作でMI6の00ナンバーを引退した我らがジェームズ・ボンドが本作で“007”や「ジェームズ・ボンド」を名乗る事はほぼなく、引退後に襲名したノーミと言う女性が“007”として登場したりと、仮面ライダーが「変身」と叫ばない事以上の変化があるダニエル・クレイグ版007最終作でした。
そう言えばボンドガールは今回、誰も亡くなりませんでしたしね。 ボンドガールの中で白眉だったのはキューバでの作戦でサポート役として登場した新人CIAエージェントのパロマではないでしょうか。
演じたのは【BLADE RUNNER 2049】でヒロイン・ジョイを演じたアナ・デ・アルマスです。セクシーなドレスを纏いながらの大胆なアクションはこれぞボンドガールって感じでしたが、あっけなく退場してしまって残念でした。
 
今回の敵であるサフィンを演じたラミ・マレックの演技もあるのでしょうが、今までのボンドの相手とは違いとても異質な感じがして中々受け入れられませんでした。きっと、それは狂気のテロ計画の底に流れるそれぞれの家族愛が複雑に絡み合って、私怨めいた部分があったからでしょう。今までの敵は皆、世界征服的な事の方が第一義でしたからね。
そう言う意味で特定の人だけを狙って攻撃できる細菌兵器と言うキーアイテムは最高のエッセンスになったと思います。

最後になりますがエンドロールの最後の一文だけは蛇足の様に感じました。
だって、ダニエル・クレイグを越える007は今後現れないでしょう。
どんなシリーズにだって最後はあります。
今回の終わり方は一作目から観て来た者としてはもの哀しいけどそれでもハードボイルドに覚悟を決めたボンドを見られて良いフィナーレだったと思いますから。


※関連リンク

50周年に相応しい映画でした♪ そして、イニシャルはM!【007 / SKYFALL】

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