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これは怪獣映画でもあるよね。【TWISTERS (IMAX レーザー/GTテクノロジー) at grand cinema sunshine】 [映像・音楽]

昨日って朝はまだ大丈夫でしたが日中は凄かったですね。
今日も朝は風が吹いてくれれば少しは過ごしやすいのですがそう上手くはいきませんよね。
来週は少し雨が降る日があるので和らいでくれる事を祈るばかりです。

さて、今日は一昨日の夜、ファーストデイを利用してラージフォーマット版をお得に観て来た映画のお話です。



観たのはヤン・デ・ボン監督が手掛けた前作から28年の刻を経て大スクリーンに還って来た【TWISTERS】です。

前作のタイトルが単数形であったのに対して今回のタイトルが複数形の竜巻って事ですが、前作でもクライマックスでは複数の竜巻が合体してたはずなので今回は更にどうなるのか、ゴジラより大きい竜巻って触れ込みですし、しかも竜巻の調査から破壊に転ずるってどういう事?って思いながらいそいそと向かったのはお馴染み“grand cinema sunshine”が誇る「IMAX レーザー/GTテクノロジー」スクリーンです。
なお、フルIMAXサイズではなかったものの通常より高さがある画角と腹にズシンと響く音響によって臨場感が半端なかったです。
 
まだ公開間もないのでネタバレしない様に話すと前作と続きの世界線であるのが間違いないあのメカが出てきます。それは主人公ケイトがストームチェイサーを辞めるきっかけとなった冒頭、五年前のあるエピソードで登場します。
前作同様に二つのストームチェイサーチームが主軸となってお話は進んでいきます。
構成はしっかり「起承転結」で「起」は5年前から現在へ再び竜巻に関わってしまうまでを描き、「承」ではお約束の竜巻との格闘を「転」でケイトが過去を乗り越えて再び竜巻と対峙するまでを「結」はもう言わずもがなの大団円へって感じです。とても分かりやすい展開なので夏休みに観るに相応しいデザスター映画だと思います。
 
一見すると荒唐無稽に見える様で実に科学的なアプローチと昔から存在する経験と勘に因る天気が読める才能ある主人公が竜巻消失(減衰?)に挑む姿はまるで怪獣映画の様でもあり、ハラハラドキドキ愉しめます。ちょうど「結」パートが始まる頃合い、ケイトが5年前から使っている“Nikon”の一眼レフを肩から吊り下げる銃のホルスターの様なストラップが本革のクラシカルな仕様で纏っているケイトの後ろ姿が怪獣に立ち向かうヒーローみたいで個人的にはグッと来る胸熱ポイントです(^_^)b
後はケイトと共闘する事になるカウボーイ・ストームチェイサーであるタイラーを南ロンドンからやって来て取材しているジャーナリスト・ハリーが何気に味わい深くて私は好きです。彼は“SONY”「α」で撮影しているのも“Nikon”との対比があって良きでした。

前作へのオマージュは忘れず、他の竜巻映画へのリスペクトも忘れず、良く出来た映画でした。惜しむらくはフルIMAXサイズじゃなかった事くらいでしょうか。

最後に28年前と違い、今は世界的に異常気象のオンパレードですよね。何処か他人事ではないリアリティを以て受け止めるテーマでもあるのでそう言う観点からもお薦めの映画ですわ(`・ω・´)キリッ


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